第3節「これからワンピースで起こりうる展開を考えてみた」
さて、ここまでついてくるという事はアナタも相当なワンピースファンとみた。
ここから先は本エッセイの「おまけ」であり、まさに私の妄想が爆発するものとなるだろう。
それが気になるのであればよかろう。ついてきたまえ。
ここで語るのは「これからワンピースで起こるであろう事」だ。
まず、この漫画のラスボスはイム様ではない。シャンクスでもない。まさかのコビーでもバギーでもない。
黒ひげ、マーシャル・D・ティーチだ。
これは多くのワンピ読者が想像し期待しているところなので私から余計な蛇足などださないでおきたいと思うが、アナタは彼の異形についてどう思うだろう?
私はここにもこの漫画の大事なところが隠されていると思っている。
多くの読者がケルベロス説を唱えているが、私はタコの半魚人の可能性が高いものだと推測している。これはある考察系ユーチュバーの仮説に基づいた予想でありつつも、やはりワンピースが海洋ロマンにあることを参考にしている。そしてその長い人類の歴史観を紐解くことでみえてくるニヒリズムに悪意を滲ませていること。これら全てが合わさって1つの強敵を作りだしているのだ。
それこそが悪となる魚人だ。もちろん魚人にもトムさんやらケイミーのように善良なキャラクターもいる。しかし一方でアーロンやホーディのように牙をむく悪党と化す魚人もまた。それがそういった魚人たちからも認められず、人からも人間と認められない「半魚人」がいたらどうだろうか?
おそらくその彼は自分が半魚人である事を必死で隠すようになるだろう。また何かで生きていく事にも必死になる。ワンピースの世界でいえば、それはやはり海賊という職業に他ならない。その彼が海賊王になるのを夢みるのは必然だろう。まして寝る事ができない、そんな夢をみる事すらできない彼ならば。
そうなると彼の夢は悪意に満ちたものになる。虐げられた歴史そのものが彼の人生観になってしまうからだ。
そんな彼はある種の主人公なのかもしれない。でもこの物語の主人公はルフィであり、ルフィは決して「憎しみ」から出発をしない男だ。
故に「喜劇の自由」と「悲劇の自由」が最後ぶつかるのでないのかと私は想像するのである。
そしてワンピースを手にするのはルフィ、いや、もしかしてティーチのほうが先に手にするのかもしれない。なんにしてもこの漫画が海賊漫画として集大成を迎えるその時にその対決がくる予感がするのだ。
その頃にはきっとウラヌスとプルトンも明らかになるだろう。個人的にこれも「特定の人が持つ大いなる才」が該当すると考えている。プルトンはズニーシャに指令を下すことが出来るモモノ助なのじゃないかとかみたいな。
そしてこの世界というものは1度滅びてしまうのだと思う。
すなわち世界政府の転覆だ。
それを為すのは革命軍なのかティーチなのか定かでないが「マリージョア襲撃」という衝撃的な事件を発端にそれはどんどん現実味を増してくると思う。
さてそんな最後の大決戦を経て迎える最終回。いったいどんな1コマが用意をされているだろうか?
私のなかでこれがそうじゃないかという候補がある。
これは「ワンピースが巨大なワンピースかもしれない」という予想よりも断然自信のある予想だ。
ワンピースではここぞという場面で繰り返される3つのワードがある。
「受け継がれる意思」
「時代のうねり」
「人の夢」
ルフィが彼のトレードマークである麦わら帽子をシャンクスがやったように、次の未来へ託した時にこの物語でいうその3つが新たな時代へと流れてゆくのでないだろうか?
私は自分で言うのも何だが、これを勝手に想像すると勝手に鳥肌がたつのだ。
でも尾田栄一郎先生、あなたはきっとこの想像をも超えるモノを用意しているのだろう?
私はそこに期待したいのだ。このなろうの端くれにあるエッセイを読みにわざわざ来てくれているそこのアナタにも問いたい。
アナタはどんな最終回がくると思うだろうか?
宜しければ感想欄で記して欲しい。
尾田先生ではないけどしっかり読ませて頂こう。
∀・)読了ありがとうございます♪♪♪宜しければ黒髭ティーチの異形について、ワンピースのラスボスは誰になるか?ワンピースの最終回はどんなものになるか?そんな予想を感想欄にお寄せください。尾田先生じゃないですけど、しっかり読ませて頂きます☆☆☆彡