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物語  作者: 出門 陸
8/30

死期を知る 第三部

「今日も、久しぶりに散歩に行かない?」

 昨日で学校は終業式を済ませて、前回一緒に散歩に行ってから二度目の休日に彼女は言った。車椅子が、ベッドの前には置いてある。

 彼女はこの七日の間に目に見えて衰弱していた。前は杖を使えば自分の力で立って歩けていたが、もう杖で体を支えることすらできなくなっていた。

 移動には車椅子が必要で、それも自分の力では進めず、誰かの助けを借りなければどこにも行けない。

 日ごとに弱っていく姿を見て、もうあと二週間ほどに死期は迫っていると感じて、いたたまれない気持ちになる。でも、僕はそのことを彼女に気取られるわけにはいかない。

 僕は彼女の前では笑顔で過ごしている。彼女も笑っている。

 でも、僕も彼女も、終わりが近いことを知っている。それはどうしようもないことで、諦めて受け入れる他ない。

「うん。行こうか」

 僕は笑顔で彼女に言った。自分の内心を悟られないようにするための笑顔。僕の表情が内心を取り繕うためのものだと気づかれてしまっているだろうか。

 疑問を胸の奥に押し隠して、彼女が車椅子に乗る手助けをする。彼女の体は軽く、何の苦もなく支えられる。その事が、悲しかった。

 初めて見たときに感じた“儚さ”は、すでに“脆さ”と感じられるほどになっていて、彼女がまるで壊れ物のようにさえ思えてしまう。

 彼女を乗せた車椅子を押して病院を出る。ふわり、と暖かい空気が僕たちを包む、冬の暖かい日の午後。

「小春日和だね」

 彼女が言った。昨日雨が降ったので、空気はしっとりとしていてなめらかだ。

「もうすぐ春なのかな」

 僕は言った。

「たぶん、ね」

 ──それまで生きていられるかな。

 彼女がそう言ったような気がした。

 もちろん彼女はそんな言葉は口にしていないし、僕の考えすぎかもしれない。でも、なんとなく、気のせいなどで片付けてはいけないと感じた。

 ゆったりとしたペースで車椅子を押す。道には所々水溜まりができていて、そこには空が映っていた。上下がひっくり返った空が地面に落ちているようにも見えた。

 鏡のような逆さまの世界に足を踏み入れると、水面が波立ち空が歪む。

「昔から人は、空に憧れているんだよ」

 空を見上げて彼女は言った。

 雲がほとんどなく、青が微妙な濃淡を描き出している。

「……空、ね」

 虫や鳥は空を飛べる。生まれつきそうだ。

 人間だって空を飛べる。でも、それは生まれつきじゃない。

「……人は今、空を飛べるのかな」

 自分の力だけでは、まだ飛べない。

 道具の力を借りて、やっと飛べる。

 それは、はたして“飛べる”ことになるのだろうか。

「人は、生きている間に何かを残すことはできるんじゃないかって思う。それは音楽だったり物語だったり絵画だったり思想だったり、様々だよ。それが、その人たちが生きていた証」

 そう言いながら、彼女は自分の手を見た。細くて、ちょっと力を加えただけで折れてしまいそうな手。

「そんなたくさんの人たちの“生きた証”が積み重なって文化や文明が生まれて、そしてその中に私たちがいる。人間は、長い歴史の中で繋がっているんだよ」

 想像もつかない話だった。自分の“ごく普通の”生活の基礎には、はたしてどれぐらいの人の苦労があるのだろうか。

 振り向いた彼女と視線があった。小さくほほえみかけてくれた。僕もほほえみかえした。

 ふと、ベートーヴェンの交響曲第九番を思い出した。最終部分で生きることの喜びや世界が一つになることへの祈りを力強く高らかに歌い上げたこの曲は、耳が全く聞こえない中で作られた。

「そういえば、ベートーヴェンの音楽が作られたのは江戸時代ぐらいことだったね。それでも今なお、多くの人に感動を与えている」

 聴力を失い、音楽家としての道に望まぬ運命が立ちはだかり、一度は自殺を考え遺書を書いたほどの絶望の淵に追いやられた作曲家の音楽。それが、二百年経った今でも世界中で演奏されている。評価されている。

 それは、ものすごいことではないだろうか。

「ベートーヴェンは、生きている間にも評価されていたよ。でも、彼のように生前から評価を受けていた人は少ないと思う。報われなかった人や評価されなかった人の方がずっと多いはずだよ。死んだ後にも評価されていない人だっているかもしれない。彼らの努力は、無駄だったのかな?」

 自問するように、微かな声で発された言葉だった。

 思わず“それは違う”と言いたくなった。

 でも、それでは意味がない。ただ“違う”とか“違わない”とかそんなことを聞きたいんじゃないんだ。たぶん、彼女だって、答えは持っているはずだ。

 だから僕は、ゆっくりと慎重に言葉を選んだ。

「“努力すれば報われる”っていう言葉は、とても無責任なものだよ。それって“ずっと雨乞いの躍りを続けたらいつかは雨が降る”っていうのと、何も違わない。確かにゴッホもシューベルトも、生きている間には全然評価されなかった。彼らは失意の内に死んだよ。それでも彼らの人生は無駄じゃなかったとみんなは言う」

 二人とも、今では世界中でよく知られた人々だ。

「だけどね、それは第三者の意見であって、彼らにとってはそうじゃなかったのかもしれない。自分の努力は所詮無駄なものにすぎなかった、って思って死んだのかもしれない」

 彼らの努力は、生きている間に報われることはなかった。

「でも、僕は彼らのしたことは無駄じゃなかったと思いたい。自分の理想とするものがあって、それを追いかけて表現しようとするからこそ、人の一生は尊いんだと思う」

 これもまた、子供っぽい考えかもしれない。

 それでも、子供っぽくたっていいじゃないか。

「努力したって報われないかもしれない。自分の信じているものは間違っているのかもしれない。それでもなお自分を信じて努力することにこそ、その過程でいろんな悩みや迷いを克服することにこそ、生きていることの価値はあると思う」

 これは、僕の考えで、彼女へのメッセージ。

「“世の中は結果が全て”って言う人はいるよ。でも、努力だって立派な結果だと思う。本気で努力したら、その間で得るものはあるから。悩むし、苦労するし、迷うし、訳が分からなくなるし。でも、それを乗り越えることこそが努力なんだから」

 彼女は、無駄になると分かっていてもノートを書いていた。それは、無駄ではあっても、無意味じゃない。

「“努力する限り、人は迷うものだ”かな」

 これは、ゲーテの戯曲“ファウスト”で神様が言う台詞だ。短い言葉だけれども、本質をよくとらえていると思う。

「優しいんだね」

「そういうのじゃないよ。ただ単に、言いたいことを言っているだけ」

 この前は、彼女が僕の弱さを受け止めてくれた。なら、今度は僕の番だ。“お互い様”と言ったのは、彼女の方なんだから。

 そこで会話は終わり。

 僕は車椅子を押す。僕と彼女の間に言葉はない。でも、その沈黙は心地のいいものだった。

 無言で歩いていると、色々なものに気がつく。緑色の草の中に咲いている花や、壁の隙間から顔を出したカエルや、ゆったりと舞う蝶。それら全部が、季節の変わり目を伝えている。

「春ってさ、素敵な季節だと思わない? 太陽が出ているだけでわくわくできるんだよ」

「そうだね」

 すぐ近くの林から、よく通るウグイスの声が聞こえた。もう、きれいに鳴けるようになっている。練習は十分済ませたんだろう。

 彼女がウグイスのさえずりにあわせて口笛を吹いた。ウグイスも、口笛に答えるように鳴き返す。互いが少しずつ旋律を変えながら、シンプルな音楽を生み出していく。

 数分経った頃ぐらいに、彼女は口笛をやめ、ウグイスもさえずるのをやめた。

 静寂の中に、音楽の余韻だけが残された。

「お見事」

「ありがとう」

 彼女は、ちょっと照れくさそうだ。

 僕は、ウグイスの声がしていた林の方に小さく手を振った。姿は見えないけれども、一応お礼のつもりだ。

「そろそろ戻ろうか」

 彼女が言った。

「分かった」

 僕はそう言ってゆっくりと車椅子の向きを変えた。

 来たときと同じ道を歩く。

 道は変わらないけれども、道を歩いている人の気持ちは少しだけ変わっている。たったそれだけなのに、道の見え方は違っていた。

 彼女の体は弱っても、その奥にある強さは失われていなかった。そのことに、僕は安心したのかもしれない。

「小さなことでも、世界は変わるんだね」

 僕のその言葉に対する彼女の返事は、柔らかいはにかみだった。もしかしたら、彼女も同じ気分だったのかもしれない。

 しばらく歩いて病院に戻ったとき、まだ日はそれほど傾いてはいなかった。

「僕はまだ時間があるよ」

 とりあえず彼女にそう伝えておいた。ここで“帰ってもいい”と言われたら帰るつもりだ。

 僕の言葉を聞いて、彼女は

「そうなんだ。…じゃあ、案内したい場所があるんだけど、いい?」

 と言った。

「もちろん」

 それから僕は、彼女の乗った車椅子を押して廊下へと出た。

 長くて狭い廊下を歩く。途中で、多くの人の死期を感じた。

 多くの人が健康に生きている一方でたくさんの人が死に直面している。現実はとことん不公平だ。

 病院の中を彼女に言われた通りに歩くと、屋上に着いた。

「ここが、案内したい場所?」

「うん」

 床はコンクリートがむき出しの、学校の教室より少し広いぐらいのスペース。端の部分はぐるりとフェンスで囲まれている。

 フェンスのそばまで行くと、この辺り一帯を見渡すことができた。この病院はそもそも小高い岡の上に建っていて、なおかつこの町には高い建物があまりないので、視界をさえぎるものは何もない。

 指で押し潰せそうなほど小さく見える人や車が遠い場所で動いている。自分たちの日常生活を別の視点から俯瞰して、少し不思議な気分になる。

「いいところだね」

 涼やかな風がさらさらと流れる。彼女の髪は、なされるがままに宙をたゆたう。

「ごめん。車椅子から降りたいんだけど、手伝ってもらっていい?」

 返事をしつつ彼女の体を支えると、そっとコンクリートの床に降ろした。

「ありがとう」

「どういたしまして」

 彼女は、ごろりと寝転がった。

「それ、固くない?」

「地面は固いけど、ぽかぽか温かくって気持ちいいよ」

 彼女がそう言うので、試してみることにした。肘で体を支えて、慎重に体を地面につける。頭も、ゆっくりと下ろす。急いでやると、地面で頭を打って酷い目にあうだろうから。

 ……おぉ。

「本当に温かいね」

「でしょう?」

 コンクリートの上に大の字になって寝転がる。背中とか頭が多少は痛いが、無視することにする。

 雄大に輪を描きながら、空を鳶が飛んでいた。特に理由もなく、鳶に向かって手を伸ばす。

「鳥の一生って、幸せなのかな?」

 彼女の声。

「僕には分からない。もしかすると、そんなことを考える余裕もなく必死に毎日を生きているだけかもしれない」

 僕は言った。

「でも、そういう生き方ってきれいだと思わない?」

「“今を生きる”ってやつ?」

「そう」

「……。僕はあんまり」

「どうして?」

「自分ってさ、過去から現在、そして未来まで連続しているものだよね。だから、今と繋がっている未来も過去も全部大事にしなきゃいけないと思う。…もっとも、人間が生きられるのは現在だけで、進んでいけるのは未来だけなんだけどね」

「……なるほど、ね」

「それに、ただ生きているだけじゃ僕は嫌かな。人はきっと、生きている間に何かを作り出すから、人生を尊いものにできるんじゃないかと思うんだ」

「……でも、私には、もう無理かな」

 彼女の声は、どこかにあきらめがにじんでいた。自分が死ぬことを仕方がないと受け入れているんだろう。

 僕はそれを事実だと知っていても、それでも、彼女の人生を無意味なものにしたくはなかった。

「大丈夫。僕が君のことを覚えているから。思い出だって、立派な“生きた証”だよ」

「…ん」

 彼女の返事は曖昧だった。顔を向けたが、僕とは違う方を向いていて表情は見えない。

「それにさ、意味とか価値なんて探したって疲れるだけなんだ。だって、それって人間が勝手に決めるものだから。それなら、『生きることに意味がない』とか嘆く前に、生きることの意味を自分で作ってしまえばいい」

 言いたいことを整理せずに言ったので、内容がごちゃごちゃで分かりにくくなってしまった。さてどうやって補足しようかとあれこれ考えていると

「……ありがとう」

 と小さな声で彼女が言った。

 それから、僕の手の上に小さな手が重ねられた。どきっとしたけれども、おずおずと握った。彼女も握り返した。本当にかすかな力だった。

 二人で手を繋いだまま寝転がって、ぼんやりと空を眺める。雲一つなく青く高い空は、その向こうに天国がある、なんて言われたら信じてしまいそうなほど澄みきっていた。

「なんで人は死んだ後に空に行くって考えたんだろうね」

 ふと気になって僕は聞いた。

「そうすれば救われるからだと思うよ」

 彼女は言った。

「誰が?」

「生きている人たちが。死んだ人の存在を消さない理由ができるから」

 僕は、彼女の言い方が引っ掛かった。

「…死んだら、そこで終わりなのかな」

 彼女は何も答えない。ただ、手を握る力を強めただけだった。

 緩やかに時間が流れている。もう残り少ない彼女の時間が減っているんだな、と思った。『時間よ止まれ、おまえは美しい』なんて言ってみたところで彼女の死期は変わらないことぐらい、僕は分かっている。

 科学によって人は色々な技術を手に入れたけれども、それでも全知全能なわけじゃない。分からないこともどうしようもないこともある。

 人の生き死にだってそうだ。最終的に人は死ぬ。これはどうにもならない。

 もし人が死ぬことなく永遠に生き続けられるようになったら、とも考えたけれども、それだってきっと苦しいだろう。死ぬことも死なないことも辛いのなら、人はどうすればいいのだろうか。

 きっと、こんな問いに答えは出ない。その答えは、個人が自分で見つけ出さないといけない。でも僕は、まだ答えを出せていない。

 そんな考え事をしていると、すぅすぅと規則正しい息が聞こえた。目でうかがうと、彼女が眠っていた。適度に弱められた春の日差しが心地よくて、つい睡魔にやられてしまったんだろう。

 起き上がろうとしたが、彼女が僕の手を握ったままなのに気づいた。ほどこうとすると、さらに強く握ってきた。まるで親とはぐれまいとする子供のように。

 ふと思った。僕は、彼女のことを“芯が強い人”だと考えていたけれども、その強さの内に本当は弱さを抱えているんじゃないだろうか。自分の死を半ば諦めて受け入れていても、時々不安や恐怖に襲われるんじゃないだろうか。

 ───もしそうだったら。

 僕は彼女の横に寝転がった。そして、目を閉じた。手は、繋いだまま。





 完全に眠ってしまっていた。目を開けると、真っ黒な夜空に星が瞬いていた。体を起こそうとして、自分の体に毛布がかかっていることに気がついた。夜天光を頼りに彼女の方を見ると、彼女の体にも毛布がかかっていた。いったい誰がかけてくれたんだろうか。

 と、僕が起き上がったからか、彼女も目を覚ました。

「えっと、眠っちゃってたみたい。ごめんね」

「僕も眠ってた」

「そうなんだ」

 病院の屋上から見渡す風景は、どこまでも広がっていた。高い建物があまりないこの町の明かりは、低いところにしか見えない。

 ぐるりと視線を巡らせても、見えるのは奥のない闇だけ。頭上に広がる夜空は、どこまで続いているんだろうか。

「ねぇ、夜空って宇宙なんだよ。私たちは、空気の層を通してはいるけれどもこの目で宇宙を見ている」

 壮大な話だった。あの光の一つ一つが、想像もつかないほど遠くからやって来たものだという。人間がとてもちっぽけな存在に思えた。

「知らないものや見えないものは忘れてしまいがちだよ。でも、知らなくても見えなくても、確かに存在しているものはあるんだよ」

 何のことを指して言っているんだろうか。星だろうか。それとも宇宙だろうか。

 どっちも僕らの日常生活には全然関係ないけれども、考えることすあまりないけれども、それでも確かにこの世界には存在しているんだ。

 そういったものまで考慮すると、世の中はあまりにも巨大すぎる気がした。少なくとも、人の手には負えないぐらいに大きい。

「…夜が来る度に思うよ。“次の日の朝、私は目覚められるのかな”って」

 彼女は淡々と言った。その心の内には、いったいどんな気持ちがあるんだろうか。

 僕は手探りで彼女の手を探すと、その上に自分の手を重ねた。

 気の効いた言葉なんてかけられない。何て言えばいいのかなんて分からない。それでも、大丈夫だよ、というようにそっと手を握った。

「もう少しだけ……」

「何?」

「……いや、いいの。…もう夜も遅いけど、帰らなくていいの?」

 その言葉で、さっき彼女が何を言おうとしたのか分かった。

「もうこれだけ遅くなったら変わらないよ。だから、もう少しだけここにいようと思う」

 暗闇の中でも、彼女が驚いた気配が伝わってきた。僕の読みは当たっていたらしい。

 彼女がそっと体を寄せてきた。

「…暖かいね」

「…そうだね」

 しばらく二人で星を見ていた。

 それから、どちらともなく身を離した。それから彼女を車椅子に乗せて病室まで運んで、ベッドに寝かせた。

「また明日」

 僕は言った。

「じゃあね」

 彼女は言った。

 僕は病室から出ていこうとした足を止めた。

「どうして『じゃあね』って言うの?」

 僕は聞いた。彼女はたぶん、意図して『またね』と言っていない。

「明日会えるかも分からないのに“また明日”って言うのは無責任だと思わない?」

「僕は特には。だって“また明日会おうね。そう出来るようにお互い頑張ろう”って意味でしょ? 自分がいつ死ぬか分からないのは、本当はみんな同じなんだよ」

 他人の死期が見えてしまうから、僕はその事がよく分かる。本当は誰だって、死と隣り合わせなんだ。

「……またね」

 彼女の声は少し迷っているようにも聞こえた。

 でも、あと二週間は『またね』と言える。

 そのあとは───。

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