その頃の人間界では
「全く何をしてくれたんだ、お前達は!?」
「何をとは?貴重な精霊達を捕まえてきただけですが、何か悪いことをしましたか?父上。」
ここは、人間界のハヴィス王国。国王ロイの執務室。今、そこには国王、王妃のリア、王子のライ、第1王女のミツと第2王女ココがいた。
王妃 「あなた、確か50年前に精霊王様達と契約(法)を結んで精霊には手出しをしないと約束をしたのでは?なのに、破ってしまったとなれば何をされるかたまったもんじゃありません。ライ!精霊界に行き、精霊王たちに謝ってきなさい。」
王子 「なぜです?母上。何故僕が精霊王達に謝らなければならないのです!どうして。僕はただ、政令魔法を使う人間が少なくなってきたから精霊達を捕まえてきただけですよ?契約させるためにはそうするのが一番得策だと思ったから・・・。」
ミツ 「ライ。謝ってきなさい。そういうことは精霊王様にお願いすればよかったのです。お願いすれば快く快諾して下さるのに。さあ、早く、人間界が滅ぼされる前に謝ってきなさいな。」
ココ 「兄上。 どうか謝ってきてください。それが私達にできることです。どうか・・・。」
王子 「何で2人までそういうんだ。お願いするにしたってどうやってお願いするんだ。向こうと話すことも出来ないんだぞ。」
国王 「はぁ。お前は馬鹿なのか。念話があるだろう?祭壇にあちらと念話出来るところがあるのに。王族はみんな知っているところだぞ。何を聞いていたのだ・・・。」
この日、人間界は精霊王達を怒らせてしまったと王子を怒ったが、そもそも、その王子は、馬鹿と有名だったので、見張っていればよかったと後悔するのだった。