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7話 崩落とこれから

デデリオン

「どうやってエクスラは地底国来たんだよ」


エクスラ

「植物媒介兵器が根から媒介吸収し過ぎて土が柔らかくなってたから」


植物媒介兵器が地面の上に存在していた訳を話す


デデリオン

「じゃあ完全に被害者じゃん俺」


エクスラ

「でも人いないから問題ないだろ 早く逃げた方がいい

もうすぐ多分、土が持たないんじゃないのか」


エクスラが掘り起こした地面の横も連続的に崩れると予想


デデリオン

「けど俺、ここ守ってんだけど」


エクスラ

「人いないけど」


デデリオン

「いや、要るんだよ ほら」


ホログラムを再生させる


デデリオン

「ホログラムの中に人が存在しているんだ」


移住型ホログラム兵器に

地底人は住んでいる

しかし地底人自体、それらを知らないでホログラムの中で生き続けている


エクスラ

「じゃあホログラム兵器を持ち運べばいいのでは?」


デデリオン

「兵器こそがこの地底国って訳」


エクスラ

「すっげぇ劣化した兵器だな」


デデリオン

「うるせぇよ 俺が作った訳じゃねえから」


誰がクリアを埋め込んだかと言えば昔存在した研究所からだという

クリアを埋め込んでからは、ずっとデデリオンだけが監視していた


エクスラ

「俺が来るまでずっとぼっちだったんか 寂しすぎだろ」


デデリオン

「なんだてめぇ喧嘩売ってんのかこら」


エクスラ

「あ?やんのかこら こちとら16年ぼっちだっつうの」


デデリオンは笑い転げる


デデリオン

「はぁ?なんだお前 俺の事責めておいて16年ぼっちだったのかよ ははは!」


エクスラは無言でデデリオンを持ち上げて肩力特化でそのまま上空へ投げる

デデリオンは地上の地面へと突き刺さった


瞬間、突き刺さった地面が耐久性0となって土がそのまま崩れる


エクスラ

「や、やべぇ!ずらかるぞお前ら!」


エクスラは一人でボケをしながら、植物媒介兵器が崩れ落ちてくる前に逃げる

デデリオンは涙を流しながら、崩れ落ちる土と一緒に落ちている


エクスラ

「え?なんか俺めっちゃクズっぽいんだけど その涙止めてくんない?」


仕方ねぇなと言いながら

脚力特化と速度特化で落ちてくるデデリオンを空中で受け止めて

その辺で落ちてきていた植物の弾力を活かして再び自分のいた回避圏へ


デデリオン

「俺の守ってた地底国が…エクスラ、てめぇ絶対恨むぞ」


エクスラ

「いや、冷静に考えてくれないか?俺は何も悪い事はしてないぞ


まず最初に植物媒介兵器が犠牲者を生み出しまくってた だから俺はそれを倒した

そんで、本体を倒した直後に媒介兵器で散々吸収されてた土が耐久無くなって土が崩落した


そんで俺は地底国見てたってだけ

デデリオンを突き刺す突き刺さない依然にさ

これらはもう起こり得る自体だったのでは?」


エクスラが言うには自分が植物媒介兵器を仮に倒さなくても

そのまま地面が耐久無くすのは時間の問題だったという


デデリオン

「反論も出来ねぇ…けど許さねぇよ…」


エクスラ

「えぇ…じゃあどうすりゃいいんだよ 俺もちょっと自責の念感じて来たわ

ちょっとでいいから罪滅ぼしさせてくれ」


デデリオンの申し出により、一緒に冥福を祈った次第

ホログラム兵器の核の玉だけを拾う





エクスラの脚力特化によって二人とも地面へと戻った

デデリオンはこれから、ホログラム兵器を復元してくれる町へと向かう事にした


デデリオン

「けど物騒でさー、突然人が死んだり、ヘンテコな殺し方されてたりするおかしな町みたいだぜ

治安悪い町って訳じゃねぇけど、何かおかしいものに誰も分からず支配されてるような そんなとこらしいぜ」


エクスラ

「兵器が絡んでそうだな」


エクスラは町らしい町を見た事が無かったので一緒に行く事にした

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