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西進の章登場人物～尽の官僚及び協力者～

今回も登場人物集。

～尽の官僚及び協力者～

鋒陰《ほういん》

・氏は『壱《いつ》』、名が『魄《はく》』。『鋒陰』は字《あざな》。

・前世の記憶を持った尽の太師（君主の師）。貴狼の抜擢により、この官職を務めている。

・現在五歳、今年で六歳。一人称は「儂」。活発な性格の持主。誕生日は十一月一日。

・軍階級は大佐。後に将軍（軍称号）たる大佐。

貴狼《きろう》

・氏は『火《か》』、名が『虎高《ここう》』。『貴狼』は字《あざな》。

・尽の丞政《じょうしょう》（初期は摂政）。旧京賀国の摂政。

・非常に有能な政治家で、顔もいいが、独身。一人称は「臣」または「俺」。

・兼ねている軍職は参謀総長。軍階級は大佐。後に将軍（軍称号）たる大佐。

紫狼《しろう》

・氏は『希《き》』、名は『特勒《とくろく》』。『紫狼』は字《あざな》。

・尽の秘書（君主の秘書）。

時狼《じろう》

・氏は『亜《あ》』、名は『毛化《もうけ》』。『時狼』は字《あざな》。尽の宮宰（侍従長）。

児非《ニヒ》

・貴狼が連れてきた正体不明の侍従。正体はどっかから拾ってきたロボット。

・氏と名は持っていない。

真藤《しんどう》

・名前は『響《ひびき》』。尽（当時は京賀国）で初めて発見された転移者。

・平成の日本から転移してきたが、原因は不明。

・各対外用に氏が『群《ぐん》』、名は『麻《ま》』、字《あざな》が『深栄《しんえい》』。

・現在十八歳。魔法（最初は回復系から）が使える。

・中性的な顔立ちで華奢な対格。一人称は「僕」。

・運悪く成績以外の理由で大学に落ちている。故に転移直前は浪人生。

・軍職は参謀本部副官。軍階級は准佐（少佐の下、大尉の上位階級）。後に少佐。

丞仲《じょうちゅう》（今章から。前章では申竜《しんろう》）

・氏は『糸《し》』。『申竜』は名。そして陽玄から「丞仲」という字《あざな》を賜る。

・参謀本部の参謀。軍階級は准佐。後に少佐。武将を目指しているが基本はヘタレ。

長目《ちょうぼく》

・氏は『合《ごう》』、名が『真《しん》』。『長目』は字《あざな》。

・軍階級は少佐。後に中佐。参謀本部の参謀で、貴狼らが出征時には留守役となる。

・釣幻の御用商人というコネで、卒の中枢へ近づき、クーデターを起こして卒を滅ぼした。

・四十代半ばの男性だが、垢抜けた風貌をしている。貴狼とは旧来から仲間《ぐる》。

・ちなみに自身の家督はクーデターで奪取しているらしい……。

谷春《たにはる》（新人四人の内の筆頭格）

・姓は『谷春』。名は『壱誠《いっせい》』。軍階級は准尉。後に少尉。

・軍オタで、軍事全般について語らせれば、小一時間は余裕で語れるような人間。

・人を召喚するできる能力があるが、それしか使えない。まだ十六歳。

・金遠、原賀、勢呂の三人と同時に空兎に保護されて、尽子に連れてこられた。

金遠《かねとお》（新人四人の内の一人）

・姓は『金遠』。名は『渉《ゆずる》』。軍階級は准尉。後に少尉。谷春の親友。

・海上兵器（最初は前の日本の戦後以前）を召喚する能力があるが、それしか使えない。

原賀《はらが》

・姓は『原賀』。名は『福太《ふくた》』。軍階級は准尉。後に少尉。谷春の親友。

・航空兵器（最初は前の日本の戦後以前）を召喚する能力があるが、それしか使えない。

勢呂《せいろ》

・姓は『勢呂』。名は『護《まもる》』。軍階級は准尉。後に少尉。谷春の親友。

・陸上兵器（最初は前の日本の戦後以前）を召喚する能力があるが、それしか使えない。

楳連《うめづ》

・姓は『楳連』。名は『佐武朗《さぶろう》』。軍階級は大佐。現在の大和艦長。

・温和な性格で、部下達からは「昼行灯《ひるあんどん》」と呼ばれる。

・実際に穏やかで優しい印象の持ち主。

エミ

・全名《フルネーム》：エミ・マリア・ロイドルフ・フォン・シュフォイブルク

・全名の母国語表記：Emmi Maria Reidorf von Schveuburg

・僅か十七歳で大陸からの移民団の総責任者を務める女傑。金長髪で碧眼の凛々しい美女。

次回予告：尽の敵側及びだった者達……。