24
再お昼寝から目が覚めました。
お兄様は居なくなりました。
ベルも居ません…………内緒話をするには良いタイミング(笑)
「ちぇちゅら、まゆくてようにかちゅどーすゆちょりっえいゆ?」
(雪羅、丸くて夜に活動する鳥って居る?)
グイーッと前足を私のお腹に付けて、子猫ボデーを伸ばす雪羅にキュンキュンする。
「ナイトアイと言うのが居りますな、主様よテイムなさるのか?」
「ちぇきえあ。」
(できれば。)
「白・黒・茶と居りますが、何色が良かろうか?」
「ちお!」
(白!)
「畏まった。今すぐで良かろうか?」
「……ように……」
(……夜に……)
「ふむ、では夜にこちらに追い立てると致そう。だが、白は希少故探しに行ってまいる。」
足音も立てずに私の膝から飛び降りると、テラスに出る窓へ向かう。
私もチビッコボデーを一生懸命動かして、窓へ向かいソッと開け雪羅を送り出す。
……夜が楽しみだ!
………フクちゃん、ナイトアイとっ捕まえたら支配出来るかな?
ー出来るよ!なんで?
うん、ナイトアイなフクちゃんとだったらお話出来るでしょ?
ー念話だと嫌?
嫌って言うか、つまんない。
ーつまんない?
うん、ちゃんと口に出してお話したい。
ーそうか、分かったよ。ナイトアイのテイムが終わったら、支配して乗っ取るよ。
うん、ありがとう。今から楽しみ。
ーじゃあ、また後でね。
またね。
………白いふわふわフクロウとか、堪らんし!
ヘドウィ◯みたいかなぁ……期待しちゃう!