序章登場人物~陽玄らの敵側~
今回で登場人物紹介は終了の予定です。
全員は出してませんので、悪しからず……。
~佞邪救国政府畔河政権~
猛己
・氏は『撞』、名が『岩』。『猛己』は字。
・同政権の主席(国家元首)。旧畔河主民党の頭領でもあった。
・勇猛だがすぐ頭に血が上る性格。
・畔河と過穀の両地域を釣幻に献上するために、官男へ近づいた。
・官男へ近づいたは良い物の、彼との不仲から自身の政権を旗揚げした。
・結果、京賀国に捕らえられて、佞邪国へ引き渡され釣幻の手で処刑される。
傍矛
・氏は『撞』、名が『建』。『傍矛』は字。
・猛己の長男だが、その猛己に無能扱いされて後継者の座から外される。
・後継者の座を奪還すべく、京賀国と対決しようとするが、結局は捕らえられる。
・戦後、両親への態度から妹弟共々死刑を免れる。その後は監視付きで釈放されている。
献花
・氏は『撞』、名が『幸』。『献花』は字。
・猛己の長女で傍矛の妹。攻巳の姉。
・戦後、父母への態度から兄弟共々死刑を免れる。その後は監視付きで釈放されている。
攻巳
・氏は『撞』、名が『小』。『献花』は字。
・猛己の次男で傍矛の弟。献花の弟。まだ十六歳あたり。
・傍矛より有能なので、後継者として同政権の総理(首相)を務めていた。
・父母への態度から兄姉共々死刑を免れる。その後は監視付きで釈放されている。
撞和
・撞和の『撞』は氏で、『和』が名。字は不明。
・猛己の妻で傍矛兄弟らの母。
・畔河で暮らしていたが、畔河が京賀軍に落とされる寸前に、同胞達に殺される。
撞波
・撞和の『撞』は氏で、『波』が名。字は不明。
・猛己の母。傍矛に対しては口うるさく、何か起こる度に猛己に言いつける。
・猛己処刑直後に釣幻により、夫を含め自身の一族と共に粛清される。
~佞邪救国政府過穀政権~
官男
・氏は『図』、名が『籍』。『官男』は字。
・同政府が分裂する前からの主席。旧過穀血布党の主席でもあった。
・戦に強く猛己の猛攻を受け流すが、京賀国に捕らえられ、その後は釣幻に処刑される。
暖沼
・氏は『暖』、名が『事』。字は『沼』。『暖沼』は通称。
・同政権の書記(次席格)で官男の右腕。
・同政権の滅亡が決定的となると、クーデターを起こして大書記として降伏を受諾。
・その後は佞邪国(卒の前身)に誘われるも、釣幻に毒殺される。
~佞邪帝国卒王朝(旧佞邪国)~
釣幻
・氏は『塔』、名が『高』。『釣幻』は字。
・諡号は『煬武皇帝』。後に『太祖』という廟号も贈られる――予定……。
・長王朝の摂政(初期は丞相)だったが、易姓革命を起こして皇帝に。
・内政は壊滅的に駄目な反面、外政には非常に強い。周辺国から恐れられる程。
・根っからの暴君で、諸侯や民衆などを“搾取の対象”としか見ていない。
・長目に裏切られ、民衆に処刑される羽目になる……。
俊雄
・氏は『塔』、名が『秀』。『俊雄』は字。
・諡号は『煬文皇帝』。後に『太宗』という廟号も贈られる――予定……。
・同王朝の摂政皇太子。内戦面で愚かな俊雄の分を補う程、真面。
・陽玄の手によって直に殺される。
平場
・氏は『網』、名が『秀』。『俊雄』は字。
・熟練の無能な将。官男に討たれる。その後、自身の敗北の責を家族が償う羽目に。
清乾
・氏は『亡』、名が『原』。『清乾』は字。まだ十五歳。
・父から家督を受けたばかりの若き丞相(旧佞邪国では録尚書事)。
・京賀軍(尽軍の前身)の捕虜となるも、自身の両親の請願で命を救われる。
次回予告:そろそろ次章へ突入予定!
構想は練ってる最中だけどね!