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東京に降り立った迷い武士  作者: 鈴木貴


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14/17

14.武士、怨念の記憶に揺れる

(武視点)


スタサプで小学6年生の歴史、政治、経済、社会を勉強している。


あるところで頭がぐるぐるし始める。


『平将門の乱


平将門が、朝廷に反逆し、自らを「新皇」と称して関東を制圧しようとした事件。

最終的に藤原秀郷や平貞盛ら地方武士によって敗北し、乱は鎮圧された。』


頭に急に強い痛みと共に映像が出てくる。


馬で走り、刀を持ち、切り、そのうちに雨のように降ってくる矢。


わしは…。



そしてもう一つ

Googleで平将門と検索すると、怨霊という言葉が一緒に表示される。

説明文はどこも一緒で

『無念の死となった将門、その首は平安京の七条河原に運ばれ、さらし首の刑となる。

何か月経っても、生きているかのように目を見開いて腐らず、夜な夜な「私の胴体はどこにあるのか。持って来い。首をつないでもう一戦しよう」と叫び続けていたといわれる。

将門の首はケタケタと笑い出し、その後、平将門の首は怨念により故郷の東国に向かって飛んでいき、その途中の土地に落ちた。現在は将門首塚(東京都千代田区大手町)が建てられたと言われている。』


そうだ…。


あまりの悔しさに負けたことを認めなかった。

首を切られても、まだ勝つ気でいたのだ。


最初は自分の大切な土地やそこに暮らす民のために戦っていた。

そのうち、仕返しが目的になってしまったかもしれない。


戦とは、勝利とは、その犠牲となる女、子供の悲しみは、

愚かながら、ここの時代で知り、過去に詫びなくてはならない。

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