人物紹介/用語
【無有奏氏】主人公。召喚事例のただ一人の生き残りとされる、記憶の無い少年。実際は混沌の端末(ニャルラトテップの顕現の一つ)である彼が顕現したために起こった悲劇。傍観者である事を定められている為、その力を振るう事は出来ない。
【アスキス】“銀の鍵の魔女”。極悪ゴスロリ魔女。ぞんざいな口調のガチレズ。ヒキガエルやコウモリの羽根を煮込む様なクラシックな実践魔術基礎から学んでいる。訳あって最初に砕かれた神の力を引き出せるが、神智研に従順ではない。
【ジジ・刃渡】“神智研の人形”。口数少なく大人しそうだけど頑固者。地球本来の神の力を集めて作ったとも、旧い神の欠片だとも言われる、右腕だけの巨大な甲冑“英雄”の力を引き出せる。その力で無尽蔵に武器を取り出せたりも。神智研の指示で行動している為、アスキスと対立する事も。
【ソーマ】“緑の月の神の巫女”。緑の月の神・アキシュ=イロウを崇める教団の巫女。生まれた時から緑の月の神と感応し、教団の外をあまり知らない。
緑の月の神は満月の夜顕現し、雫を落として狂人を生み操る存在。精神感応・接続能力を持つ、生きた海。
【武内海南江】“セブンライブス”。ガンマンのコスプレをしたお姉さんキャラ。大雑把で欲望に忠実。金で拝月教に雇われた用心棒。“セブンライブス”は彼女が持つ銃の名。六つのシリンダーに魂を込めて必殺必中の魔弾を放つ。弾は人間を辞めた拝月徒の物を仕様。“シックス”でなく“セブン”なのは、彼女自身の命が隠し弾な為。ソーマに感情移入している。
【道化】ニャルラトテップの端末の一つ。奏氏の上位存在にして、観察者達の管理役。裸マントなのは一度やってみたかったから。
【宮坂春摩】神智研所属。産まれながらの巫女であるソーマとアキシュ=イロウの研究を担当する科学者。神の力に魅入られ、拝月教を利用し緑の月の顕現を目論む。
【月詠】本名不明。拝月教教祖。俗物。
【院内優子】看護婦。奏氏の名付け親。腐女子。
【裁慧士郎】神智学研究所の現在の所長。“狂人の器”。年齢不詳、整った容姿ながら感情に乏しい。力ある者なら、彼にべったり張り付いて存在するアルハザードの姿を見る事が出来る。
【アルハザード】“狂人の残骸”。上半身のみの姿で『黒の淵』に潜む、神智学研究所の本来の主。『黒の淵』を通じて神殺しの計画を粛々と進める。
【アビゲイル】“銀の鍵の魔女”。アスキスの師。枯れ木の様な老婆。神智学研究所の前身組織に籍を置いていたが、現在は消息不明。既にSAN値0。目的も不明。モデルはニョグタに地の底に引き摺り込まれたアビゲイル・プリン。
【拘束着の少女】“門を開くもの”。ヨグ=ソトースの力を具えた腕を持つ殲滅兵器。極めて不安定な未調整品。