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#2-8.竜の谷のウマシカ

「古の竜様は眠りを妨げられるのがお嫌いでの。この谷の一番奥にある洞窟の中で一人で棲んでおられるのじゃ」

 一人? 一頭? 頭の中に疑問符が沸いたが、とりあえず養育係に突っ込むのはやめておく。

 ここから谷の一番奥までは一本道だが、南北に通る比較的広い平地と狭いカーブが交互にあるそうだ。今いる南から北に広がる平地が竜の子の里、山脈を挟んだその隣が成竜の里、さらに向こうが老竜の里で、その一番奥が太古の竜の洞窟だそうだ。

「竜の子の里からその洞窟までは、どれぐらいかかります?」

「人の足で歩いて三日、馬に乗れば一日じゃな」

 だいたい、休みながら歩けば日に四十キロ歩けるから、百二十キロか。曲がりくねってるから、直線距離では百キロもない。キウイがレベルアップしてアイテムボックスのゲートを開ける距離も伸びたから、何とか一回の転送で連れてこれるだろう。

 しかし、この上さらに三日間歩くのはちょっとね。うーむ。俺が自力で馬に乗れればいいんだが、残念ながら乗馬を習う機会はなかった。誰かに引いてもらわないと、馬任せでどこへ行くか分らない。ここはひとつ、グインに相談してみよう。

「我が君、それでしたら馬三頭をロープでつないで、先頭にだけ乗馬スキルのある者が乗ればよろしいかと」

 なんでも、一人で複数の馬を連れて行くときにそうするらしい。なるほど。ならば、先頭にグインが乗ってくれれば安心だ。一応、トゥルトゥルも乗馬スキルがあるが、あいつは何かに興味を持つとそっちへフラフラ行っちまうからな。

 養育係の竜が、谷の奥の年長竜たちに俺たちが通ることを伝えておくと言ってくれた。これなら、通りすがるたびに一々誰何(すいか)されずに済むからあり難い。年長の方に戦闘マニアがいないことを祈るけどね。

 そろそろ日が暮れるので、明日の朝、馬で出発しよう。みんなにもそう告げる。馬は三頭しかいないので、先発隊は俺とグインと、あと一人。誰にするかは一晩じっくり考えよう。

 みんなとの夕食。そして自分のベッドで寝るのは、本当に気が休まる。ここなら竜に寝押しされることもないしね。

 翌朝、朝食後にアイテムボックスの厩から馬たちを出してやり、馬具を付ける。先発隊の残り一人を誰にするかだが、当然、みな行きたいはずだ。トゥルトゥルが「ボクを選んで♡」と見つめてるが、それはなし。可能性は低いが、竜との戦闘もありえるのだから、やはり戦闘組から選ぶしかない。

 結局、ミリアムに決めた。異論はなかった。実際、マオとどちらにするかはかなり悩んだ。

「マオは非常時の連絡係でみんなと残ってもらう。洞窟についたら、全員をアイテムボックスの転送で呼び寄せるから」

 マオも残念そうだが、遠話を掛けられるのは俺と彼だけだから、仕方がない。エレをこちらに残して、みんなの合図を念話で知らせる、という手もあるんだが、別な理由でそれはなしになった。

 エレは、どうもアイテムボックスにいる時間が長すぎるようで、運動不足だ。箱入り娘にもほどがあったな。もうセントバーナード犬も顔負けのサイズだし、馬について走らせてみよう。疲れたらアイテムボックスで休ませればいい。

 そうそう。出かける前にアリエルの御美脚の調子を見ておかないと。

「ありがとうございます、ご主人様。たまにジンゴローさんが見てくれるんですが、ずっと調子よいです」

 うん。脚の付け根の関節はこの間新調したから問題ないな。やはり斧槍(ハルバード)の刃は丈夫だ。しばらく沐浴できてなかったので、水のアイテムボックスを開いてやった。水の補給もそろそろ必要だな。

 日がずいぶん高くなったころ。ギャリソン達、非戦闘組とマオに見送られて、俺たちは竜の谷の最深部を目指して出発した。

 俺もミリアムも乗馬スキルはないので、グイン、ミリアム、俺の順で馬同士をつないでいる。ミリアムは、今日はスカートではなく、トゥルトゥルに仕立て直してもらったズボンだ。ちょっと潤いに欠けるが、仕方がない。

「竜の谷って、もっと殺伐とした印象だったのに、こんなにきれいなのね」

 周囲の景色を見回しながら、ミリアムがつぶやいた。確かに、最初に聞いた時はなんとなく火山地帯のようなイメージだったが、実際は緑あふれる理想郷のような場所だった。竜を恐れてなのか、他の魔物もほとんどいない。逆に、野生の山羊や鹿は結構見かけるが、竜たちが食料として保護しているのだろう。ある意味、竜が放牧していると言えるのかもしれない。あとは、たまに谷の外に狩りに行くぐらいだろうか。

 竜の子の里にいたのが数十頭だが、竜たちは寿命が非常に長いので、年長ほど数が多いらしい。逆に寝ている時間はどんどん増えるし、寝てれば腹も空かないので、食糧事情はそれほど悪くないようだ。少なくとも、目の前に広がるのは牧歌的な光景だった。

「これで、竜の喧嘩にさえ巻き込まれなきゃ、理想的なんだけどね」

 マオが魔神に心酔して実現を目指していたのは、こんな世界なのだろうか。だが、これは比較的魔核に支配されにくい竜たちだからなのだろう。一般の魔物や魔人なら、もっと激しい弱肉強食の世界になりそうだ。

「エレの青い魔核の謎を解いて、魔核変換の呪文さえ手に入ればねぇ」

 馬の傍らをてってと走るエレを見下ろしてつぶやく。

『えれのひみつ? りゅうさんたちみたいはねがはえて、とべる?』

 思わず微笑んだ。

「そんな凄い魔法があったらいいね。エレにかけられている秘密の魔法はね、魔物が人間と仲良くなっちゃう魔法だよ」

 実際にはやたらと人間を襲わなくなるというだけで、人間同志でも殺しあうことがある程度には、争いもあるだろうけどね。

 しかし、エレは俺の話が気に入ったらしい。走りながらもニコニコしている。

「疲れたらそう言うんだぞ、エレ。いつでもアイテムボックスで休めるからな」

 大丈夫、と口では言うエレだが、やはりそろそろ限界か。グインに小休止を頼む。

「入って休みな。水とお肉も出しておくから」

 ハァハァと息が切れてるエレを、キウイと一緒のアイテムボックスに入れてやる。別なアイテムボックスから水と肉を取り出し、それぞれ深皿に入れてエレの前においてやった。

「また走りたくなったら言うんだぞ。パパはエレが頑張るのを見るのが嬉しいんだ」

『うん、やすんだらまた、はしるね』

 ゲートを閉じて馬上に戻り、グインに出発するように頼んだ。

 しかし、馬をゆっくり歩かせる常歩(なみあし)に比べて、軽速歩(けいはやあし)という今の歩き方だと、尻への衝撃が結構きつい。痔になりたくはないのでグインに聞いたところ、鞍が上下に揺れるのに合わせて脚を踏ん張ったり緩めたりするのだそうだ。鞍が持ちあがったら尻を着き、下がるときに踏ん張ってたちあがる。これを繰り返すと、腰の高さは殆ど変わらず、尻への衝撃も緩和されると言うわけだ。

 一時間も走っていると、俺もミリアムも慣れて来た。これなら半日くらい乗り続けても大丈夫だな。

 やがてグインが小休止を提案した。早速、採用だ。

 俺はグインに乗馬のことを色々質問してみた。

「もっと速い駈歩(かけあし)だと、むしろ揺れは少なくなるんですが」

 グイン先生が教えてくれた。

「やっぱり、馬に乗るのなら疾走させてみたいね」

「駈歩や、それより早い襲歩(ギャロップ)では、あまり長くは走らせることができません。馬がへたばってしまいます。無理をさせると、死んでしまうこともあるのです」

 そう言えば、時代劇なんかでの早馬は、宿場ごとに馬を交換していたな。

「実は、休まずに走り続けられる距離が一番長い生き物は、ヒト族なのです」

「え? ヒト?」

 意外だった。二本脚のヒトが、四足の馬より長距離ランナーだとはね。

「走る訓練を積んだヒト族が、丸一昼夜走り続けたという記録があります」

 へえ。江戸時代の飛脚って、実は理に適ってたのかもしれないな。

「また、開けた平原で狩りをする際の基本は、相手がへたばるまで追いかけることです」

 うん。牙も爪もない人間の先祖が、どうやって獲物をしとめてたのか、考えてみると不思議だけど。そんな特技があったのか。

「と言うことは、俺たちが馬に乗ってるのは、自分が楽をするために過ぎないんだな」

 傍らの馬たちを見上げてつぶやく。

「駈歩や襲歩(ギャロップ)の速度は、さすがにヒト族では出せませんし、運べる荷物も比べ物になりませんから、馬を使役するのは理に適ってます」

 なるほど、そうだよな。しかし、ヒト族の一人として、俺も鍛えないといかんかな。

 小休止を終えて、旅を再開する。エレも走りたいというので、アイテムボックスから出してやった。馬と並んで走るのが楽しいらしい。馬もエレのことが気に入っているようで、たびたび顔を向けている。

 谷間は一旦狭まったあと、南へカーブを描いて再び広い平野となった。こちらには大柄な竜が多い。養育係を同じくらいか、それ以上という感じだ。

「ここが大人の竜の里か」

 ひ弱な人間の感覚だと、幼い子供を内側にかくまう気がするが、子供でも桁違いの強さの竜では違うのだろうか。むしろ、外界に触れる機会を増やしているようだ。成長するにつれて引きこもりになり、最長老の古の竜に至っては洞窟の奥に何千年も引きこもったままだとか。竜って成長するほどにヒッキーとなる生き物なんだな。

 大人の竜たちは、ほぼ全員が昼寝の真っ最中だった。最強の生物だからこその怠惰だろうか。変化と多様性を好む創造神にしてみれば、納得いかずに魔神にあとを任せたくなるのも、なんとなくわかるな。

 いえ、あれくらい毎日ゆっくり寝れたらいいな、と思っただけです。寝坊すると、ギャリソンが慇懃かつ徹底的に起こしにかかるんだもの。

 ちっとも自宅を警備してない自宅警備員な成竜たちをあとにして、再び狭まった谷が北へとカーブする中を進んで行く。竜の谷は南北に走る山脈の間を蛇行しながら、西へと続いている。養育係の竜に聞いた話では、この先に老いた竜の里があり、そのさらに奥に最古の竜の住む洞窟があるという。洞窟とはいっても、魔物がどんどん湧いて来るダンジョンではないらしい。最古の竜もラスボスじゃないから、着いたらみんなを呼びよせて、会いに行こう。

 そろそろお昼なので、馬から降りて一休みだ。ここは老いた竜の里への入り口で、少し先から谷間が広がって平地となっている。老いた竜は自宅警備員のレベルが上がるのか、さらに目につかなくなっているようだ。

 アイテムボックスから、出がけにギャリソンが作ってくれた料理を出す。お弁当というより、本格的な料理が続々出てくる。保温性抜群なのを活かしてとろ火で煮込んだ感じになってた。メインディッシュはビーフシチューだった。灰汁を取るのとかどうしたんだろう? そう思うほどに美味しかった。

 旅の途中に帝国ホテルの定番メニューとか凄いよね。

 満腹なエレはお眠なので、アイテムボックスへ。俺たちは再び馬上で老いた竜の里へ入る。ここでは、さらに竜たちの俺たちへの関心が薄いみたいだ。

「なぁ、ミリアム。竜ってもっと、敵対的な印象だったんだけど。勇者の別働隊の記録とか見るとさ」

 ミリアムは振り向いて言った。

「あの資料を当たってみてわかってきたんだけど。別働隊って、勇者の不興を買った人たちが、歓心を得ようと賭けに出た感じなのよね」

 うわ。なんかすごくダメダメな感じ。

「明らかに文体が違ったり、筆記具や紙の質が違いすぎる所は、後世の偽作って扱いね。ただ、逆に最古の竜とのくだりはオリジナルらしい感じ」

 なるほど。そこまでの連戦苦闘が怪しいのか。

「最古の竜さえ本当だったら、全部許しちゃうけけどな」

 老いた竜の皆さんは、たまに見かけても熟睡しているのか、ピクリともしませんですよ。生きてるのか心配になって、逆鱗を引っこ抜いて回りたくなります。やりませんけど。

 日が沈む前に、平地は終わって再び谷間は狭くなった。谷は南にカーブを切っていて、その先に最古の竜が住む洞窟があるという。

 馬から降りて、三人で相談する。

「小屋とみんなをここに呼び寄せて、朝になったらみんなで洞窟を目指そう」

 二人とも異論は無いようだ。よし。

 遠話でマオに繋ぐ。トラブルも何もなく、平穏無事に一日が過ぎたようだ。

 まずは、全員で小屋に入り、それぞれのベッドに横になってもらう。そして、小屋ごとアイテムボックスの転送だ。平らで少し小高くなっている丘の上に、小屋と一緒にみんなを出してやる。ついでに、屋外のテーブルと椅子も。

 小屋のドアが開き、みんなが走り出してきた。

「御主人さま♡」

 いつもの通り、トゥルトゥルのデコを押さえる。お、沐浴したおかげか、アリエルが瑞々しい。

 ギャリソンは早速、夕食の準備にかかった。既に下ごしらえは済んでいるらしい。出したテーブルの上に食材が並んでいた。

 ジンゴローも、高所恐怖症のショックからは回復したようだ。竜の子の里で待機している間に、また新しい小物のアイディアを思いついたらしい。後で試作品を見せてもらおう。

 一日中、速歩を続けさせた馬たちもケアしないとな。グインとトゥルトゥルに世話を頼む。そして、マオにも。

「マオ、居残りさせちまって悪かったな」

 馬のブラッシングをしながら、マオは微笑んだ。

「なに、構いませんよ。古の竜には明日、一緒に会えるんですから」

 最大のイベントに参加できれば、途中の移動は端折ってもいい。うん、RPGとかでも良くやるよね。ここまでの牧歌的風景も楽しかったけど、竜の子の里でエルマーたちとのんびり過ごすのも、マオにとっては悪くなかったようだ。

 さて、食事だ。ギャリソンが一日かけて用意しただけあって、品数も量も凄いが、じっくり仕込んだ味が素晴らしい。昼に続いてのビーフシチューだが、今までにない風味があったので、彼に聞いてみた。

「養育係の竜から、この草を肉と一緒に食べると美味い、と教えていただきまして」

 里に生えている薬草の一種らしい。薬草って、かなりがハーブなんだよね。つまり、香りが強い。これが肉に合うのだろう。

 夕食も終えて食器や鍋釜を洗ってしまうと、後はもう寝るだけだ。シーツもアリエルが洗濯してくれたおかげで良い香りだし。ああそうだ。厩に使っていた光玉、吊るす紐を切ってしまったのを彼女に直してもらわないと。今は、予備のが小屋の天井にかかっている。

 こうした魔法の道具は広く使われていて、中でも光玉はポピュラーなものだ。光量はカンテラと同じくらいだが、白い光なのが特徴だ。芥子粒程度のサイズだが魔核が使われているので、光らせる時に命じる以外、使う者に対価が発生しない。もっと強力な魔核は魔法の杖などに仕込まれるらしいが、こちらは火炎や電撃などを発生させる時にそれなりの対価が生じるらしい。強力な魔法具は、ある程度の魔力がないと使えないわけだ。それでも、自力で呪文を唱えるよりは効率が段違いなので、極めて高価で取引される。

 魔物が魔核を使うときには、発動のための対価は体中を満たしている魔素が引き受けるらしい。色々、面白い仕組みがあるものだ。

 寝る前に、天井の光玉の明かりを消してしまうように、アリエルに頼んだ。魔法の手は便利。

 では、おやすみなさい。


******


「あー、良く寝た」

 朝日の中で伸びをする。谷間は狭まっているが、丁度朝日が昇るあたりで山脈に切れ目があり、眩しい光が射し込んでいた。

 小屋の外に置いたままのテーブルに、夕べのうちに出しておいた洗面器と水差しで、顔を洗う。例によって、うちの子たちは早起きだ。ギャリソンは朝食の用意、アリエルは洗濯。グインは朝の鍛錬か。トゥルトゥルは昨日仕掛けた罠を見に行っている。さすがに、竜の谷でトラブルはないだろう。

 俺より寝坊助なのはマオだけだ。

「……おはようごさいまふぁ~」

 最後は欠伸に変わってしまったようだ。魔王って朝が弱いんだな。

「さっさと顔を洗って。ギャリソンが食器を並べたがってるから」

 そうなるとトゥルトゥルを連れ戻さないとな。遠話してみるか。

『いまどの辺だい? トゥルトゥル』

『わぁ、ご主人様♡ あのね、北側の山沿いの森の中。野兎が二羽、かかってた』

 罠は二つにしか獲物がかかっていなかったという。

『よし、転送してやるからじっとしてな』

 目の前に男の娘が出現。

「ご主人様に、朝のご挨拶♡」

 デコを押さえる。

「ほら、両手の獲物は預かっておくから、手を洗って食事だ」

 野兎をアイテムボックスへ。俺も手を洗わないとな。

 食事をしながら今日の予定の確認。この谷間のカーブが終われば、すぐに古の竜が棲むという洞窟の入り口だという。歩いて二~三時間と言うことだから、入る前に昼を食べておくのが良いだろう。

 食後、ギャリソン達が片付けている間に、トゥルトゥルとグインに野兎を捌いてもらう。エレの大好きな生肉が補給できた。ミリアムには氷の追加を頼んだ。

 俺はマオと一緒に、アイテムボックスの厩で馬たちに朝の飼葉を与えた。

「いよいよですね。古の竜」

 マオも期待に目を輝かしている。

「青魔核への魔核変換の術式、それが無理でもエリクサーの製法や治療の上級呪文が手に入れば、旅の目的は果たせるからね」

 まず小鹿ちゃん。次に火傷の少女だ。魔核変換は帝都の図書館の地下にもヒントがあるかもしれないし。

 軽く馬たちにブラッシングして、厩を出た。今日はみんな徒歩で移動するので、馬たちはお休みだ。帰りにまた世話になるからよろしくね。やはり、竜の谷の移動には馬しかない。

 さて、洞窟目指して出発だ。


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