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かぐや姫編withその後の桃太郎 〜月よ、私は帰って来た〜

「婆さんや。里の近くを通ってたら、光る竹の中から女の子が出てきたんじゃ、うちで育てんか」

「爺さん……知らない子を見つけたら警察に届けるのは私でも知ってるわよ。それなのに自分の家に幼女誘拐してくるなんて、ロリコンなの!?もしかして隠し子!?竹から女の子が産まれてきたって、そんなファンタジーな話を信じる大人がいると思うの!?」

「よし。この子は里の近くで見つけた竹の子どもといっても過言ではないし、名前は たけのこのさt」

「私、かぐや姫!月に帰る!」

「……この子、自分で“家具屋“の姫なんて名乗っちゃったわよ…家具が好きなのかしら?」

かぐや姫は必死に勉強をして、様々な資格と経験を積み、自然科学系大学を卒業して、日本人初の女性宇宙飛行士になりました。

そのかぐや姫が、月面に到着してから初めて発した一言は

「あいるびーばっく!月よ、私は帰って来た!」

「おめでたい話繋がりで、この場で初めて報告しますが、私かぐや姫は一般男性の方と結婚しました!夫は少し強面で、鬼のような顔だとも言われるけど、性格はとっても優しくて既に息子を一人育て上げている、家庭的な人です!」

「そして私の次の目標ですが、宇宙の次は深海に行って、ホテルを建てるので、ぜひ皆さん気軽に泊まりにきてください!

このホテル専用の運行バスも準備しています!私の息子桃太郎と、息子にイジメられてる亀バスが目印なので、ラブホテル"竜宮城"にぜひお越し下さい!」


こうして皆が幸せに暮らしましたとさ。

めでたし、めでたし。

分かりにくかったであろうおとぎ話ポイント

・好きな人や配偶者の不貞を疑うのは、日本では単に嫉妬妄想と表現されることが多いですが、「オセロ症候群」とも言われます。この名前は、シェイクスピアの戯曲が由来だそうです。 


ちなみに「お爺さん・お婆さん」は、年寄りの男女を指していて、2人がどんな関係だったのかは読者さんの解釈次第です。


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