鏡にみえている
前回のあらすじ
偽物と戦闘中。
まさか、ハイパーヒールの対策を考える日がくるなんて、思いもしなかった。
生命の魔力を削らなければ使えず、もし類似する超能力があるなら性能は遥か上。
そんなもん練りようがない。
だから今の今までそう思ってた。
まあ対策練ろうにも、前の五人組がやってたハメ殺しぐらいしか無いんだろうけど。
黒「潰すゥ!」
目がかっぴらいて叫んですげぇ速さで詰めてくる。
飛び上がって何するかと思えば、でっけー丸っとした何かを叩きつけようとしてる!?
黒「再生できないくらいにグチャグチャにしてやるよ!」
主「優しいから受けてやる」
叩きつけられる直前に気づいた。ありゃ魔力だ。学校の地下でやったあれだ。
あー、あれってこんな痛いんだ。
黒「グッチャグチャに潰れてやがるぜ汚ならしい! 偽物なんてこれで十分……」
主「所詮は偽物か。だから知らないんだな」
この程度ならハイパーヒールで十分だ。
主「重力で潰されたとき、そもそもフェニックスなんて使わなくても、洗脳さえなけりゃ回復できてたんだ。ま、偽物だし?知らなくてもしょーがねぇーよな!」
黒「試しただけだっつーの。わかんねーかな」
主「言い訳乙!死ねええええええ!」
風撃裂傷斬がクリーンヒット!上半身と下半身が真っ二つゥ!
黒「無駄だって別れよ馬鹿が!?」
偽物の腹が切れ続けてやがるのうっけるぅ!
主「無駄ァ?よくみろよ馬鹿。その技は対不死性持ち用の斬撃だっつーの」
黒「虫食いなんてヒキョーなやつだな」
主「そのままじわじわ死ねよ」
黒「お前もだけどな」
へっ?
気づけばスッとバラバラに、俺の体は落ちていた。
黒「絶風雷激烈空波動奥義にはカウンター技がある。そっちの方がカッコいいってつくってあんだよ偽物くんンンンンフフフフフフフフフハハハハハハハハハァアアアアアア!」
瞬時に治して繋ぎ合わせて、偽物に向かって激烈掌!
黒「無駄ってのわかんない?」
激烈掌に激烈掌を合わせてきた!? 相殺狙いか。
黒「理解が弱いんだよ。さっさと失せろよ偽物くん」
互角じゃない、押し負けている。俺より一段階上だってか!?
黒「偽物なら勉強してきな。激烈掌波にはあるんだぜ?二段攻撃の波ってやつがよォオオオオオオオ!」
ウッソだろそっちかよ!
激烈掌の一点型を、激烈掌波の一段目で受けきってからの本命がくる!
身体中に走る衝撃に耐えられず吹っ飛ぶ。
こんにゃろォよくもやってくれたな。
骨が折れたってかまいやしない。どうせハイパーヒールだ。
黒「お前ってそうとう馬鹿だよな。虫食いなんて、腹から血が出て痛いだけだってのによぉ、無駄がすぎんぜマジで」
主「お互い様だバーカ」
絶風雷激烈空波動奥義 空撃連打乱れうち!
黒「黙れ超馬鹿。しゃーねぇからさあつきあってやるよそのお遊びになァ!」
空撃を回転させて放てば相殺されずに貫通できる。
くらえ回転発射!
黒「ちっせーな」
主「かんけーない。脳天にぶちこんでやる」
突如、射線を遮るほどの黒く大きな物体が、地面から出現する。
黒「豆腐が鉄撃ち抜けるってならやってみろよ」
豆腐だと!? 回転させながら音速の速さで打ち込んでるのにそんなもの関係あってたまるか。
そう、弾かれた。
弾かれたってか潰れたってか、それがあまりにも規格外ってかなんていうか……さすがに笑うしかねーわ。
黒「そうそうこれこれ。一度でいいから乗ってみたかったんだよなァマジで! 」
巨大な浮遊する戦艦なんてわけわからなすぎやて。
一応残弾全部飛ばしたけど、全部焼かれてんのワロタwww
えっ、これどーすんのマジで。無理ゲーくせ。負けイベだろこれ。
黒「これが俺の滅。全砲門解放。撃ち殺せェエエエエエエ!」
焼け死にました。って諦めてたまるか!カディア助けるんだろもがいてやるぞコラァ!
バリア全開じゃあああああ!
全方位に放たれる多数の光線は、地上を焼き払う。
ただ1ヵ所を除いて。
黒「なに生きてんだよはよ死ねや」
主「やなこった!馬鹿でケェ船なんて持ってきやがって!もう怒ったもんね!」
バリアなんかでめっちゃ魔力使わせやがって!こえなったらバン!バン!
指でっぽうで脳天ぶち抜いて、いつものアイツ出してやる!
「バンッ!」
……あれ?
「バンッ!バンッ!バンッ!」
なんでどうしてだ?いつものにならない。
……これってさあ。もしかしなくてもヤバイやつじゃねぇえかアアアアアアアアアア!
残りの寿命。
約1億8870万年
寝落ちしたぁ……びえん




