粉砕粉砕★
「いらっしゃいやがりまっせぇ!」
「なんだってたんだ! 誰だってんだ!」
突撃突撃ィ! 壁をぶち壊してド派手に侵入ゥ!
爽快ってやつかもな!
「なんでここが知られて……まさかあの求人か!? 」
バカでも気づくわあんなもの!
「しかして笑うぞ! あの生き残りがわざわざきてくれたとあれば、罠にはまったも当然! その息の根止めてくれる!」
(履歴書の内容は嘘をつけないように、事実しか書けない紙を使ってるらしいゾ!)
さっきから館内放送みたいなのでやりやがって。
表に出ろこっちにこい!
「とりかこめい! とりかこめい! そいつを切り刻んでしまえい!」
雑魚兵に取り囲まれてっても、雑魚は雑魚!
全員切り刻んで皆殺せばいいんだよ!
でも俺剣とか使えないしどうしようかなー。
・・・ピカーン。
おいらひらめいちゃった。天才的発想! 秀才的ヒラメキ!
殴ればいいんだってな!
雑魚兵殴り飛ばせば絶命した。
しかしまだ一人。楽しみはひーふーみーよーいっぱいじゃねぇか!
「パーンチ!」
「ひゃ……ヒャギャアアアアアアアア!」
バキッバキッバキッバキッバキッバキッバキキキキキキキィ!
怯える雑魚兵全員殴ってもれなく撃沈俺TUEEEEEEEE!
「想像以上と認めなくてはな……いやまったく本当に恐ろしい。こうなったが問題はない。なぜならまだこちらには二人の頼れる先生がいるからな」
先生? 教え子なのかその人の。
「へ! まかされたってい!」
「さっさと片付けてあげる」
うお! 背後から現れた!
この人達が先生か! いったい何を教えてくれるってんだ!
「やい! お前らはなんの教科の先生だ!」
「知るわけあるか! お前の先生になぞ、なった覚えはない!」
「じゃあ死ねぇい!」
男の方をぶん殴るも阻まれる。
「俺に物理はきかないってい!」
「超能力ってやつかよ!」
「知ってるならなお殺すってい!」
「死ぬのはお前だ! 爆裂真拳エクスプロージョン!」
拳でおこす大爆発。すんでで止まるなら避けられないよな!
んで防げないよな! これ魔法だし!
「なんてことを!なんてことをするってぇえええい!」
ちっ。まだ死んでないのか。
死にかけみたいに血吹き出してんのに。
「死にかけ野郎はどこのどいつだ? 諦めちゃいなよYOU!」
「横槍失礼!」
槍で刺された!? だがそれでいい!
「はーいキャッチィ! これで武器は捨てなきゃだよなぁ!」
「離してあげる。無尽蔵だもの」
へ?
女は槍を離した!? 武器が惜しくないのか!?
ちょっとまて無尽蔵って比喩とかじゃなくて本当にそういうことなのか!?
「サーベルよ!」
「サルベエエエエジ!」
叫んで俺は刺さっていた槍で女の腹をどつく。
後ろの部分じゃなきゃダメージあったんだろうなー。
「いまの叫び声意味はあった?」
「特に?」
「あらそう後ろががら空きよ」
後ろ?
「もらったああああ!」
背後から迫ってる男が!
「貫通ゥ!」
刺さってた槍を自分の中に思いっきり奥まで突き刺し、腹を貫通。
そのままの勢いで押し込み、槍の先端でリーチを長くしってええええええ!
「バカめ!物理無効だといっただろう!?」
「バカめ!何でも通さないって見破ってるだろう!」
槍を矛先を男に向け、矛先の方から槍を引き抜き、男にぶつける。
「届かない!?」
「届かせない吹き飛べぇぇっよ!」
槍がなければ爆裂真拳届いてたのに。仕方ないからファイヤーショット!
ふきとばされてやーんの。
んで邪魔だなこれ。
槍の残った後ろの方まで全部引き抜き終わったあと、ぽいっとその辺にすてる。
「素敵なプレゼントありがとう。もしかして俺のこと好きだったりする?」
「誰が!」
「許さねぇ!許さねぇって! おいカーラ!俺はバーサークを使う! 危なくなったら逃げやがれ!」
「デオーラ待って! あれをここで使うには仲間が多すぎる!」
ばーさーく?
なにそれカッコ良さそう。
「どのみち崩壊するのなら! 俺はこいつを道連れに基地をぶっ壊す!」
あっそうだ。中ボス前なら回復はすませておかないと。
「ヒール」
「流暢に回復なんてしやがってぇえええい! 殺す殺す殺すぅううううってぇええええい!」
男の体が赤くなってる? あれ光ってるんじゃなくて熱くなってるのか、湯気出てるし。
「忠告はしたからね!私もう知らない!」
女が逃げ出す。
なになに? そんなヤバいのこれ。
「ウガアアアアアアアアアアア!!」
なんか理性ないやつの叫び方してるし、巨大化してるし、湯気出てるし、これ普通にまずいやつでは?
バカでもわかるわそれくらい。
(力尽きた。今回は閉幕。次回につづく)
おい。
本当なら昨日の23時とかに投稿するはずだったのに!
なんてこったい朝の8時よ!
寝落ちしちまったよ何でだよ!
っはぁあああああ!萎えるわはっ!
今日も忙しから2本目難かな?