我ら復活談!
「ついたーーー!ここだ!」
「本当にここなんですか?何にもないように見えますけど……」
「何にもないからこそ、怪しいってもんじゃない?それに、あるかどうかなんて、穴を開ければわかることじゃん」
「私、まだその辺りがよくわからないんです。空間に穴をあけるってどういう……?」
「こうッ!」
空中を思いっきりパーンチ!すればビチビチって音がして、裂け目みたいなのが出てきて、出来上がり……あれ?力がすこーしでなくなったよ……う……
「あの狂命さん? 大丈夫……ですか?」
「大丈夫じゃない。やっべぇ……四分の一持ってかれた!」
「それってどういう?」
「生命の魔力!全体量の四分の一!つまり5000万年持ってかれた!」
「ごせ……えぇ!?」
「やっべぇこれ!次失敗したら実質次ねぇわ!」
「大変じゃないですか!」
「ついでに、一度にとんでもない量使ったから力入らねえや!」
「なんですかその弱点!」
「ついでに裂け目をこのまま放置すると、勝手に修復する」
「落ち着いちゃダメな事実じゃないですか!」
そ……想定外……。どうしよこれ、やっべマジで終わったんちゃうこれ。
「まあいいや。オラァッ!」
俺は裂け目の奥の空間に向かって拳をふった。
「何してるんですか!次、無いんですよね!?」
「いやあ何て言うかあるような気がして……」
「ある?」
「俺のからだ」
「えぇ!?」
そう。なんというか、この先にある!っというより、お前生きてるんだから早よ戻ってこいバカもんが!みたいな感じがしたのだ。
「やった!あのバリアに森に俺らの体!繋がったんだだだだだだだだだだだ!?」
「狂命!?」
引っ張られる!何この力!ギャアアアアアアアア抵抗したい!抵抗したい!
「侵入者ァアアアアアアアア!!」
ゲッ!?生き残りがいたってのかよ!
「カディア!もう時間ない!俺の体掴んどけ!」
「はい!」
「おっけぇ……振り落とされんなよおおおおおおおおおおお!」
カディアが自分に掴まったのを確認した瞬間に抵抗をやめ、裂け目の中へと吸い込まれていった。
そして、出口から外へでると……
「た……高すぎるぅうううううううう!!」
「さっき見えた景色より全然空の上じゃないですか!」
「そんなこと言われてもぉおおおおおお!」
さっきみたいなテンションで空中浮遊なんてしたら、いったいどれだけ持ってかれるかわかんないし、落下スピードを落とすしかない!
「動きをスローにすれば!」
「それじゃダメだ無重力!」
スローにしたって、落下した時にゆっくり潰れて死ぬ!
自分の回りの重力をいじれば……重力操作ッ!
「スローにすれば、いったん落ち着いて考えられると考えたのですが……。それに私たち魂ですし」
「そっか。完全に抜けてた忘れてた」
重力操作解除。からの電子レンジッ!
「この四角いのは?」
「電子レンジ。食べ物暖める機械」
「どうして電子レンジで動きが遅くなるんですか?」
「なぜってそりゃあ、最低最悪のアイテムだから?」
「わけがわかりません」
(説明しよう!対戦ゲームで負けそうな時に、レンジをチンってすると回線を意図的に重くしたり切断したりできるぞ!久しぶりの作者さんでした!)
よしッ!これだけゆっくりなら作戦練れる!
まずは視認!そしてバリアの解除!最後に着地地点の確認!
「いっくぞおおおおおおお!」
遅延解除ッ! かーらーの!
「蘇生忍法 復活の術!」
「って、私を投げただけじゃないですか~ッ!」
よし!カディアが体に戻ったのを確認!そしたら俺は……。
身を任せる!
ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
想像の5倍くらい早かった。
明日というか今日はグリッドマンユニバース三週目!
クライマックスは何度みても度肝抜かれるぜ!




