【中華ファンタジー】天帝の代言人～わけあって屁理屈を申し上げます～

男の子が主人公の中華ファンタジー。

道士になるべく育てられていた少年、英照勇。
ある冬の夜、殺し屋に命を狙われ、たまたま出会った女侠に助けられた。彼女が言うには自分は『皇孫』らしいのだ。
全く聞いていませんけど……？
女侠の三娘と逃げたのはいいものの、初めての俗世は困難の連続。
三娘さえ信じられなくなった照勇は女装がわざわいして人さらいの手に掛かり妓楼に売られるはめに。
少年の売りである屁理屈は五万字くらいから出てきます。
屁理屈と言いがかりと詭弁と雄弁で道をひらく少年と、わけあり女侠と涙もろい詐欺師が旅する物語。
後宮が出てこない、漂泊と変転をくりかえす中華ファンタジー。