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幻星記序章~白夜の終わる時、だが、黎明の時、まだ来ず  作者: キヒロ
〈王都セアムナール〉
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〈王都セアムナール〉

王都セアムナールは、それ程…広い街ではない。それでも…施設は、充実している。街の入り口、中央、〈シュレイアール城〉の向かう入り口には、それぞれ…趣の異なった…噴水広場があり、また…それぞれに…公共の水洗便所も…設置されている。また、街の中央には、四方に文字盤を配置した…大きな時計台があり、街の何処からでも…時刻が判るように成っている。噴水広場のある通りの中央は、商店街と成っており、そこそこの値段の品が、置かれている。城から見て…右側…一歩入った路地裏には、露天の市場が、種類ごとに…整然と並んでいる。左側は、〈刀〉達を中心とした〈シュレイアール城〉に勤務する者達の家々が、多く…建ち並んでいる。


「リューン!!。手を離さないでよね!。」しっかり握り締められた右手が、少々…痛い。人混みをかき分けながら…進むセナ。その後を…半ば…引き摺られながら…進むリューン。露天市場を歩く…セナとリューン。セナは、店の品を見ては…はしゃぐ。リューンは、その反応に…少し…遅れては、頷く。

「セナちゃん…。良いのが入ったよ!!!。」果物屋の親父が、声を掛けて来た。セナは、すかさず!!!。

「〈ループ〉!!!ある!!?。」「五つあるよぉ!!。」奥をがさごそ探ると、木箱に…絹製品で、何十にも包まれた〈ループ〉を見せる。鶏の卵程の大きさの青色の〈ループ〉は、みずみずしい色を称えている。匂いも…ふんーわり…柔らかな…甘い匂いを称えている。

「今日…仕入れたばかりのものだ!!。」「全部…頂くわ!!。」「毎度!!。五十金貨なるよ!!。」

「五、五十?!!。」うわずった声を上げるリューン。一金貨で、〈傭兵〉が、泊まれる宿で、大体…十日位…三食食事が付いて、泊まれる。〈ループ〉が、どれだけ高級果物か?。

懐から袋を取り出すと、中から〈札〉を一枚…渡すセナ。〈札〉は、手のひら程の大きさのしおりのような形をしている。銀製品で、中央に…〈貴石〉が、一石。〈三の剣〉の場合…〈紫水晶〉が、嵌められている。〈札〉は、〈剣〉だけが、許されている決済方法である。〈剣〉の買い物は、非常に!!高価の物が、多い。〈札〉事態の価値は、それ程…高くないが…〈剣〉の所有物としての価値は、高い。そのため…換金せず、家の宝として、置いている者も多い。〈セアムナール〉では、換金の代わりに…使われていない新品の〈札〉との交換も盛んに!!行われている。

「あと…お勧めな物…ある?。」セナが、小首を傾げて、聞く。《まだ…買うのか…かよ!!!。》心の声が、顔に表れるリューン。慌てて………素知らぬふりをする。…も手遅れ。セナが、睨み付ける。…も直ぐに!!!店主に!!!にこやかな笑顔を見せる。

「〈ニコ〉と、〈マーン〉が、あるよ!!!。」黄色い拳程の大きさの〈ニコ〉。紅い十五地程の〈マーン〉。どちらも…みずみずしい色を称えている。一つずつ…試食に渡す。セナが、〈ニコ〉を。リューンが、〈マーン〉を…それぞれ味見する。「うっめーえ!!」ぼりぼりと食べ尽くすリューン。セナは、一口食べて

「それも…全部…頂くわ!!。」「合計で、八十金貨…。」「ありがとう!!。御願いね!!!。」残りを食べるセナ。「夕方までには、届けるよ!!。」セナが、店を後にする。リューンが、続く。

様々な露天市場をゆっくり…見ながらセアムナールの端っこに向かう二人。

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