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デエエエエットォ!

前回までのあらすじ。

カディアのボディガードになりました。


そして今日!

ある地点にて合流したあと、いろいろするってきいた!

ずっと一緒にいないのかって思う人いると思うけど、本部にあの偉い人がいる都合上、そして他の基地にだってくる可能性があるため俺は自宅からの出勤になる。

それほどまでに、あの偉い人は俺が入るのを嫌っている。

ほんとなんでやねん。

そもそもボディガードなんて必要ないと思うのだが?

だって幹部が知らないって事は、善組織の親玉に娘がいるなんて思われてないってこった。

ねんのためって事なのかどうかはよくわかんないけど、まあとにかく美少女のボディガードできるなら何でもいいや。

そして……ある地点って本当にここ?

どこからどこまで森って感じなんだけど。

海って感じがするほど水辺ないし、町って感じがするほど建物ないし、草原って感じがするほどひらけていない。

つまりはそういうことだ。森だ森。

始めての女の子との待ち合わせが森ってま?


「早いですね狂命さん」


本当にきた。カディアだ。騙されたんかと思った。


「こう見えても出発はついさっきなんだ」


「ついさっき? アナタの家からずいぶん離れてるはずですけど……」


「走ればどこでも一瞬よ」


「規格外がすぎません?」


よくいわれる。


「ところで今日は何するんだ?」


「今日は……そうですね、デートでもしましょうか?」


……。

…………………………。

……………………………………………。

!? !! ぐっはあああああああああ!

予想外! 想定外! 規格外!

それはボディガードの仕事と呼ぶにふさわしいものなのか。

否! 絶対にそんなものじゃない! そんなことじゃない!

しかしいい! デート……デエエエエット!


「どうしたんですか?」


「えぇっと! デートってつまり、前約束したみたいな手を繋いだり一緒に買い物したりうんだらかんだらするあの!?」


「どうしてそんなに驚いてるですか。前はそんなに驚きもしなかったのに」


これは……思考がまともに戻ってる!?

いやでも初めてあった時に言われたときもこんなんだった気がする!

しかしゆえに恥ずかしい!

三度目の誘いに脈ありなのかと勘違いしそうになるほどにだ!

だとすれば、だとすればだ!

俺は恋心を抱いているのか!?

それともまさか、抱いていたのか!?

だとするならば俺は、好きな人と一緒にいられることに喜んでいたことに……!

ならばこそしまえ! そんな気持ちは封印じゃ!

気持ちの上にカードを裏側のままおいておけ!

(デュエル・マスターズが元ネタらしいゾ!)

そんなはずがないと言い聞かせるのだ!

……よし言い聞かせた。


「それで、どこに行きましょうか?」


そんなことを聞かれたらダメだ!その言葉は同文明のコマンド! ひっぺがされる!

(デュエル・マスターズが元ネタらしいゾ!)

なぜならその言葉は、嫌われたくないという感情を呼び起こす! この使われ方に限って恋愛文明だ!

家を聞かれただけで嫌な顔される人がいる町なんていけん!

ならば他だ他ァ!

えぇっと……どこか……どこか……


「えぇっとぉ……思いつかないんで考えてもらってもぉ……あっできれば近所以外でぇ……」


「どうしてですか?」


「いやっ!それはっ!ほらっ! あれだしあれ! 新しいものみてみたいっていうかなんていうかそのぉ!……そういうあれです」


「わかりました。それでは最近美味しいケーキ屋さんが出来た町があるのでそこへいきましょう」


「はいっ。そうしますっ」


こうして、ボディガードとは思えないような初仕事をするはめになるのだった。

(つづく)

眠っ! また明日!

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