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平凡な俺と予測不能な毎日  作者: もんだ
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1話

俺の名前は光武正行、高校二年生だ。


俺は別に鈍感でも難聴でもなければモテたこともないし、ツンデレの幼なじみがいるわけでもないし、いつも誘惑してくる小悪魔系の後輩がいるわけでもなければ、学年1の美少女とも何の接点もない、いわゆるモブのような存在だ。


そして今、目の前ではいわゆるラブコメの主人公なようなやつが男友達何人かと女子何人かで騒いでいる。インキャの俺からしたら迷惑でしかないのだが、そいつらにうるさい何て言うメンタルを俺は持ち合わせていないため一人で静かに本を読んでいる。


「なぁ正行、あいつらはいつも通りだな」


こいつは俺の友達の池藤和治だ。俺はインキャでモブのような存在だが別に友達がいないわけではない。まあこいつ以外には話す相手もいないんだけどな。そしてあいつらとは目の前で騒いでいるヨウキャグループのことだろう。


「そうだな。周りにも少しは迷惑をかけていることを理解してほしいな」

「はあ。いいよなー、あんなリア充して。俺もあんな高校生活を送りたかったぜ」

「ならあの中に入ってこいよ。お前のお望みの高校生活を送れるぞ」

「無理無理。俺みたいなインキャが入ったところで何も話せずにいつの間にかはぶられているのがオチだ」

「ま、そうだな」







そんなこんなで、今日もいつも通りに1日が終わり後は下校するだけだ。


「正行じゃあまた明日な」

「おう。また明日」


よし、速く帰ってさっさと休みますか。



ガチャ


「ただいま」

ま、誰もいないんだけどな。親は共働きで家にはいない。別に仲が悪い訳ではないんだが。逆に仲が良すぎて困るくらいだ。たまに帰ってきたときなんかは目の前でイチャイチャされてムカつくくらい。そんなことよりもう疲れたので少し寝たい。


そのまま俺はベッドに飛び込んだ。


「ふぅ。ベッドはやっぱり最高だな。もう一生ここ、にい、た、い」


そうして俺は眠りについた。








「ん、寝てたか。今何時だ?」

そう言って俺は時計を見たらもう7時30だった。

「もうこんな時間か。さっさとご飯の支度しないとな」


面倒くさいが、一応料理はできるようにしている。とは言っても親がいないことが多いから自然とできるようになっていっただけなんだけど。


「はあ。今日は適当でい『あ!おはよう!まさ!』

「は?」


ん?俺まだ寝ぼけてるのか?誰もいないはずなのに目の前に知らない女の人がいるんだが。てか今おはようの時間じゃないし。



そのまま情報量が多すぎて俺は倒れた。













誤字、脱字、文章が変になっているところがあるかもしれませんがすいません。

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