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其の五十…『お金にまつわる話:後編』

 この話は『前回の続き』だが、特に『前回』を読まないとダメと言うことでもない。『共通するテーマ』と言うだけで『怪談』にはつながりはない(つまり『いつものやつ』である)。



 そして今回は『お金』にまつわる『怪談』を語っていきたい。前回『一話』を語ったので、今回も『一話』紹介しよう。ちなみに『前回と今回』に『お金にまつわる怪談』の『語り部』はすべて『姫川君』である。




『二つの目の話』を『姫川君』が話してくれた時、彼は『スマホ』で『お金の歴史』にまつわる『教養番組』を見ていた。その『番組』をいったん『中断』してから、



「…………『一つ目』は『こっくりさん』に関係する『お金の怪談』だったが、『二つ目』も実は『ちょっと関係がある』んだ………これは『小松に住んでる俺の親戚』から聞いた話だが、昔『小松』は『尾小屋鉱山』を中心とした『鉄鋼業』が盛んだった関係で今でも『鉄工所』が多いそうだが、その『鉱山』の中には地元民から『人を呑む山』と呼ばれていた『山』があったらしい………」と『姫川君』





『石川県小松市』は昔『鉱山』が多くあったことから『鉄工業』が栄えた地域で、現在はすべて『閉山』してしまっているが『名残り』として『鉄工・金属加工』の事業所が集積している地域である。この『鉱山の採掘』は『江戸時代』に始まり『明治時代』から本格化したそうだが、すでに『江戸時代』には『小松には『人を呑む山』がある』という『怪談』が語られていたらしい。



『あの『山』には『人食いの化け物』が住んでいる。そいつは『人間』が『金や銅や鉄』を『山』から掘り出すようになるのをずっと『待っていた』んだ。『鉱夫』たちが『山』に入って『仕事』をしてるとは現れて『ごっそり食って』しまう。でも『皆』は『鉱山仕事』が『儲かる』からやめようとしねぇんだ………怖ろしや怖ろしや、ありゃあ『山の神様』だよ………怖ろしい『人食いの神様』だぁ………』と『古老たち』



 その『化け物』にはいくつもの『目撃談』がある。まず『ある男』の話だと、


『山仕事をしてる時に『えらい美人の女』が仕事場に現れたんだ。俺らが『どこから入ってきた!? あぶねぇから帰れ!』っていっても『鉱夫の皆様のおかげで『小松の街』は儲かってるから、感謝のしるしにお茶でもと思って』なんていって『お茶』を振舞い始めたんだよ。でも『お茶』を呑むと皆『眠く』なっちまってな……俺だけは『怪しい女だ』とおもって『お茶』は飲まずに『寝たふり』してたら………(ごくり)………そ、その『美女』の『顔』が『何倍』にも大きくなって、しかも『顔の半分以上が口』になったんだよ! し、信じられねぇかもしれねーがそれで『鉱夫』どもを『蛇』みてーに『丸のみ』にしちまうじゃねーか! 俺おっかなくて『必死に走って逃げた』よ!』とある男。




 あるいは『別の男』の話だと『化け物』は全然違う姿をしていたらしい。


『冬の朝、まだ暗いうちから『山仕事』してた時のことだ。『仕事場』に『でっかい『テナガザル』』みてーな『化け物』が出たんだよ。でもあれは『テナガザル』なんてもんじゃねー。『四メートル』くらいあったし、しかも『全身雪みてーに真っ白』なんだよ。ある『鉱夫』が『焚火』に当たって手を温めてたら、ふと『自分の背後』に『だれか』が立ったんだ………』



 その『鉱夫』は『自分の背後にいる誰か』が『かなり背が高く』、しかも『異様に獣臭く』、さらには『かなり興奮しているよう』だったので『硬直』して動けなかったらしい。



(…………お、俺の『背後』にいる『やつ』は『人間』じゃねー………!)と鉱夫。



 するとその『奴』は『もっと温まりたい』と思ったのか『焚火』に向かって『手』を伸ばしたそうだが………その『手』が『毛むくじゃらの猿のような巨大なもの』だったので、『鉱夫』は務めて『じっとしている』ことに徹したそうだ。



(…………『猿』なのかどうかはわからねーが、もし『猿』なら『脅かす』と攻撃してくる可能性が高い………このまま何事もなく『冷静なふり』をしてれば何もしてこねーはずだ………!)と『鉱夫』



 その後しばらく『忍耐』していると、『猿の化け物』は『鉱夫』が近くに置いていた『つるはし』を掴み、そのまま颯爽と立ち去ったそうだ。『鉱夫』がそれに気づいてから振り返ると、確かに『山の上』へと立ち去る『大きな真っ白のテナガザルのような姿』がみえたとか。そして結局『つるはし』は取り返せなかったそうである。




 またある『飯屋の女性』はまた『全然別の姿』をみたらしい。



『私がみたのは『婆さん』だったよ………ある『昼間』に『銀座(当時小松に存在した繁華街)』からふと『お山』の方をみると、『山頂のあたり』で『胡坐をかいた婆さんが宙に浮かんでいる』んだよ』と『女』


 もちろん『小松銀座』と『鉱山』は距離が離れているので、それでも見えたということは『かなりの大きさのお婆さん』だったことになる。そしてそれは『この女性』だけでなく『銀座』の多くの人たちが視たそうだが………それでも『町の皆』は『無関心』だったそうだ。



『あそこは『人を呑む山』だからね、別に不思議じゃないさ』


『変なことは前から起こってる。近くの神社で『左義長』をやると必ず『あの山』から『のっぺらぼう』が『ほーい! ほーい!』って『声』をかけてくるんだ。だからもうあの『神社』では『左義長』はやらないことになったというしな』


『以前『堰守衆』が『化け物』を退治しようとしたそうだが、『堰守』たちが『お山』に入る前に『銀座』の宿に泊まってたら、夜『お山』から『燃えるひしゃく』が飛んできたことがあった。その『ひしゃく』が『堰守衆』が寝ていた『宿』を『放火』したもんだから、『銀座一体』が『火の海』になって大変だったんだ。あれ以後『町の衆』たちは『退治』を諦めてるよ』




 そんな感じだったそうである。そして『尾小屋鉱山』が『閉山』する少し前だったそうだが、『小松銀座』では『お山の化け物が『銀座』まで降りて来て人を食ってる』という『都市伝説』が流れていたそうだ………だが『小松の鉱山』がことごとく『閉山』して『小松の市街地』の活気も失われると『化け物』に関する『怪談』も『ピタッ』と語られなくなったという。



 この話について、『上』にも名前が登場している『日本最大の除霊者集団:『堰守衆』』を率いている『氷室麗華さん』に直接訪ねると、



「…………その話も聞いたことあるわ。どうやら『銀座の商店主たち』は『山の神』から『脅迫』をうけていたそうで、『銀座の人間を食われたくなかったら堰守集を追い出せ』と命令されて『言いなり』になってたそうだわ。でも彼らが『悪い』わけではなく、『山の神』をすぐに退治できず『てこずって』しまった『私たち』の責任だったのよ………『退魔師業界』で『弱いことは罪』だわ(溜息)」と『氷室さん』



 だが皮肉なことに『小松銀座』が衰退して『堰守衆を阻む人たち』がいなくなると『山の神』はあっさり『退治』されたそうだ………だが『最近』になってまた『山の神の目撃談』が湧き始めているらしい。




 ここでやっと『姫川君』が『自分の体験談』に入った。



「…………ここで『俺の親戚』の話になるが、その『親戚』は『小松で登山』をしたいと思って出かけたことがあったんだ。すでに『鉱山』は全部『植林』されて『普通の山』になってるらしいので、『かつて鉱業で栄えた歴史』に思いをはせながら『自然』を楽しもうとしたそうだが、いつのまにか『自分』が『遭難』してることにきづいたらしい………」と『姫川君』



 そう、実は『怪奇現象』に遭遇する前に『親戚の叔父さん』は『遭難』してしまっていたらしい。といっても意外と『遭難者』はなかなか『自分が遭難してる』ことに『気づけない』らしく、『叔父さん』は『なんで他の登山者とすれ違わないんだろう?』と不思議に思っていたそうだ。




「…………しかもこの時『叔父さん』は『幻覚』を見ていたらしくて、『自分のずっと前方を歩いてる登山者の幻』とか『他の登山者が歌っている声』とかを見たり聞いたりしていたそうなんです。どうやら『山の空気が薄い』ことと『疲労』でそうなってたらしくて、『地図上ならとっくに着いてるはずの山小屋』が全然見当たらないことに気づいて初めて『不安』になったとか………」と『姫川君』




『叔父さん』の『目』にはほかにも『近くの崖の下を走るトラックの幻』とか、『数キロ先にカフェあり』と書かれた『あり得ない看板』とかもみえてたらしい。だがさすがに『山小屋の幻』は見えなかったらしく、最終的に『歩きすぎ』で『左足』が『けいれん』を起こし、『山の中』で動けなくなる。



 そのまま『夜』になったそうだ。『叔父さん』は『不安』と『寒さ』で震えていたが、しかし『左足』が動かないせいで『テント』を組むことも火を熾すこともできず……というか『山小屋』に泊まるつもりだったから『テント』は持って来ていないし、『山小屋』には『レストラン』もあるので『食料と調理器具』もなかった………『真っ暗』な中『空腹』を感じながら『寝る』ことしかできなかった。


 しかし、そこで『奇妙な音』が聞こえてきたのである。



 サラサラサラ………、



『………な、なんだ?? 紙の音か………??』と『叔父さん』


『叔父さん』はその『紙が舞い落ちるような音』が気になって仕方なくなり、『足』を引きずりながらなんとか『音源』に近づいたそうだ。すると『森の奥』に『札束の泉』があったのである。




『………!? なんだこれは!? ほ、本物!? 『本物のお金』なのか!? す、すげえええええ!! 『岩の隙間』から『お金』が湧き出してる~!!??』と『おじさん』



 その『泉』は『岩壁』にある隙間から『札束』がまるで『コピー機』から絶え間なく放出されるみたいに『湧き出して』いて、それが『地面の穴』に溜まって『お金の泉』になっていたのである。『叔父さん』はしばらく『一万円札』を拾って眺めていたが、『本物』にしか見えなかったのでそのまま『お札の泉』に飛び込んだそうだ。



『いやっはああああああ!! これが『本物』だろうと『偽物』だろうとどっちでもいい! 一度でいいから『お札の風呂』に入って泳いでみたかったんだ! いいやこれは『お札の風呂』どころじゃないぞ!  『バスタブ』よりはるかに大きいんだからな! ははははははは!』と『叔父さん』



 もう彼は『左足のけいれん』とか完全に『頭』から『ふっとんで』しまったらしく、そのままずっと『お札の泉』の中に浸っていたらしい。というか実は『お札の泉』の中が『割と暖かかった』のが一番の理由らしいが(現実的)。



 そのまま『叔父さん』は『次の日の昼』まで『お札の泉』の中にいて、『腹減ったなぁ』とぼんやり思っていると偶然『修験者』の『男性』が通りかかって驚いたそうだ。



『!? 『あんた』ここで何をしている!? 『化け物』に食われたいのか!? 早く出なさい!』と『修験者』


『いやぁ、『空腹』なので出たいのは山々なんですが、ここは『温かい』し、『左足』が痛くてあるけないし、それにせっかく見つけた『大金』をどうやって持ち帰ろうか考えてましてねぇ………(へらへら)』と『叔父さん』


『馬鹿かあんたは!? ここは『山の神』が『獲物』をおびき寄せるために仕掛けた『撒き餌』だ! 『山の神』はかつての『鉱業を餌に鉱夫を集めて食う』ことに『味を占めて』いるんだ! 『足』なら私が『治して』あげるからすぐにここを立ち去りなさい! そして『忘れる』んだ! 『お金』に幻惑されて『命』を喪ったら元も子もないぞ!』と『修験者』


『………『山の神』だって? じゃあこの『お札』はちゃんとした『本物』なのか? 曲がりなりにも『神様』が作ってるんだから『ニセ札』ってわけじゃあないですよね………?』


『………………(溜息)。恐らく『本物のお札』だろう。そうでないと『獲物』を引き寄せられないからな(苦々しい顔)。だからこそここは『危険』なんだ! さぁ早くここを出なさい! 治してあげるから!』



 そしてなんと『不思議』なことに『修験者』が『印』を切りながら『呪文』を唱えると『叔父さん』の『左足』が『治った』のである。さらに『修験者』が『コンビニのおにぎり』を持っていたのでそれを分けてもらったわけだが、それでも『叔父さん』はこの場を離れるのを嫌がったそうだ。



『いやだ! ここを離れたら『他の登山者』に見つかってしまう! 『あんた』は『足』を治してくれたから特別に『山分け』してもいいが、『他の奴ら』にこの『大金』をとられたくない!』と『叔父さん』


『馬鹿なことを! 『山の神』の伝説を聞いてないのか!? 今まで『何百人』と食われているんだぞ!』と『修験者』


『せめて『持てるだけ札束をもって帰る』くらいしてもいいじゃないか! なんで『一枚』だって持ち出し禁止にするんだ!?』


『『呪われているお金』だからだ! 『こっくりさんで使われた10円玉』と同じだ! 手放さないと『山の神』に呪われるんだ! そして『食われる』んだぞ! バカなこと言ってないでおとなしく帰るんだ! そして忘れろ! 本当に死ぬぞ!』


『いやだあああああああ!! ここには『何億円』、いや『何十億』あると思ってるんだ!? 死んでもいい! 食われてもいいから全部持ち帰らせてくれええええええ!!(悲鳴)』


『第一どうやって『俺たち二人』でこれだけの『大金』を持って帰るつもりだ!? こんな山奥じゃあ『トラック』だって入れないぞ! さぁ『現実』に戻れ! 『お金が湧き出す泉』なんて『存在しない』んだよ! 存在するとしたらそれは『罠』だ! お前もしかして『詐欺』に引っ掛かった経験があるんじゃないだろうな!?』


『………』


『あるのかよ! ほらキリキリ歩け! さっさと出るぞ!』



 結局『叔父さん』は『修験者』から『お金の泉』から無理やり『引っ張り上げらた』らしい。だが『お札の泉』から『出た』瞬間今度は『右足』に『激痛』を感じてうずくまってしまったらしい。


『ぐあああ!? なんだ!? 今度は『右足』が痛い………ひぃ!?』と『叔父さん』



 彼はそこで初めて『自分の右足』の『靴』が『何かに噛み千切られ』ていて、『靴』ごと『右足の指』が『無くなって』いたことに気づいて『失神』したそうだ。



 そして気が付くと『修験者』と一緒に『麓』にあった『登山口』まで移動していて、そこにあった『小屋』で寝ていたらしい。そのまま『病院』に運ばれたとか。



 最後に『叔父さん』が入院中にお見舞いにきた『姫川君』に話していたそうだが、


『………正也、君は『叔父さん』を見て何か『変なもの』が見えるかい? あれ以来『山の神』のことが気になって眠れないんだよね……』


『いえ、何も見えませんから大丈夫だと思います。足の指を『食われた』だけなんですか?』と『姫川君』



 すると『叔父さん』は笑いながら、


『いやぁ、それが『腎臓の片方』と『肝臓の半分』も無くなってたらしくて、しかも『重度の貧血』でもあったらしい。はは、まるで『臓器売買組織』に捕まったみたいになってるけど、多分『久しぶりの獲物だから少しづつ食べようと思っていた』のかなと思ってね………いや、『化け物』の意図なんてわからないけどさ。本当に『ゾッ』としない話だけど、でも今でも『夢』に見るんだよね。あの『大金の泉』をさ………特に最近『子供の学費』とかで『お金』が必要でさ~。やっぱ『頭』によぎるんだよねぇ~w いや、もちろんもう絶対あの『山』には近寄らないけどねw』


『………』と『姫川君』




 だがこの『怪談』はまだ終わらない。実は『叔父さん』が『入院していた』時期くらいから『小松の山中にあるお札の泉』の『都市伝説』が地元で広まり始め、何人もの『登山者』が探し回り始めたからだ。



 そして実際に『行方不明者』が出たことで『ただ事ではない』と『小松市議会』で『議論』が始まり、ある『市議』がこんな『提案』をしたらしい。



『この『山の神』の話は私も『祖母』から聞いたことがあります。『バカバカしい』と思われる市民も多いでしょうが、実際に『行方不明者』が出ているのですからこれは立派な『社会問題』だと私は認識しております………ですのでどうでしょう? いっそこの『山の神』を『神社』を建てて『お祀り』するのは?』と『市議』



 つまりは『お札の泉』を作って『獲物』を誘っている『山の神』を『商売繫盛の神』として新たに『祀り』、それによって『神』と一緒に『市民の不安』を『鎮め』、其れだけでなく『観光資源』にしてしまおうというなかなか『大胆』な方策だったらしい。



『もちろんこの『神社』は『山』と『市街地』の間に設置します! これによって新たな『観光資源』ができるだけでなく、実際の『山』に行く人たちを減らせるのですから『一石二鳥』ですよ!!』と『市議』




 もちろんこれには『いや、『お札の泉』は山の中にあるんだから意味ないだろ!』という批判はあったらしいが、実際にこの『神社』は『バズって』本当に新たな『観光地』になったらしい。これは『新幹線開通』以後『観光資源の少なさ』に悩んでいた『小松市』にとっても普通に『うれしい効果』だったので『高評価』だったとか。ちょうど『中能登町』の『イカのオブジェ』みたいな話だ(濃い目の地元トーク)。



 そして最後に『姫川君』はこう話して締めくくったそうだ。


「…………それで最終的に『山の神』と『お札の泉』はどうなったかと言うと………これが驚くべきことに『お札の泉』は以後『目撃例』が『無くなった』らしい。そして例の『神社』ではなぜか知らないが『山の神』へは『豚や牛の肉』が捧げられているらしくて、『堰守衆』も『人間の被害』はもう『発生していない』とみているらしい。つまり『山の神』が『食べ物』を変えて『妥協』したってことだろう………たぶんだけどな。俺の話はこれだけだ」と



 その後『姫川君』は『ボソッ』と『ただ最近通学途中に『真っ白なテナガザル』を目撃することがあるんだが………いや、多分気のせいだろうな』と言って『周りの男子たち』を『おいおいそれって『終わってない』ってことかよ!?』と『動揺』させていたそうだ(そして実際本当に『終わっていなかった』らしい)。



 だが一方でこの話を聞いていた『ユズハさん』は『姫川君』が視ていた『教養番組』に登場している『芸能人』に気づいたという。その『女の子』は現在『中学生』だが『女優』として幅広く活動しており、名前は『ユズハさん』も知っていた。




『確かに私もこの話を聞いて『お金』って不思議だな~! って思いました! なんだか早速『家族や友達』に話してみたいと思ってます~!』と『佐々木摩耶』




(…………そっか、『実の妹』だもんね、そりゃあ気になるよね………)と『ユズハさん』



『お金にまつわる怪談』はひとまずこれでおしまいである。

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