俺/俺
「おいおいおい。戦うのって黒い俺かよ」
「おいおいおい。楽勝かって2Pカラー」
「はっ?2Pカラーはお前だろ偽物」
「プッハアアアアア!理解しろってお前が偽物だタコ」
「タコじゃねぇよ。足2本だぞ見えないのか」
「ならもがれたんだろ。可哀想に」
「あほくせーなお前」
「そっちこそ馬鹿面だ」
状況整理タイム突入ゥ!
現在、神の気まぐれにより謎の空間に転送。
突如目の前に2Pカラーのブラックmeが出現。
かと思ったら俺が本物なんて言い出してやがる。
あと誰が馬鹿面だ。面馬鹿にするならお前にもダメージいくんだぞわかってんのか。
(どっちが喋ってるのかわかりずらいので、台詞の頭に文字いれることにします。狂命は主、黒狂命は黒です。ここでこういうこと出来る俺天才だわー、神だわー、崇められたいわー)
主「だいたいお前は何者なんだ」
黒「そっちこそ何者だ。まっ、200%神様が作った偽物だろうけどな」
主「そりゃお前だろ偽物」
黒「めんどくせーな。じゃ、勝った方が本物で」
主「意義なーし!」
爆裂真拳 空弾着撃をぶっこんでやった!
音速で透明の爆撃弾なんてかわされてたまるかよ。確実に着弾したぞ!俺の勝ち!
主「偽物が本物に勝てるわけねーだろあほくせーな。所詮お前じゃその程度だ。今度からは俺の全部でもコピーしてくるんだなwww」
黒「空弾着撃か。なるほど、ただの偽物ってわけじゃねぇのか」
はっ?
黒「だがざーんねん!お前ごときじゃ、ダメージすら入らないのでーしたァ!」
マジかよコイツ。いかれてらー。
って!弱気になるな俺!……いうほど弱気か?
うーん、たぶん弱気だろ。
主「空弾着撃ァアアアアアアア!」
空弾着撃!空弾着撃!空弾着撃!空弾着撃!空弾着撃!空弾着撃ァアアアアアア!
よしよし。これだけうちゃ死ぬだろさすがに。
やっぱ弱気はいけんよいけん。
前向きにヒャッハーするのが一番いいんやて。
これで終わった。今度こそ行くぞって。
黒「だから効かねぇって……いや気持ちいいくらい効いてんのか。まっ、無駄だけどな!」
主「なんで生きてんだお前。俺のおきにの技なのに平気って」
黒「やっぱ偽物だよお前。俺なら種ぐらいわからなきゃなァ!」
ノータイムであの構え!空弾着撃カウンター!?
黒「お前がぶっとベェエエエエエエ!」
やっべえ避けなきゃ。右か左か、正面か!
黒「真下だよ!」
足元に着弾させた!?だが問題ない。空弾着撃の爆発はそこまで大きくない。後方に逃げてるから、当たるわけ無いんだよなあ。まっ、右でも左でも避けきれてるんだけどね。
後ろに逃げればコンマ数秒だけ思考の時間が増えるなんて思ってたけど、まさかそんな馬鹿たぁ思わなかったよ。
やっぱりアイツ偽物だぜ。
その直後。爆発は空間全てを巻き込んだ。
その爆発距離は、想像よりもはるかに大きく、そしてはるかに強大であり、そしてこんな爆発を起こせば、使った本人ですら逃げ場がないほどに、恐ろしく強力な自爆攻撃だった。
だがしかしだ。欠片でも残るなら俺には秘技がある。秘技というかいつも使っている例の回復魔法。ハイパーヒールさえあれば、どんな即死攻撃だって耐えられる。
こんな風に爆発に巻き込まれながら使い続けることだって……。
待って間に合わん!いつもの回復速度じゃ焼け死ぬ!
やりたくないけど、使用する生命の魔力をいつもの1/3……なんかじゃ足りないから倍だ倍!
2倍の魔力でやるしかない!
ふんばれ!がんばれ!俺なら出来るゥ!
体を焼かれながら耐え続け、痛みが走り続けるのをグッとこらえ、しのぎきった。
だいたい今ので50年……恐ろしすぎるだろ今のは!
って、思ったけど今のでわかった。アイツは俺の真似して調整ミスったんだ。つまり真似事しかできないってわけだろ?
ハイパーヒールだって使えないんじゃ、今頃偽物はぽっくり死んでんじゃねーの。
黒「なーんだ。お前も使えんのか。ってこたァただの偽物ってわけじゃねぇんだな」
はっ?
なんで?なんでお前が使えんだ?
硬いだけの偽物は、こんな爆発に耐えられるほどに強固ってわけなのか?
それとも……。
「お前……それは……なんでお前が……」
俺は、今偽物の姿をみて気づいたことが一つある。
先に言っておこう。俺は別にアイツの正体がわかったわけではない。
俺の黒いのに対しての認識は、2Pカラーの偽物ってだけ。
それでないとしたら、俺は何に驚いたと思う?
答えはこうだ。
「その魔法を使えるんだ!?」
アイツは硬いのではない。ただ回復していただけなのだ。
きっと俺と同じ方法で、今までの俺と同じように。
食らっても回復すればの精神で、使い続けていただけだった。
黒「まっ、結局潰すならカンケーないか」
アイツは、ただの偽物じゃない。
残りの寿命。
約1億8930万年
我見参!
我帰宅!
我画伯!
我……画伯は盛った。俺の画力小学校低学年だし。




