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まさかの…転生令嬢(笑)  作者: 竹本 芳生
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やること無くなったわ……あーあ。

昼前だから、兄様は家庭教師がついてるし……

ため息をついて窓に寄る。

窓から広い庭も見えるが、端にある小さい森も見える。

我が家は王都にあっても広大なのだ。

森には時折、見たことの無い鳥や獣が来るのか偶に姿が見れる。

…………うん?………あれ、何?…………

翼の生えた虎?しかも白いです!カッコイイーーーーー!

デカニャンコーーーーーーー!

思ったら窓から飛び出してました(笑)

魔法ガンガン使ってます(笑)

後ろから「おじょーさーまー」って聞こえた気がしたけどキニシナイ!

あっという間にデカニャンコの目の前です!

グルルルルゥーーー!

唸ってます。やだわぁ、躾ちゃうぞ!

牙とか剥いてきました。

ーーーーピョンッ

え?今の何?視力強化!

ギヤアーーーーーーーーーーッッッ!

ノミ・ダニ・マダニは完全駆除よっ!

「キュイーンウォーチャー!みいかいれん!」

(クリーンウォーター!右回転!)

咄嗟に魔法をぶっ放しました、虎?は渦巻の中グルグル回ってます。

「やら………ちゃいよい………みちゅよいおゆにしれあやわなきゃ……キュイーンゥオーチャアー・エィーチョ!キュイーンホッチョウォーチャーよんちゅうろ!ちらりかいれん!」

(やだ……茶色……水よりお湯にして洗わなきゃ……クリーンウォーター・デリート!クリーンホットウォーター40℃!左回転!)

出来ました(笑)温度設定出来るとか超便利。

2回目なのに、まだ茶色………

結局4回洗いました。

虎?はフラフラしてます。うなり声もあげません。

洗濯しましたが、魔物なので大丈夫かな?と思いました!

ニャンコなら手洗いです!キリッ!

おっ?倒れそうだが、そうはさせん!

何故なら、また汚れるでしょ!

幸い森の中、ツタがあります。

「ちゅらよこれいすゆのよ!」

(ツタよ固定するのよ!)

ビシィッ!ツタが虎?を固定しました。

「ハァハァ………おっ……?ウィングタイガー!何でA級の魔物がっ!お嬢様危険です!お下がりください。」

ベルが来ました。早いですね!

「へいち!かわかちゅのよ!よんちゅうろのちゅよいかちぇ、あにょチョラにひゅくのよっ!」

(平気!乾かすのよ!40度の強い風、あの虎に吹くのよっ!)

ゴーーーーゴーーーー言ってます。

大型のドライヤーみたいです。

ウィングタイガーはガゥ……ガゥ……とか言ってますが涙目です。

「お嬢様……何しました?普通、あぁはなりませんよ。」

ベルの目がコワいです。

「あやいまちた!よんちゃい!」

(洗いました!4回!)

「4回洗いました?ですか?」

「あいっ!」

(はいっ!)

「お嬢様、魔法使えたんですね。多分、あれテイム出来ますよ。」

「チェイミュ?」

(テイム?)

「えぇ、魔法を支配する事です。」

「やっちぇみゆぅ」

(やってみる)

心の中で強く思う、私のモノになれ!と


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