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〈剣〉達

「はぁーーー!!!!。」深い溜息と共に眼前の光景に!!!--深い後悔をするリューン。

[何でこんな目に!!!。]


三階建ての〈剣〉の個室がある建物に面した…そこそこ広い中庭。七人の〈剣〉が、思い思いに!!鍛錬をしている。〈十一の刀〉達は、回廊の三段ある階段の下、左側に控えている。


翌日の半時前…遅い昼食を取ろうとして、〈刀〉側の食堂に行こうとして…ぶらついていたリューン。

「リューン!!!。」大声で、呼び止めると、腕を絡ませ、ぐいぐいと、〈剣〉側の建物に引き摺っていく〈十一の剣〉。

「えっ!!?!…うわっと!!!………た、たんまぁぁぁ!!!。」リューンの虚しい悲鳴を聴くことのない〈十一の剣〉。その後を〈十一の刀〉達が、素知らぬふりで、続く。


気を取り直して、懐から…がさごそと、〈六の副官〉ネイサからもらっためもを取り出すと、目の前の見目麗しい…〈剣〉達の特徴を照らし合わせていく。

「えーと…〈四の〉…〈紅の剣〉は、居ないと…。〈五の〉…〈若草の剣〉様は……?。」

「リューン…!。何をしているのです?!。」〈十一の剣〉が、声を掛けて来た。通り名は、〈白桃の剣〉。貴石は、〈珊瑚〉。濃い茶の髪と右が、青…左が、緑の瞳をしている。肌は、やや黒い。髪飾りを付けている。212地。

不意に声を掛けられ、慌てふためく。「うわっ!!!」めもを落としそうになる。

「えーと…〈は、白桃の…剣〉…様!!!。」

「めもを見ていたですね。」にっこり…笑顔を見せると、

「一番左が、〈七の剣〉。通り名は、〈湖水の剣〉。」貴石は、〈湖水石〉…〈アクアマリン〉。濃い茶の髪と淡い青い瞳をしている。首飾りを付けている。235地。

「その隣が、〈五の剣〉。通り名は、〈若草の剣〉。」貴石は、〈若草石〉…〈ペリドット〉。青みがかった波打つ黒い髪と青みがかった黒い瞳をしている。耳飾りを付けている。233地。

「〈十三の剣〉。通り名は、〈虹石の剣〉。」貴石は、〈虹石〉…〈ダイヤモンド〉。虹色の髪と瞳をしている。首輪を付けている。198地。

「た、たんまぁぁぁ!!!。」覚えられず…大声を上げてしまうリューン。皆…趣の異なる…だが、それぞれに!!!見目麗しい。特に…〈十三の剣〉は、女の〈騎士〉程しかないが、オーラは、〈十一の剣〉と変わらない。その上…顔立ちが、判らない程に!!厚化粧をしている。

「おい!!!。俺達を忘れて居ないだろうなぁ!!。」〈剣〉の中で、群を抜いて…大きい〈剣〉が、詰め寄るように!!声を掛けて来た。

「〈十二〉!!。……〈焔の剣〉〈ほむらの剣〉。」貴石は、橙色の〈カナリア石〉。青みがかった黒い髪と瞳をしている。額飾りを付けている。305地。

圧倒する姿に!!。リューンは、「うわっと!!!!。」よろめき、〈十の剣〉が、支える。

「〈十の剣〉です。通り名は、〈白夜の剣〉。」貴石は、〈真珠〉。濃い茶の髪と緑の瞳をしている。髪飾りを付けている。215地。

「俺は、覚えているだろうなぁ!?。」〈六の剣〉が、割って入る。

「〈六の…剣〉様……。」にぱっーー満面の笑みを見せる〈六の剣〉。耳飾りを付けている。

百花繚乱…咲き乱れる華のごとし……趣の異なる華々の競演に…我を忘れ、呆けるリューン。くすくす…ぼそぼそと笑う〈十一の刀〉達。

〈剣〉か゛、身につけるを飾りは、髪飾り、額飾り、耳飾り、首輪、首飾り…の五つだけ!!!。どれも!!!大きな〈貴石〉を中心に!!!様々な色合いの石を使った一点物の一品。億は、する品々ばかり。

その品を飾る為…〈剣〉達の髪は、長い。皆…背中の中程位は、有る。

「稽古を付けてやる!!。」〈七の剣〉が、近寄り…腕を摑む。

「うわっ!!!。」ずるずると強引に!!!力強く引っ張られ、為す術のないリューン。中庭の中心に引っ張られて行く。

「剣は、これでいいだろう!!。」〈十一の刀〉の一人からオリハ=ルコス製の剣を借りる〈五の剣〉。躊躇なく…放り投げる。其れを…こちらも!!!躊躇なく…受け取る〈七の剣〉。二人のやり取りに…「はぁぁぁ!!!。」深い嘆息をつくリューン。そんな事は、お構いなしに!!!--剣をリューンに持たすと、指を絡める〈七の剣〉。白魚のようなほっそりとした…剣を持つには、不似合いな程に!!!綺麗な指に!!!ーー真っ赤になるリューン。


「力を抜いて……ゆっくり……型を……取ります。」目の前にいる〈十二の剣〉。的にするには、もってつけ!!!〈小技〉の型の一つ…〈四の型〉を作る〈七の剣〉。

「右、左、中、下段…中段。はい!!。」〈十二の剣〉にめがけ…技が、放たれた。だが…一握り!!。左手…一本で、掻き消される。

「惜しい!!!。〈リング〉を…外して…みましょう!。」剣を左手で、ひょーいと、取るとーー右手で、〈リング〉を外さす。為すがままのリューン。


突然現れた、〈三の剣〉。大きなオーラは、リューン達…その場に居たもの…全員を凍らす。

「………〈三〉……。そんな所に居たのですか?!。」〈十三の剣〉が、落ち着いた声で言う。北側にある〈修練所〉から…ゆっくり歩み寄る〈三の剣〉。

「何を!!遊んでいるのですか?!。」刺のある声とオーラ。リューンは、怖き…ふらふらと、数歩…下がる。〈七の剣〉が、支えると、同時に!!左右に分かれる〈剣〉達。

「〈三〉!!。」後ろに回り込んだ〈十二の剣〉…前に踊り出た〈五の剣〉、〈六の剣〉と共に〈三の剣〉を取り押さえとする。だが…〈十二の剣〉に膝鉄を喰らわし…左足を軸に!!軽やかに…〈五の剣〉、〈六の剣〉を足蹴にする。ひらりー中庭の中央に降り立つ〈三の剣〉。

「お前なぁ!!。少しは、手加減しろ!!!。」〈十二の剣〉が、前のめりにながら言う。

「………倒れ…ない…ですね…。」オーラを少し…上げて、残念そうに言う。足蹴にされた〈五の剣〉、〈六の剣〉は、態勢を崩すも…直ぐに!!突進して来る。そこに!!〈十の剣〉が、背後を取る。〈五の剣〉が、牽制の間を取る。すかさず!!羽交い締めにする〈十の剣〉。「あっ!」小さな声を上げる〈三の剣〉。「頂き!!」〈六の剣〉が、顔を近づけ…唇を強引に奪う。

「うわっ!!!。」顔を手で隠し、指の隙間から覗くリューン。まだ…続いている。………長い長い間。

「うーん!!!。やっぱり!!!--。良い!!!。」〈六の剣〉が、興奮冷めやらないように!!踊る。〈十の剣〉、〈五の剣〉は、堅い…握手を交わす。冷ややかなオーラを上げる〈三の剣〉。

「これで…3勝…」〈十二の剣〉が、間に入る。続いて…「…217負……。」〈十三の剣〉が、言う。

「へぇっ?!!!」リューンが、変顔をする。

「〈三〉…。まだ…調子が、良く無いようですね…。」〈十一の剣〉が、平然と言う。

「おい!!。面白い事をしているんじゃない!!!。」〈九の剣〉と、共に現れた〈八の剣〉。

「また…同衾して居たのか?!。」〈五の剣〉が、呆れ顔で、言う。

「……同衾…って?!」首を傾げるリューン。〈十一の剣〉が、耳元で…呟くように

「一緒に…休む事です。」耳まで真っ赤になるリューン。

「私達は、二人で、一人なんです…。」リューンに説明するかのような発言をする〈九の剣〉。確かに…オーラは、今居る〈剣〉の中で、一番…低い。〈三の副官〉ダウルよりは、少し…上だが。

「げっ!!」「やばい!!!。」〈六の剣〉と、〈十の剣〉が、同時に!!声を上げる。

城の方から〈四の剣〉が、現れた。通り名は、〈紅の剣〉。貴石は、〈紅石〉…〈ルビー〉。薄い紅い髪と瞳をしている。耳飾りを付けている。229地。

「おまえ達!!何を!!油売っている!!!。」けんもほろろに物申す〈四の剣〉。慌てふためく〈剣〉達。

「俺は、哨戒が、有るんで!。」そそくさと逃げる〈五の剣〉。

「私も!!!。」〈十三の剣〉が、後に続く。

「〈八〉…〈レオ〉様の所に行きましょう!。」〈九の剣〉の促す声に…

「あぁ!!調整しに行こう!。」

「さて…〈刀〉に用が、有るんで!。」〈七の剣〉も逃げる。

「あぁ!!俺も!!!。」〈六の剣〉が、続く。「おい!!。俺も!!。」〈十二の剣〉が、後に続く。

「リューン!!。私達も行きましょう!。」〈十一の剣〉が、促す。

「〈剣〉側の食堂に行こう!。」〈十の剣〉割って入る。呆れ顔の〈四の剣〉。

「〈三〉…ダウルが、探していたぞ!。」ぷいっーー顔を背ける。

「部屋に戻れ!。」

「………。」無言で、立ち去って行く。それを…ぼんやり…見ていたリューン。

「リューン…!!。行きますよ!!」〈十一の剣〉に促され、「う、うん!!。」未練たっぷりに答えるリューン。じろりー〈四の剣〉が、睨むように見る。慌て…逃げるように!!〈十一の刀〉達の後を追うリューン。


「さて…私も…〈一〉を…迎えに…行きます…か。」ゆっくり…踵を返す〈四の剣〉。


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