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咎人たちの聖戦  作者: 白騎士58
第一章 女神の讃美歌
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怪物狂騒 4 ~衝動~

 気持ち悪い、気持ち悪い、吐いた、吐いた。胃の中に入っているものすべて吐き出した。


 そのおかけで、現実に戻ってくることができた。


 喉が引き裂かれるほど叫ぶ。


「やめろ! やめてくれ! このクソ野郎どもが!」


 頭の何かがぶち切れる音とともにどす黒い何かが心の底から噴き出してくる。

 

 猛烈な勢いで駆け出し、今まさに誰かを引き裂こうとしていたミノタウロスを真っ二つに斬る。

 完全に奇襲であったためにミノタウロスは反応すらできなかった。


 誰かはミノタウロスの返り血と臓物で真っ赤に染まっていた。


 誰かの無事を確認し、囲む化け物どもをゆっくりとなめるように睨む。


 リザードマン、ゴブリン、ミノタウロス、スケルトン、アンデット、ボアウルフ、スコーピオンなど多くの種類のモンスターがいる。数は多すぎて数えるのが馬鹿らしくなる。


「かかってこい…全員殺してやる」


 モンスターたちは一斉に襲い掛かってきた。


 囲もうとするが当然それが完成するのをのんびり待つ気はない。

 前方のモンスターの群れに突進する。


 すれ違いざまに先頭のスケルトンの頭を勝ち割り、大剣を思いっきり横なぎに振り抜く。

 3,4体は反応が遅れ胴を真っ二つにされる。


 さらに前進する。


 そこに横からボアウルフ(オオカミとイノシシが混ざったようなモンスター)が突進してくる。

 

 ボアウルフの大きく、固い二本の角が迫りくる。


 衝突する瞬間身体をよじり、何とか回避するが少しわき腹をかする。


 しかし無視して回避の反動を利用し、回転しながらボアウルフの下半身を斬り裂く。


 ボアウルフの処理にてこずったせいで、後方のモンスターの群れが追いつきそうであった。


 さらに前進する。


 なりふり構ってはいられない。


 多少のダメージを覚悟し、乱暴に突破を急ぐ。


 斬る、斬る、殴り飛ばす、踏みつけて飛び越える、ねじ折る、斬る、斬る、斬る、斬る、斬る、斬る、斬る、斬る…


 ようやく突破を果たし、一気に反転する。


 後方から追いかけてきたモンスターの群れが丁度合流する。


 右手に大剣、左手に短剣を構え、雄叫びを張り上げ突進していく。

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