チャンネル名を考えよう!【中編】
あとがきも、お読みくださいまし(*‘ω‘ *)
「いや、そうは言ってもさ。……二人はなにか、案あるのか?」
「うーん……『たっちゃんとリョウの不思議なダンジョン』とか?」
「それは何というか、危険なかおりがする名前だな」
俺の問いかけに、最初に応えたのは従兄妹の涼子。
彼女は悩みながらも案を口にしたが、その名称はどこかしらヤバい気がした。なにか確証があるわけでもないけど、とにかく危険に思えたのだ。
そんなわけで却下。
次に訊ねるのは、一応は弟子である玲音だ。
「レインはなにか、思いつかないか?」
『ぼ、僕ですか? 僕は部外者ですけど、そうですね……』
彼女はしばし考え込むと、ハッと何かしらの妙案を思いついたように言う。
『「師弟チャンネル」って、どうですかね!?』
「完全に自分入れて考えたな?」
――言いたくないけど、キミ部外者だよね?
何やら名案のように目を輝かせていたが、それは少し的を外れていた。俺は即座にツッコミを入れて、結局のところ案なし、という事態にため息をつく。
「なんだ、二人も駄目じゃないか」
「えー! たっちゃんねる、よりは断然マシだよ!!」
『僕も、たっちゃんねるには負けたくないです!!』
「お前ら、たっちゃんねる嫌い過ぎじゃね!?」
すると、俺のセンスを全否定されたような感じになった。
思わず声を荒らげてしまうが、彼女たちはこれといって取り合わず。改めて考え込むと、ふと玲音がこのように提案した。
『そういえば、師匠。トゥイッターアカウントは、持ってますよね?』
「持ってるけど、それがどうした?」
『せっかくですし、視聴者のみなさんに意見を求めてはどうでしょう?』
それというのも、リスナーのみんなに名称を募集してみる、というもの。
なるほど、たしかに視聴者の案というのは面白そうだ。
そんなわけで、俺はトゥイッターのフォロワーに意見を求めることにした。
「えっと……『新規チャンネル名、募集します』……っと」
そうして、待つこと数時間。
少しずつではあったが、意見が届き始めるのだった。
もしかしたら、作者のTwitterでアンケートとるかも。
いくつか案があるけど、決めかねてる感じでして。
もしよろしければ、作者Twitterにも足を運んでくださいまし(腰痛の訴えとか多めですが
以下、テンプレ。
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