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聖炎龍の加護

運悪いじゃろ発言で少々取り乱したが・・・

図星だよ、その通りだよ、ごめんなさいね。


「まさか運悪いせいで、異世界まで来ちまうとは。」


「「・・・」」


なにやら、炎の精霊王と小さなおっさんから

同情的な目で見られてる気がする。

心境的には俺をそんな目で見るなー!と言いたい感じだ。


そんな風にかわいそうな奴を見る目で見られると

自分が本当にかわいそうに思えてきてつらい。


・・・あっ!

目が合ったと思ったら小さなおっさんに目をそらされた。

これって地味にショックだ。


「のっかー かえる かわいそうなひと ばいばい」


(かわいそうな人いうな!いや、ありがとたすかったよ)


「のっかー いいやつ かわいそうなひと これやる

じゃな げんきだせ かわいそうなひと」


そういうとノッカーは大地に溶け込んでいった。


ち、ちくしょう、消え際に、かわいそうな人を連発していきやがった。

でも、消えた後に宝石の原石らしいものが残ってたのでひろっておく。


話題変えよう。


(勇者召喚で呼び出されたとすると俺は勇者なのか?)


「そうだのう、そうなれる力は持っておると思うぞ

異界からの転生者には特別な力も宿るというから、なんかしらの

特殊な力も持っておるだろう。じゃから気を落とすな、かわそうな人。」


(それはもうやめてくれ)


(特殊な力って、夢の中で見たアレかね?

ファイヤーで火が出たんだし、確かステータスに

鑑定のなんとかあったな、俺の黒歴史を思い返すなら

名づけるなら達眼か慧眼だな・・・)


「我がち・・・いや自分の力が知りたい鑑定の達眼」


(あたりだ!)


==============

† ステータス †

名前  黒須来斗(クルス=トワイライト)

種族   人族

クラス  なし

年齢   15

生命   47/ 47

魔力  172/174

気力  146/147

力    36    

知恵   78    

素早さ  58    


ギフト

????? ≪未覚醒≫

夢界支配者(ドリーム・ドミネーター)

叡智之慧眼(オムニシエント)

睡眠覚醒者(スリープ・マスター)


ユニークスキル

夢幻の工房 LV1 

鑑定の達眼 LV1 使用中


スキル

火魔法 LV 1 ファイヤー

地魔法 LV 1 アースセンス

星読み LV 1 スターナイト

剣 術 LV 1 なし

夢幻魔法LV 1 星天測位網(SPS:スターライトポジショニングシステム)

料 理 LV18


加護

聖神の祝福


称号

夢界の王

かわいそうなひと

==============


(おお!すげー!でた・・・)


「なにが出たんじゃ?」


(俺の力がわかりやすく書かれてるステータスってやつだよ)


「ほう、なんじゃ面白そうだの?」


(そうだ、サラマンドラ・・・さん・・・だったよね?

サラマン・・・サラさんのもみてみてもいい?)


「サ、サラさん?我は、炎の精霊王なんじゃぞ・・・

・・・ま、まぁよい、見たらどんなか教えてくれ」


この精霊王さんかなり好奇心旺盛なんだな


「・・・はは、それじゃお言葉に甘えて、鑑定の達眼!」


==============

† ステータス †

名前  サラマンドラ=イフス

種族   炎の精霊(聖炎龍)

クラス 炎の精霊王 LV76

年齢    507

生命  12725/12725(※実体化時値、精霊化時は魔力に転化)

魔力  18275/18275

気力   9612/ 9612

力    2256    

知恵   2216    

素早さ  1511    


ギフト

聖龍之稚児(ホーリードラゴンチャイルド)

炎龍之稚児(フレイムドラゴンチャイルド)


スキル

精霊魔法 LV75 ▼精霊召喚

火魔法  LV99 ▼根源の火

炎魔法  LV89 ▼イグニースト

爆裂魔法 LV64 ▼爆炎

火炎哮  LV46 ▼炎龍の咆哮

精霊化  LV99 

聖龍化  LV 0

龍人化  LV 0


加護

炎龍の加護

聖龍の加護

火神の加護


称号

炎の精霊王

炎の精霊龍

==============


「なんだこれ!すっげー!」


「なんじゃ?ワシにも見せてくれ」


(いいけど、これでいいかな?こんなだよ・・・)


頭の中で、みてる物をサラさんに伝えようとしながら

ステータスを上から読んで行ってみる。


(伝わってる?)


「うむ、お主・・・この力は、すごいぞ

教えておらん、わしの姓まで・・・

いや、それどころか、わし自身知らなかったギフトに

おお?これは、わしが持っていながら使った事のない

スキルなのか・・・ううむ・・・」


「炎の力は極めたつもりじゃったが

まだまだ先があったんじゃの・・・

これは・・・お主に感謝せねばならんの

加護は予定通り授けるとして・・・なにか

感謝のしるしを送りたいものじゃな。」


(いやこっちも、助かってるよ

なんでここに居るのか全くわからなかったのが

おかげでなんとなくわかったしね。

それに、なんか魔法使えるっぽいこともわかったからな。

あーちなみに、加護ってデメリットはないの?)


「加護はただ、力を付加するだけだからの

契約とは違って、もしお主が相克の属性に当たる

水の魔法を習得しても何ら悪影響は与えんし、それどころか

他の属性とはいえ精霊の加護を与えられておるとなれば

他の精霊からも一目置かれるようになるから炎に限らず

全体的な魔法の底上げになるじゃろな。」


(いいことだらけ?)


「あぁ、そうだな悪い影響が出る事はないな

せいぜい、羨ましがられるくらいじゃろ

・・・しかし神の加護に当たる祝福の場合は、そうもいかん

特に破壊神と創造神、邪神と聖神は絶対に相容れん。」


(え?・・・俺一個もってるけど?)


「な!なにぃ!!!・・・な、なんの神なのじゃ?」


(うーん聖神の祝福ってやつ?)


「な・・・なんなんじゃお主は?

異界から召喚されたから、やはり聖に属する勇者扱いなのか?

そういえば、肉体の方は勇者になる素質のある若者の体だったな

その辺考えると持っていてもおかしくはない話にはなるのか

まぁ、悪い物ではないが邪神の加護持ちと出会うと

問答無用で戦闘になりかねぬから気をつけるんじゃぞ?」


(うわぁ、いやな祝福だな)


「そんなこと言うもんじゃない、良い事をしたり

邪悪な者をたおしたりすると、力が上がりやすくなったり

加護持ちしか得られない特殊なスキルや、破邪のアイテムを

手に入れやすくなったり、普通は得られない大きな加護が

現れるらしいでの・・・今回わしと出会ったのも

その祝福の影響なのかもしれんな・・・」


(いやぁ、戦闘経験とかないから・・・

いきなり戦闘になるのはキツイと思う)


「なら自分の力を良く理解しのばしておく事じゃ

まぁ、もしお主が邪神の加護持ちと戦う事もになったら

今回の礼に、わしも少しは力を貸そう

わしも聖龍の血を継いでる以上、邪神とは相容れぬからの・・・」


(サラさん強いし、それは心強いな)


「まぁ、これだけ長く生きてきたわしでも

邪神の加護持ちとは、遭遇したことがないのじゃから

そんなに心配することもなかろう。」


(・・・そうか・・・なら

そんなに、ビクビクすることもないか)


「じゃが、自分がそういう存在だと理解して

出来る限り自分を鍛える事は忘れんようにな・・・

さて話も尽きんが、そろそろ加護を与えておくとしよう。」


(あ・・・ああ、おねがいします?)


「なんで疑問形なんじゃお主は、いい物じゃと言うとろうが・・・

では行くぞ!・・・我、炎の精霊王サラマンドラの名において

この力を秘めし人の子に、炎の精霊王として最上の加護を与えん!」


炎の龍の形が、光を強め大きく揺らいだと思うと

俺の周りが一気に火炎に包まれた・・・

しかし正直普通ならパニックレベルの状況だが

炎に対する恐怖は不思議なほど全く感じなかった・・・


(綺麗だ・・・それに炎が熱くない・・・)


そして、炎は俺の体にまとわりつくとスーッと体内へ

沁み込んでゆく、なんか気持ちがいい。


「不思議な奴じゃの、これほどすんなり

炎の加護を受け入れるとは・・・普通なら恐怖を感じても

おかしくはないのじゃがな、ふはははは」


炎の龍は楽しげに笑うと、炎の中から

炎の色に揺らめき輝く一枚の龍の鱗を抜き取り

何やら呟きながらぐっと握りしめると

こちらに投げてよこした。


(うろこ?おお?指輪になってる!・・・えらく綺麗だなこれ。)


それは、炎龍の鱗の炎の輝きを、そのまま宿した指輪だった。


「それは炎龍の指輪じゃ、つけておくがいい

お主と友人になった証しじゃ・・・

わしの事を、サラさん等と呼ぶお主じゃからな

・・・もう友人でよかろ?」


(ここが異世界なら、この世界で初めての友達だな

サラさん・・・俺は黒須来斗だ!よろしく)


「クロス=ライトか、なかなか良い名だの

それでは、クロスよ加護と友人の証しの他に

これも持って行くがいい・・・」


あ、もしかして姓名逆とかあるんかな?

まぁいいや、俺の場合逆にするとライト=クロスになって

カウンターパンチみたいな名前になっちまうしな

中学の英語の授業で自分の名前を言わされた時

だれかの「ボクサー?」って呟き後の教室を飲み込んだ

爆笑の渦が思い出されるといまだにどことなく痛い。


教師の植松なんて、指さしながら

腹抱えて爆笑してたもんな・・・


などと自分の中だけで考えてると目の前に綺麗な箱が現れた。


「中身は、宝石と精霊石じゃ

宝石の方は売るなりなんなり好きに使うとよい

精霊石の方は、肌に触れるようにして持っておると

少しずつお主の魔力になじんで中に眠る精霊獣を呼び出して

使役出来るようになるでな・・・やってみるとよいぞ。」


(へーなんかワクワクするな精霊石ってそういうもんなのか)


「ま、くれてやった物だからのう必要があれば

精霊石でも売り払っても構わん、お主の好きにしてよい

いくつか同じ種類の精霊石も入ってたと思うしの

ただ、なかなか手に入らない物じゃから有効に使ってくれ。」


(なにか注意しなきゃいけない事とかある?)


「・・・そうだの、精霊石から精霊獣を呼び出して

使役出来る事は精霊かエルフくらいしか知らない話じゃ

もちろん、人族も精霊石を宝石として身につけたりは

しておるが精霊石が自分の魔力に馴染んでおっても

精霊獣を呼び出せる事をしらなんだら、普通は宝石の中に

何かが居て呼び出せるとか思わん物だしの

人族の中では、エルフが非常に好む宝石という程度に

思われておるな。あとは、お主の魔力になじんで

精霊獣を呼び出せるようになった精霊石を人にやっても

新しい持ち主の魔力に馴染むまで新しい持ち主には

精霊獣は呼び出せぬから、その辺は注意かの?」


「ふーん、なるほどね。

ありがとうなんか楽しみになって来た」


「さて、そろそろわしは戻るとするか

クロスよ、また逢う日を楽しみにしておる。」


(もういくのか、サラさんありがとう楽しかったよ)


「ふはは我もじゃ、それではまたの。」


そういうと炎の龍の姿は火の子を散らしながら舞い上がり

夜空へと消えていった・・・


急に、周囲が静かになったような気がして

さみしさを感じるのと同時に、夢でも見たのかと

いう気がするが、手の中の指輪と目の前の小箱が

現実だった事を、教えてくれる。


しばらく、サラさんの飛んで行った

夜空を見上げていた 綺麗だ

けれど・・・いくら良くみてもそこには

見知った星座が一個もない。


やっぱり異世界なんだな。

そう思うと、不安が心の中で膨れ上がってくる。

これはいかん、すーはーと大きく深呼吸すると

俺は、焚き火の前へ戻ることにした。

ありがとうございます。

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