作戦概要とそれから決行!
「それで……今はどこなんですか?」
「今?今は……」
ここは、さっきの輪廻の輪とかいろいろあった場所だ。
空間が修復されて、もとに戻ったのか。
それで、元々いた魂我々が戻されたってわけね。
つまり、ここからなら、作戦を実行できる。
「元のあの世。いろいろあって戻されたって感じ」
「なるほど。あの世ということ以外、よくわかりません」
「それだけわかりゃ十分よ。そしてこれより、あの世からの脱出を開始するッ!」
「待ってください。あの世……それって死後の世界のことですよね。いったいどうやって帰るつもりなんですか?」
なるほど。確かに疑問に思うことだ。俺だって、突然言われれば戸惑うしこうも思う。
しかし、方法はいたって簡単なのだ。
「まず、空間に穴を開けます」
「はい。はい?」
「んで、その空間の中にさらに大きな穴を開けます」
「えっと……何を言ってるのかさっぱりなんですけど……そもそも空間に穴って空くんですか?」
「開けます」
「えっと……それはどういう……?」
「開けます」
「えっと……はい、大丈夫です。続けてください」
そこ説明しろって言われてもできないから、無理矢理押しきってやったぜ。
そもそも、なんかできそうってぐらいの感覚だし、合体してない今、それをやったらどれくらい生命の魔力を使うのかも予測できない。
でもやらなきゃだしやる。それぐらいの感覚。
「そしたら穴に入ります。穴の先は地上。脱出完了」
「えっと……穴の先は地上だってどうしてわかるんですか?」
「繋がればわかる。まあ正直、一発で繋がるかはわからないんだけどね」
「パワープレイってこういうことを言うんですね」
そうとも呼べるかもしれない。
「とりあえず、今から成功率が一番高そうなところに行く」
「それはどこなんですか?」
「俺が入っていた場所。入ってきた時の記憶がないから、保証はないけど」
そういえば、仮死状態になった途端にあそこにいたんだった。
「わかりました。戻るにはそれしかないのなら、何回だってその賭けにのります」
「戻らないなんて言ってた人の台詞にゃ聞こえないな」
「約束したじゃないですか。それに、今さらになって、まだ死ねないってくらい未練がいっぱいあったことを思い出しました」
「じゃあ行こう。俺だって未練たらたらだ」
「見つけたぞ侵入者だ!」
これってまさか、アイツらも戻ってきたのか!
「今度こそ覚悟しろ!」
「お前らこそ、神が封印されたってのに焦りもしないんだな。余程忠誠心ってのがないと見える」
「封印?そんなことあるはずがない!」
「まったく、信用しすぎるってのもよくないわけだ」
「戯れ言をッ!」
「接着拘束ッ!」
刺客は、巨大なガムのようなもので覆われ地面に貼り付けられている。
倒せないし、復活してくるなら、これが一番楽で早い!
「行こうカディア。新生俺を見せてやる!」
すみません。投稿する部分間違えてました。
さきほど投稿したのは、執筆中の次回分です。
ほんとに申し訳ない。




