各話のタイトルに意味? ないない。あったりなかったりよコノヤロウ
前回のあらすじ。
カディアとデートすることになりました。
というわけでやってきた新しいケーキ屋が出来た町らしいんだけどぉ……。
「カディアよ。凄くみたことあるんだけど」
「気のせいです」
「カディアよ。俺はここを知っているのだが?」
「そうなんですね。私は二度目です」
「カディアよ。俺は嫌だといったはずだけど?」
「狂命さん。アナタの承諾はもらっていますよ?」
「いやここ近所やんけぇ!!」
確かに俺は言った!けど!近所だなんて知らなかった!
くっそ!こんなことなら週一くらいで町全体をハイキングでもしておけばよかった!
ケーキ屋が出来たことさえ知っていればこんなことには……!
「とりあえずついてきてください。ケーキ屋さんまで案内しますから……」
嫌だあああ!なんて思いながら今更ながらにビクビクしながら、カディアの後ろに隠れるようについていく。
「あの、そんなにぴったりくっつかれると動きずらいんですけど……」
「デートなら妥協しろ!それだけの横暴は許される!」
ああもうめちゃくちゃだよ。大変大変。
その後いろんな人にみられながら、無事? にケーキ屋にたどり着いたのはいいものの、注文する時に「後ろの方はどうされますか?」なんて聞いてきたあの店員のことを俺は許さない。
とりあえずショートケーキとだけ言っておいたが、今更だけどお金は誰が払うんだ?
俺か?俺か!?俺に金はないというのに俺が払うのか!?
ちらっとみた時に写った額は、日本円に直してだいたい800円!
……何あれ電子機器?
違う気がするけど、なーんかそんな気がするんだ。
とにかくどうしよう!ああどうしよう!
デートなら!俺が払うべき!……なんだろうか!
「あの狂命さん。大丈夫ですか?」
「ハッ!? ここはどこ!? 私は狂命!今までなにを!」
「先ほど買ったケーキを、屋外の飲食できるスペースで食べるところなんですけれど、覚えていませんか?」
あの一瞬の間にそんなことが!
そうだそうだそれよりもケーキを!じゃない!
「ちなみにお代は?」
「払っておきましたよ。払ってくれようとしてくれていたなら嬉しいですけれど、アナタ気絶していましたし」
やっぱりやったか!これは正しいのか間違ってるのかはわからないけど、俺の財布は救われた!
「ケーキ食べないんですか?」
「えっ?あっ、食べる!」
フォークを使ってぱくぱくと。
すげぇこれはすげぇ!間違いなくこれはショートケーキの味だ!うめぇ!ショートケーキうめぇ!
あめぇ!
「喜んでいただけたようでよかったです」
「そういやなんでデートなんて急に?」
いや急ってほどでもないけど、本気にしてるなんて。犠牲にしてまですることか?
「実は、お父様にはアナタと付き合っていると伝えてあります」
「食事中に止めてよね。せっかくのケーキを衝撃で噴き出すところだった」
味わって食べなくてよかった。でなければ今頃俺のケーキはカディアの顔面にスプラッシュだ。
「真剣なんですと伝えたら許してくれたのですが、そのせいでデートしなければならないという制約が生まれてしまいました」
「それはなんともめんどくさい。にしてもなんて娘の趣味に寛大なんだ」
「私が幸せならそれでいいと言っていました」
寛大ッ!寛容ッ!すばらすぃいいい!
いや、この場合無関心ともとれる?
まあそのおかげでこうして彼女のボディガードになれたわけだけど。
「それで思いついた作戦がそれだったと」
「お父様がアナタを受け入れない以上、それしかないんだって思ったんです」
「なるほどね。だか俺はそれを認めない!あえてだ。そういうのは俺はいけないと思うのだよ俺は!」
「私が乙女だからと言いたいんですか!」
「そりゃそうだ。覚悟うんぬん以前の問題だ。もしだ、もしかりにだ、俺がお前と……その結婚したいとか言い始めたらどうするんだよ」
「結婚します。それでアナタがいいというのなら……」
「それがいけんのだ!いいか、俺は……」
キャアアアアアアア!
突如聞こえる悲鳴。これすぐそこだ。
隣の席とかそんなレベルだ。
「あっ。お姫ハッケーン」
何事だと辺りを見れば、そこには10人のみたことある人物が……あれ200%超能力者だろ!
「何者ですか」
「俺たちは……悪組織幹部!」
聞かれて名乗る悪がいる!
「ダイマ!」
「ベルミ!」
「ナルマキ!」
「カタタマ!」
「そして悪組織幹部NO1! ボルゲート!」
幹部が五人!? それに一番強いやつまでくるのかよ!
「いったいどうしてくるってんだ!」
「私が情報をまきました」
え? それま? ……すぅーっ、えっ囮になるってそういうこと?
「これで私は常に狙われつづける囮になりました」
コイツまさかっ!
日常生活まで犠牲にしてまで正義掴もうってのかよっ!
「なりましたって!お前はそれでいいのかよ!そこまで捨てて!」
「そのためのアナタです。守りきってくださいね。私が連れ去られないように」
「言われなくても守りきるっ!そういう仕事でっ!そういう約束でっ!そうやって犠牲にさせないためのっ!俺だ!」
とはいえ五人も相手にするなんてちょっと辛いけど、理性ぶっとばそうにもカディアに見られたくないし、どうにかしてさがさないと。理性をぶっとばさなくてもいい勝ち筋を!
「離れるなよ絶対に!」
カディアを守りきって、全員倒してやる!
つかーれたーべいべいべー
シンフォギアでもみてこよ




