表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻星記序章~白夜の終わる時、だが、黎明の時、まだ来ず  作者: キヒロ
〈王都セアムナール〉
23/27

〈シュレイアール城〉その3

「お帰り!。セナ!。」「ただいま!ダウル!。」出迎えたダウルに!にこやかな笑顔で、返すセナ。やや遅れて…カーンが、現れた。少し…考え事をしているのか?…カーンの顔は、少々…険しい。懐から〈小刀〉の入った袋を取り出すと、「〈六の刀〉からだ!。」〈銀製〉の透かし彫りを施されたそれは、なかなか綺麗な物だ。ずいーと、エイナに差し出すカーン。「えっ!!わ、私に?!。」「回収した物だ!。」「?!!。」「〈刀〉や〈剣〉様は、一度使用した物は、使わない!。」ダウルが、補足説明をする。「まぁー〈琥珀の剣〉様は、別だがな!。」カーンが、言う。とは言え…〈銀製〉は、なかなか…高い物だ!。安い順に、

〈銅製〉…〈鉄製〉…〈銀製〉…〈虹石製〉…〈オリハ=ルコス製〉…〈青銀製〉…〈紫銀製〉。〈青銀製〉と、〈紫銀製〉は、〈剣〉のみ携帯を許された物だが、〈紫銀製〉は、ほとんど………全く…と、言っていい程に!。見かけない!。〈魔族〉を唯一…傷付けられる〈紫銀製〉は、〈禁忌の品〉。厳重に保管されているうえ…〈刀〉…〈副官〉でさえ…知る者は、限られている。現在…〈副官〉で、知っているのは、〈一の副官〉…マグレーンと、ルイサ。〈三の副官〉…ダウルの三人のみ。〈三の副官〉ザイは、知らない。


「セナ!。」ダウルが、促す。「はい!。」応えると、後に続く。二人は、階下に向かう。カーンが、その後に続こうとする。「カーン!!。」ミリリアの問いに「心配ない!!。」一言言うと…そそくさと、ダウル達の後を追う。

「ミラ!。部屋に戻ろう!。」エイナが、誘う。「う、うん!!。」未練たっぷりに!カーンの後を視線を送る。「……ふぅーー。」一呼吸置く。「リューンも部屋に戻るの?!。」「えっ!う、うーん……」ミリリアの突然の

問いに戸惑うリューン。遅い…昼食の為…お腹は、まだ…空かない。思案を巡らせていると、「〈刀〉側の食堂に行けばいい!!。」エイナが、提案する。「?!。」「修練の相手には、なってくれるだろう?!。」「………。分かった!。行ってみる!。」渋々…答えるリューン。[はぁぁーー!!修練なんて!!真っ平!!!御免!!!。]顔に…直ぐ出てしまうリューン。エイナが、すかさず、「修練は、大事だぞ!!。いつまでも…頼られては、困る!。カーンの重りに成りたくはないだろう!」「う、うん!!。」素直に頷くリューン。

「エイナ!。」ミリリアの声に!「リューン!!ちゃんと!!行けよ!!。」エイナが、駄目出しをする。「……分かった!!。」一間置いて、答えるリューン。ミリリアと共に去るエイナ。リューンも〈刀〉側の食堂に向かう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ