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町の行列にまちくたびれた なんつって

「あッ、看板……」

「……」

「やっとかぁー」

「ふぅ……」

「んじゃ、日も落ちてきてるし、急ごうか」

「はい」


十代前半男が一人と二十代前半女が一人、川の流れる綺麗な町に着いた。

土地はせまくても、川やむしの声で安らげるいい所だった。

宿屋を探すが、看板さえなかった宿屋を見つけれたのは日が落ちて暗くなる手前だった。


二人は二階に上がった。


目の前に二部屋、AとBとかかれてる。

後ろにも二部屋、CとDとかかれてる。

自分らはDだった。


部屋に入ると、二人ともベットまで走っていって、バタンと転がった。


…………。


「……何か、聞こえてる? よね……お城さん……?」

「う~ん……ぼそぼそ聞こえるね」

「どうします?」

「んーっとッ、盗聴しといて」

「おk」


俺は右耳をCとの薄い壁にひっつけた。

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