表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まさかの…転生令嬢(笑)  作者: 竹本 芳生
13/25

13

最近のお気に入りの本を、フカフカのソファに座って読む

普通はもう少し育ってから、本を手にするらしいのだけど

私は2才児で字を読めるようになったので、絵本から攻略して今では好きな本を読むまでになりました。

ここまで来るのに、山あり谷ありでした…

母様の説得から、父様の了承を得て…図書室を自由に出入りできるようになりました!

最近のお気に入りは「魔法大全・中級」です

初級は詠みおわりました…ぶっちゃけ、余裕で全魔法使えました。

いや、こっそり夜中にやってみたら出来たっていうね…

でも、中級も出来ちゃいそうなんだよね…

ただ…便利そうなのが無いんだよね…こう、洗浄系とかさ…

(造れば良いんだよ!)

!?便利君かっ?

(そうでーす)

造るか…だが、とりあえずは上級読んだ後ね

(了、何でも聞いてよ)

聞かないよ。聞いてばかりじゃ覚えないからね

(…了、さみしいけど仕方ないね)

うん?便利君よ、がっかりするのは早すぎんか?

(だって、聞かないって…)

何でもはね、助けてほしい時はちゃんと聞くし助けてって言うよ

(本当!僕ねできたてだから、どうしたら良いか良く分かってないんだ)

そうか、じゃあ一緒に成長すれば良い

(ありがとう。)

そうか…便利君呼びはちと心苦しいから、名前を付けようか

(名前?便利君じゃないの?)

違うね。便利機能で男の子っぽかったから、便利君って呼んでた

うーん…………フク……は?

(フク?何で?)

フクロウからよ、フクロウって頭が良いとか福を運んで来るとか…まぁ、色々良いのよ、だからよ

(ありがとう、これからフクって呼んでね)

フク…良い子だね…こっちこそ、よろしくだよ!


「お嬢様、エヴァンスが参りましたよ」

「ハッ!?わちゃりましちゃわ」

(ハッ!わかりましたわ)

フク、また後でね

(了、後で)

何て言うか…ゴチャゴチャするわ…

パタンと本を閉じて、顔を上げると

凄く良い笑顔のエヴァンスがいた…どうした…?

「エヴァンスゥ?」

(エヴァンス?)

「はい。お待たせ致しました。こちらをどうぞ」

バサリと紙束が差し出された

それは頼んだ通りの便箋が20枚程だった

「ありあとっ!」

(ありがとうっ!)

私はウキウキと便箋を机に置きに…

「お嬢様、父上がこれを見て公爵家の書類に活用したいと申しておりました。」

あ……まぁ、そうなるよね………

「どうじょれす。」

(どうぞです、)

「はい、ありがとうございます。」

即答ですか、そうですか…コクンと頷いて、机に向かう。

ベルがそっと近づいて、便箋を受け取り片付けてくれた

ベルを見ると、優しい笑顔で見つめていた

…………恥ずかしいじゃん…………

「さすがですわ」

…………照れるじゃん…………

「ポール様もエヴァンス様も」

そっちかーい!


行き当たりばったりで、書いてます。

遅くてゴメンなのですm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ