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林田力 短編小説集  作者: 林田力
オムニバス
39/103

ゲームセンター

今日は日曜日なので学校は休みである。そのため、二人は朝からずっと家に居た。特に何もすることなく、部屋の中でゴロゴロしているだけだった。

「暇だね~」

「まぁ、休日だから仕方がないよ」

「何か面白いことがあればいいんだけどねぇ……」

「うーん……あ! そういえばさ、この前テレビで見たんだけど、昔あったゲームセンターの跡地に新しいゲームセンターができたらしいんだよね。そこなら遊べるんじゃないかなって思うんだけど」

「へぇ~そうなんだ。じゃあさ、そこに行かない?」

「行く! 行こう!」

ということで、二人は早速出かけることにした。

電車に乗って移動し、駅から歩いて数分ほどの場所にあった。そこにはたくさんの人が出入りしており、賑わっている様子だった。

中に入ると様々な筐体があり、その中には見慣れたものもあれば初めて見るものもあった。中には最新機種もあり、最新のアーケードゲームを楽しむことができた。

「なんか色々あって楽しいね」

「そうだね。とりあえず、何して遊ぶ?」

「えっと……あれとか面白そうじゃない?」

美紀が指差したのはガンシューティングゲームだった。銃型のコントローラーを使って敵を撃ち倒すタイプのゲームである。

「よし! やってみようか」

二人は100円玉を入れてゲームを始めた。最初は簡単なステージから始まり、徐々に難易度を上げていくタイプらしく、最初は二人で協力プレイをしていたのだが、途中から一人でプレイするモードに切り替えた。

画面に次々と現れる敵を撃っていくだけの単純な作業ではあるが、これが意外と難しい。画面を見ながら狙いを定めて撃つ必要があるため、思ったように弾が当たらないのだ。しかも、このゲームでは残機制が採用されているので、ミスをすればするほどゲームオーバーになりやすい仕様になっている。

「なかなか上手くいかないね」

「うん。難しいよ」

しかし、それでも何とかクリアすることができた。

「やったね」

「なんとかできたね」

その後も色々なゲームを楽しんだ。クレーンゲームの景品を取るゲームをしたり、リズムに合わせてボタンを押すゲームをしたり、格闘ゲームをしたりするなど、とにかく色々なゲームをして遊んでいた。そして、気が付くと夕方になっていた。

「そろそろ帰ろうか」

「そうだね」

こうして二人は家に帰ることにした。

「楽しかったね」

「久しぶりに思いっきり体を動かした気がするよ」

「私もだよ」

「またこういう風に遊びに行きたいな」

「行きたいね」

「今度はどこに行く? どこにだって行けるよ」

「じゃあ、遊園地に行こうよ。ほら、前に約束したじゃん」

「あぁ……そう言えばそんなこと言ったような言ってないような……」

「もう忘れちゃったの? 酷いなぁ……」

「ごめん。冗談だよ。覚えてるって」

「本当? それなら良かった」

「でもさ、いつ行くの? 今週は無理だと思うけど」

「じゃあ、来週にしようよ」

「分かった。じゃあ、来週の日曜日に行こうか」

「了解」

「楽しみだなぁ……」

そんな話をしながら二人は家に帰った。


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