ゲームセンター
今日は日曜日なので学校は休みである。そのため、二人は朝からずっと家に居た。特に何もすることなく、部屋の中でゴロゴロしているだけだった。
「暇だね~」
「まぁ、休日だから仕方がないよ」
「何か面白いことがあればいいんだけどねぇ……」
「うーん……あ! そういえばさ、この前テレビで見たんだけど、昔あったゲームセンターの跡地に新しいゲームセンターができたらしいんだよね。そこなら遊べるんじゃないかなって思うんだけど」
「へぇ~そうなんだ。じゃあさ、そこに行かない?」
「行く! 行こう!」
ということで、二人は早速出かけることにした。
電車に乗って移動し、駅から歩いて数分ほどの場所にあった。そこにはたくさんの人が出入りしており、賑わっている様子だった。
中に入ると様々な筐体があり、その中には見慣れたものもあれば初めて見るものもあった。中には最新機種もあり、最新のアーケードゲームを楽しむことができた。
「なんか色々あって楽しいね」
「そうだね。とりあえず、何して遊ぶ?」
「えっと……あれとか面白そうじゃない?」
美紀が指差したのはガンシューティングゲームだった。銃型のコントローラーを使って敵を撃ち倒すタイプのゲームである。
「よし! やってみようか」
二人は100円玉を入れてゲームを始めた。最初は簡単なステージから始まり、徐々に難易度を上げていくタイプらしく、最初は二人で協力プレイをしていたのだが、途中から一人でプレイするモードに切り替えた。
画面に次々と現れる敵を撃っていくだけの単純な作業ではあるが、これが意外と難しい。画面を見ながら狙いを定めて撃つ必要があるため、思ったように弾が当たらないのだ。しかも、このゲームでは残機制が採用されているので、ミスをすればするほどゲームオーバーになりやすい仕様になっている。
「なかなか上手くいかないね」
「うん。難しいよ」
しかし、それでも何とかクリアすることができた。
「やったね」
「なんとかできたね」
その後も色々なゲームを楽しんだ。クレーンゲームの景品を取るゲームをしたり、リズムに合わせてボタンを押すゲームをしたり、格闘ゲームをしたりするなど、とにかく色々なゲームをして遊んでいた。そして、気が付くと夕方になっていた。
「そろそろ帰ろうか」
「そうだね」
こうして二人は家に帰ることにした。
「楽しかったね」
「久しぶりに思いっきり体を動かした気がするよ」
「私もだよ」
「またこういう風に遊びに行きたいな」
「行きたいね」
「今度はどこに行く? どこにだって行けるよ」
「じゃあ、遊園地に行こうよ。ほら、前に約束したじゃん」
「あぁ……そう言えばそんなこと言ったような言ってないような……」
「もう忘れちゃったの? 酷いなぁ……」
「ごめん。冗談だよ。覚えてるって」
「本当? それなら良かった」
「でもさ、いつ行くの? 今週は無理だと思うけど」
「じゃあ、来週にしようよ」
「分かった。じゃあ、来週の日曜日に行こうか」
「了解」
「楽しみだなぁ……」
そんな話をしながら二人は家に帰った。




