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サーガとかフーガとか ~日本刀少女にぶった斬られたくない男のための~  作者: discordance
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)――某匿名掲示板経由
34/53

裏チャットルーム

 サーバーは日本。

 知る人ぞ知るチャットルームのログ。


>〈シラサギ〉が入室しました。


ナカジ「おー新人さんいらっしゃーい!」

ロッキー「ちわーすヨロシク」

シラサギ「単刀直入に言う。悪魔召喚プログラムをくれ」

ナカジ「え、なんすかそれ」

ロッキー「悪魔召喚プログラム?」

シラサギ「禍座を探すに当たり少しでも強力な武器を入手しておきたいところなのだ。某BBSでここにその手がかりがあると聞いた」

ナカジ「なんか面白いのが来ちゃったねw」

ロッキー「カザ? なんなのそのカザって」

シラサギ「違うマガクラ。読みも知らないようでは話にならない。ナカジとやら、君は悪魔召喚プログラムについて何か知らないか」


>〈ロッキー〉が退室しました。


ナカジ「あーあ接続切っちゃったよつまんねー」

シラサギ「もう戻ってこないのか彼は」

ナカジ「ロッキーは男じゃねーよ。てかあんた何者だよ。ここのパス知ってるってことは絶対素人じゃないよね。誰から聞いたの」

シラサギ「誰でもいいだろう」

ナカジ「いーやおかしいね。BBSの連中がパスまで知ってるわけねーもん」

シラサギ「ワチキはプログラムの入手先だけ知りたいのだ。つまらん詮索に応じるつもりはない」

ナカジ「なんだその態度。むかつく。メシでも喰おうっと」


>〈ナカジ〉が退室しました。


シラサギ「誰もいなくなってしまった」


>〈ロッキー〉が入室しました。


ロッキー「まだいたんだ」

シラサギ「眠い」

ロッキー「URL教えるよ。ここからロダに飛んでテキストファイル落として。そこにプログラム落とすリンク書いてあるから。五分でファイル消すから早めにね」

シラサギ「済まない。恩に着る。ところで君は女性なのか」

ロッキー「ナカジに聞いたんだね。彼には嘘ついてるんだ。ほんとは俺男だよ」

シラサギ「何故嘘を」

ロッキー「そのほうが何かと好都合なんだ。情報をリークさせたりね。その代わり口説かれる率もハンパないけどね。さっきもあいつに誘われて困ってたとこなんだw」

シラサギ「なるほど。確かにネット世界の性別ほど当てにならないものはないからな」

ロッキー「だよねー。君文章打つのすごい速いね。あとワチキって何?」

シラサギ「ワチキ? 一人称」

ロッキー「マジで。初めて見るけど」

シラサギ「確かにワチキだけだな。日常会話用に参考にした文献が少々古すぎたのやも」

ロッキー「?? 面白いね君ww 一言言っとくけど、プログラム作ったのは俺じゃないから、不具合起きても責任取れないよ」

シラサギ「了解した」

ロッキー「動かしたこともないし。天使召喚プログラムとかなら喜んで試すけど」

シラサギ「天使か。作ってみたらどうだ?」

ロッキー「俺が? ムリムリ。アルティア・ハイデルマンぐらいのプログラミング能力があれば別だけど。アルティアのことはさすがに知ってるよね?」

シラサギ「知らないと言えば嘘になるが」

ロッキー「まだ未成年なのに世界トップクラスの天才プログラマーで、霊子学の権威でもあらせられる、俺らしがないSE崩れの憧れの的だよ」

シラサギ「それが作れるくらいなら、ここには来ないのだがな」

ロッキー「は???」

シラサギ「判った。今度作るよう伝えておく。もし完成したら、またここに来て君に報せよう」

ロッキー「君アルティアの知り合い? なわけないかwww まーいいや、これURL」

シラサギ「かたじけない」

ロッキー「後は自己責任でヨロシクー」


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