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まさかの…転生令嬢(笑)  作者: 竹本 芳生
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シャキーン!

2度目の朝です!ちゃんとお日様は上ってます!

いつもの時間です!


「おはようございます、お嬢様。仕度して食堂に参りましょうね」

いつもと同じようにベルがやって来て、朝の仕度の準備を始める。

今日のドレスに靴、髪飾りを持って仕度部屋へと消えた

私も仕度部屋に入ると、もう1人のメイドがタオルを持って待ち構えていた

3才になってすぐ朝の仕度の歯磨き洗顔を1人でやりたい、と訴えて勝ち取った!

メイドにガシガシ歯磨きされ、ゴシゴシ洗顔され

あちこち傷むわ!とウンザリしていたから、必死だった…

塩歯磨きし、ぬるま湯だけの洗顔をしメイドからタオルを受け取ってポンポン拭き取りする

………歯磨き粉もなければ、石鹸も無い…………

ツラいわー………その内、造ったる………


タオルをメイドに渡すと、ベルはさっさか寝間着をはぎ取るとメイドは新しい温タオルで体を拭き上げる

拭いた先から下着を付けていくベル…

毎日繰り返される事で、体は馴れきって考えなくても動く

アッと言う間にドレスも靴も付けていた

大人でも全身が映るであろう鏡の前に移動すると、サッとケープをかけられ

髪を梳ると、上半分だけまとめられリボンで飾られる

いつもなら、鏡台で時間をかけて梳るけど

今日はすでに1度梳ったから、簡単にまとまってしまった

今度はドレスは黄色でリボンも合わせて黄色だ

ビタミンカラーは好き、アンジェはどの色も似合うから好きな色をどれだけ選んでも違和感無しだ(笑)

鏡で全身をチェックされ、問題無しとベルが判断すると仕度部屋から出る

この一連の作業が済む頃合いに空腹感を感じる

なんとも、ちょうど良い塩梅…

ベルの先導で食堂に向かう、2階の自室から1階の食堂はちょっと距離がある

いや、ひょっとしたら大人なら対した距離じゃないのかも知れない

3才児には結構な距離ですが、良い運動です。

なんと言うか、ちょっと不便なこの世界は運動させられますね(笑)


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