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異世界の観察者  作者: 天霧 翔
第八章 真実
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5

「さて、どこから話したらいいかな。先ほど見せた論点に対して順番に回答してくのがわかりやすいか?とりあえず今から話す事は閲覧禁止図書の内容になるから取り扱いには注意してね。」


 皆が頷くのを確認してアキは話を続ける。


「閲覧禁止図書とベルのおかげで大方答えはわかった。ではまず1の論点から。」




 1.街外での犯罪者について


 街の外に犯罪者はいる。では何故犯罪が起きないのか。それは魔獣が犯罪者を処理しているからだ。街外を根城にしている犯罪者は魔獣によって駆逐されている。だから存在しない。街中の犯罪は衛兵が厳しく取り締まっている。だから犯罪者は必然的に外へ逃げる。だが街の外に出たら、魔獣が彼らを駆除するという手筈だ。


 では魔獣はどうやって犯罪者を識別しているのか。答えは「していない」。魔獣は手当たり次第人間を襲っているだけだ。つまり犯罪者だろうと一般人だろうと魔獣は襲う。ただこれにはからくりがあり、商人証や通行証を持っている人間は襲わない。そして一般人が街の外に出ることなんて滅多にない。アキに世界情勢を教えてくれた際、ミルナ達自身が言っていた事だ。つまり魔獣に襲われるのは犯罪者だけという事になる。


「ちなみに冒険者は襲われる。でも依頼を受けていれば襲われない。依頼を受ける時、冒険者証を協会に提出するだろう?あの時に多分そういう処理をしている。受付嬢だったセシルなら知っているかもね。セシル知ってる?」

「はい……確かに依頼受託処理を行います。協会が用意した台座の上に証を置くだけですが。あれにそんな意味が?」

「うん。おそらくそれで討伐対象以外の魔獣に襲われにくくしているんだと思う。多分何かしらの魔獣制御魔法を付与している。原理はわからないけどね。ただ冒険者が魔獣に一切襲われないのは不自然だから、商人証や通行証と違って制御処理が緩めになっているんじゃないかな。」


 勿論その魔獣制御も完璧じゃない。普通に襲ってくる魔獣もいる。アリステールから王都へ移動した際、アキ達は実際に何回か襲われている。この事から魔獣制御は不完全だという事がわかる。


「1ついいですか?アキさんが1人の時襲われなかったのはなんでなんですの?」


 ミルナが首を傾げる。確かにアキが地球から渡航した時は通行証も冒険証も持っていなかった。完全にただの一般人だ。魔獣に襲われてもおかしくなった。


「的確な指摘だな、さすがミルナ。」

「そ、そんなことないですわ……。」


 嬉しそうに頬を赤らめて俯くミルナ。


「多分だけど、俺は常に魔獣に感知されないように動いていたから察知されなかったんだと思う。お得意の観察でね。この事からも魔獣の性能は完璧じゃないという事がわかる。つまり……ミルナ、どういうことかわかる?」

「魔獣より実力がある人間は処理できない?つまり、そこで必要なのがSランク……って事ですの?」


 ミルナが正解を導き出してくれたので、アキは他の論点の説明に移る。




 2.Sランクの存在理由について


 魔獣では処理しきれない犯罪者はSランクが処理する。犯罪者と断定されない限りは基本放置だろう。アキがあのまま街の外に居たとしても、Sランクに討伐依頼されたりはしないと考えられる。「魔獣が手に負えない犯罪者」と断定できない限り、わざわざSランクを駆り出す価値はない。


「つまりSランク冒険者の本当の仕事は特殊な犯罪者の処理。あとは強大になり過ぎた魔獣の討伐というとこだな。ちなみにA~Hランク冒険者に依頼される魔獣討伐だが、あれの真意は魔獣の絶対数の調整だ。」




 3.イリアへの依頼について


「これは確証ではなくあくまで俺の予想だけど、イリアにSランク難易度の依頼をしたのは、彼女なら受託すると国が判断したから。母親の件があるからね。あと何故Sランクでなくイリアにしたのかは立ち入り禁止区域の説明入れるからここでは割愛する。ベルに調べて貰ったイリア情報もあるけど、それも後で話すね。」




 4.この世界の300年以上前の歴史について


 「戦乱時代だったというだけ。人間同士の争いや犯罪が蔓延していて、各国は対応に明け暮れていた。閲覧禁止文献には単純にその歴史が記されていた。」


 ただそれだけ。大方アキの想像通りで、特筆すべき点はなかった。




 5.魔獣について


「もうわかるよね?魔獣は各国によって各地に放たれている。犯罪者を駆逐する為に。つまり人為的な現象というわけだ。」

「そんな……。」


 ソフィーが悲しそうな表情をする。


「どうやって魔獣を生成・制御し、各地に放っているか。これも立ち入り禁止区域の説明で解説するからここでは割愛。」




 6.オリハルコン武器と地球への転移、その因果関係について


「これはベルも俺も直接現場を見たわけじゃないからあくまで2人の予想だ。」


 今までの話の流れからしてミルナ達も察しはついているだろうが、立ち入り禁止区域には魔獣生成に関わる秘密がある。そこで発見されたオリハルコンはそれに深く関わっている。イリアは立ち入り禁止区域でその事実を知り、何かをしてオリハルコンを地球に飛ばした。オリハルコン武器がこぞって地球に転送された理由としては一番有力な説だ。


「多分大きくは間違っていないと思う。ベルも同意見だ。」

「ええ、多分アキさんの予想で合っていると思います。」

「まあ、あくまで予想だからこれに囚われないようにはしよう。」




 7.立ち入り禁止区域について

 8.1~6の事項と立ち入り禁止区域の因果関係


「最重要の2項目をまとめて説明するね。」


 閲覧禁止図書とベルからの補足でわかった事だが、基本的に魔獣は立ち入り禁止区域で生成されている。いや、生成という言葉はちょっと違う。どこからか召喚されてくると言った方が正しい。立ち入り禁止区域の奥深くには魔方陣のような刻印あり、オリハルコンをその刻印のに置くと、魔獣が召喚される。召喚された魔獣は別の刻印を使って各地へと転送する。便宜上、前者を召喚印、後者を転送印と命名した。


「魔獣制御だけど、これもオリハルコンが関わってくる。」


 魔獣を転送する前に、オリハルコンを使い、証明書を持っている人間を襲わないように命令処理を行う。ベル曰く、専用の魔法印のようなものがあるらしい。アキの予想だと、おそらく識別系統の魔法だ。証明書に識別刻印しておき、その刻印を保持している者は襲わないよう魔獣に命令処理を行うと言ったとこだろう。


「では次の疑問。魔獣はどこから来るのか。正直これはベルも俺もわからない。」


 実際、どの国もよくわかっていないらしい。だが予想はつく。召喚印から召喚されるのだから別の異世界か別の大陸だろう。


「俺が以前言った別の大陸の話覚えてる?そこからかもしれない。または別の世界からかもしれない。俺の世界ではないけどね。魔獣なんていなかったし。」


 アキは苦笑する。


「つまりこの事実があるからSランクを立ち入り禁止区域に入れたくなかったんだ。」


 正義感の強い一部のSランクならば反発するかもしれない。だが各国が取り決めた政策に異論は許されないので、事実を知った者は処分する流れになる。でもSランクはそう簡単に育成できない。だからこそ立ち入り禁止区域には、Sランク以外の冒険者、又は事実を知っているSランク、を行かせるという事になる。


「さっき俺はSランク冒険者の仕事は、犯罪者と『強大な魔獣』の討伐と言ったよね?」


 召喚されてくる魔獣は選べない。極稀に存在すべきではないレベルの魔獣が召喚されることがある。オリハルコンで命令制御が出来ない災害レベルの魔獣だ。それらが召喚され、各地に転送されてしまった場合は、Sランクが討伐する。そして召喚されたが転送がされなかった場合は、魔獣を立ち入り禁止区域で「Sランク以外の冒険者」が処理する。つまりそれがイリアの依頼だ。


「魔獣召喚、命令付与、転送まで一連の流れらしい。オリハルコンを刻印に放置してほとんど自動で行われるんだってさ。勿論監視する人間はいるみたいだけどね。命令付与が確認できなければオリハルコンを抜いて転送はしないらしいが、されてしまう場合もある。その辺りの作業は危険が伴うので結構曖昧らしい。というより各国も召喚・命令付与・転送が何で出来るのかわからないままやっているからね。色々と漏れがあるのだろう。」


 立ち入り禁止区域が壁に囲われて警備が厳重なのは犯罪政策の秘密を隠蔽し、情報を統制する為……だけではなく、それと同時に、強大な魔獣が区域内で召喚された際、外へ出さない為の防護壁でもあるという事だ。流石のアキもあの警備や壁が二重の意味を持っているとは想像していなかった。






「簡単に端折って説明したけど、これが立ち入り禁止区域のからくり。そして各国の真実ということになるかな。」


 アキが言葉を締め括る。ミルナ達はまだこの事実を消化しきれないらしく、黙ったままだ。もう少し時間が必要なようなのでアキはついでに補足する。


「ベルはそれを快く思っていない。だから俺に協力して色々してくれてる。」

「ええ。こんないつ破綻するかわからない危険な方法は好ましくありません。冒険者の方を騙しているのも心苦しいです。何よりオリハルコンというわけのわからない物に頼っているのは不安でしかありません。」


 ベルがはっきりと肯定してくれる。


「アキさん……それではイリアは?イリアは大丈夫なの?」


 少しは事実を飲み込めたのか、ミルナが声を絞り出すようにして聞いてくる。


「その情報がまだだったね。多分イリアは生きているだろう。ベルに冒険者協会を内密に調べてもらった。依頼は未達成……いや、正確には依頼遂行中のまま行方不明。一応冒険者資格は剥奪されてないが、長期間進捗報告がないので未達成という扱いになっている。いずれは冒険者資格も剥奪されるだろう。」


 ミルナ達はアキの言葉を真剣な眼差しで聞いている。


「俺の予想だが、イリアはおそらく立ち入り禁止エリアでこの世界の事実知り、止める為にオリハルコンを転送印で消そうとした。それが俺の世界に転送されたんだろう。その後イリアは行方をくらました。理由はわからないけどね。」


 ベルが冒険者協会から依頼遂行中リストを取り寄せたところ、イリアの名前が確認出来た。注意書きで「長期間無報告の為、未達成扱いとし、別の冒険者を派遣。冒険者資格はいずれ剥奪予定。」と記してあったらしい。


 この報告をベルから聞いた後、この話をいつミルナ達にするかは直ぐに結論がでた。ベルのおかげでミレー王国は月夜の森に行っても無駄足になる可能性があるとわかったからだ。Sランクの初依頼を受ける前に、全てをミルナ達に話しておくべきだとアキは考えた。


「では……どこにいるの?」


 ミルナが悲しそうに尋ねてくる。


「それはわからない。召喚印で異世界や別大陸に転送されたのかもれしない。各国の立ち入り禁止エリアを回ろうとしているだけかもしれない。」

「そんな!異世界なんて!」

「落ち着けミルナ。そこは別に落胆しなくても大丈夫。」


 もしイリアが異世界へ転送されたのであれば、地球に辿り着いてなければおかしい。オリハルコンが地球に転送されているのだから、イリアだけが別の異世界に飛ばされた可能性は低い。


 それ以外の可能性としては、もし地球に転送されていないのだとしたら、魔獣転送元である場所に転送されたか、本当に各地を回る為に行方をくらましているだけということになるだろう。


「俺の世界に飛ばされたのであれば、こちらの世界へ戻ってくるのは難しいだろう。でもその場合は俺が行けばなんとかなるから安心していい。魔獣召喚元にいるのなら問題なく戻ってこられる。魔獣達はそこからこの世界に来ているのだから向こう側にも召喚・転送印はあるはずだ。もし各地を回っているだけなら必ずどこかで情報を拾える。こっちにはベルとミレンド商会がついているしね。」


 つまりどのパターンでもイリアの事は何とか出来るはずだ。アキはミルナ達に優しく、慰めるように説明してやる。だが彼女達は相変わらず意気消沈といった様子だ。


「アキさん、質問いいですか?」


 すると意外な人物から声があがる。セシルだ。アキがミルナ達に大事な話をしている時は決して口を挟まないセシル。そんな彼女が発言するという事は、どうしても聞いておきたい疑問があるという事だ。


「いいよ、セシル。」

「お話は大体わかりました。でも290年前に各国はどうやってこのオリハルコンや転送印、召喚印、命令付与の利用方法を知ったんでしょう?使い方を的確に理解しているのが不思議です。」


 なるほど、確かにいい質問だ。だが正直その解答をアキは持っていない。


「それはわからないんだ。文献にはどうやって知ったかは一切書かれてなかった。ベルも知らないらしい。」

「そうなんですね……。」

「まあ、俺の予想でよければ話すよ?」

「お願いしますー!」


 セシルが是非聞きたいと兎耳をぴくぴく動かしている。


「それは私も聞きたいです。お願いします。」


 ベルもアキの予想に興味津々だ。


「いいよ。ベル、もし俺の予想におかしな点があったら教えてね。」


 あくまでアキの予測だが、先ず290年以上前、現在立ち入り禁止区域に指定されている場所に、魔獣が何らかの原因で召喚された。別大陸からなのか、異世界からなのかはわからない。ただその出来事が各国にある立ち入り禁止区域で起きているのは不自然だ。1ヶ所ではなく4ヶ所で起こった事と考えると、偶然の出来事とは考えにくい。誰かが意図して起こしたものだろう。つまり何かしらの目的でこの世界に魔獣が召喚された。そして魔獣は大陸を跋扈し始め、各国はそれに対応する。当然、国は原因を調査するだろう。そして発生元を突き止め、召喚印を発見する。


「多分この方向で間違ってはないと思う。次に命令付与と各地への転送。」


 これはおそらく魔獣召喚元の何者かと接触があったものだと考えられる。又は文書か何かが残されていて、魔法印の使用方法が書かれていたのだろう。それが各国の王の元へ伝わり、協議の結果、現在の魔獣システムに採用された。ただオリハルコンの原理は依然不明だし、それ以外の用途に転用されてない事を考えると、使用方法が全て伝えられたわけではないとわかる。もし誰かと接触したのであれば、細かい原理は隠して使用方法を教えられたのだろう。文書であれば、その辺りの事は書かれていなかった。どちらにせよ、現在の魔獣利用はオリハルコンや魔法印本来の使用方法ではない可能性が高い。


「さらに言うと、この魔獣制度を提案したのは召喚元だろう。」


 何故なら冒険者制度と魔獣利用の運用が上手く考案され過ぎている。考案した人物は間違いなく魔獣やオリハルコンの原理をある程度理解している。つまり考案者はこの大陸の人間、少なくとも王家ではないと断定できる。


「だがこの原理を理解していなくても運用は出来るから敢えてその部分を隠蔽して情報を提供したと考えられる。そしてこの世界の各国はオリハルコンや魔獣召喚の原理を知らずに魔獣による犯罪抑制制度を運用しているというわけだ。」

「なるほどです。」


 理解したのか、セシルが納得したように頷く。

 最後にアキは付け加える。


「そしてこれこそ本当に何の根拠もない推測になるけど……召喚元はこの運用方法を提案し、何かこの大陸で実験しているんじゃないかな?強大な魔獣を使えば大陸を滅ぼす事だって出来る。でもしていない。さらにはオリハルコンや魔法印を300年近くも放置している。つまり長期的な運用実験をしているのではないか。体のいい実験場としてこの世界を使っているのではないか。」


 アキの推測を聞いてミルナ達、アリア、セシル、エリスは絶句している。ただベルだけは冷静沈着な目でアキを真っ直ぐに見つめてくる。


「アキさん、さすがです。合っているかはわかりませんが、筋が通っています。納得もできます。ただ私の国が実験として本当に使われているなら許せません……!」


 ベルの声色に少し怒りの色が混ざる。


「落ち着けベル。単なる俺の妄想かもしれないだろ。だが事実だったとしても、それを受け入れた各国にも責任はある。碌に理解しないで運用を始めたこの世界にも。」


 アキはそう言いつつも、自分の予想が合っている可能性は意外に高いと思っている。そもそもこんな長期間、魔法印やオリハルコンを放置したままにするだろうか。支配したいのであればさっさと魔獣を大量召喚して滅ぼしてしまえばいい。それをしていないという事は、召喚元の文明が滅んだか、この世界で何かしらの実験をしている。そう考えるのは当然の帰結だろう。元研究者の視点から見ても、数百年単位で環境の推移を研究するのは決して不思議なことではない。地球だとシミュレーションプログラムなどを使って数千年単位の実験をしたりもしている。


 どのみち全てはアキの推測でしかないので、何も断定する事は出来ない。今後時間をかけて調べて行くしかないだろう。不謹慎かもしれないが、非常に内容としては興味深いので、是非解明したいところだ。


「ええ、わかっています。だからこそ自分の祖先が許せないのです。召喚元に思うところはありますが、これはどちらかというと過去の各国への怒りです。」


 ベルがどこか辛そうな目をしていたので、アキはそっと彼女の頭に手を置き、優しく撫でてやる。一瞬驚いた表情を浮かべたベルだったが、すぐに顔を赤くして下を向いてしまう。どうやらこういう事をされるのにあまり慣れていないのか、照れているようだ。


「調べて行けば色々とわかるだろう。それから考えればいい。何とかしてやるとは言えない。でも何とか出来るようにベルの為に全力で頑張るから安心して。」

「はい……。ふふ、その言葉、何故かすごく安心します。」


 アキに撫でられてベルは気持ちよさそうに目を細めている。王女様を撫でる人間なんてきっと彼女の両親くらいだろう。何はともあれ怒りも消えたようだ。


「勢いで王女様を撫でたけど極刑にしないでね?異世界人ってことで許してくれ。」

「特別にアキさんだけは許します。だからこれからもしてください。しないなら極刑にします。ってことでどうでしょう?」


 ベルがくすくすと微笑む。


「偶にならね?」


 とりあえず少し休憩を入れよう。ミルナ達は深刻な表情をしたままだ。ベルとアキのやり取りすら一切耳に入ってないようだ。少し落ち着く時間が必要だろう。普段であれば、こんな会話をしてたら速攻で彼女達に睨まれ「お話」コースに突入するのに、そんな気配が一切ない。


「ちょっと休憩しようか。一息入れてから続きを話そう。」

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