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帰るまでが任務です(仮)  作者: ねむり亀
第1章
42/144

番外編  銀河連邦民主共和帝国ってどんな国?

 この日の夕食は、豪華だった。

『かめちゃん故郷帰還パーティー』と称してパーっとやろう!と言うことで珍しく全員参加のパーティーを催した。

「こんな、地球からしたら、銀河の果てまで、よく来たなぁ。」

幸一は、コーラの入ったグラスを片手にメインスクリーンに写し出されている惑星テラとラテの映像を見ながら呟いた。

「そうだよね、途中で宇宙戦争も経験したし」

明美が、明太子パスタを取り皿に取り分けて、かめちゃんを見る。美由紀が

「かめちゃん、知ってるだけでいいんだけど、かめちゃんが生まれた?作られた?うん?どっちだ?

銀河連邦民主共和帝国ってどんな国だったの?」

「そうですね、私が直接知っているのは、戦時中の事だけで、あとは記録領域に入力されたデーターだけですけど良いですか?」

「いいよ。」

「かめちゃん、なんで主星の惑星の名前が、ラテとテラって名前なの?何か言われでもあるの?」

美由紀が惑星の名前が、地球の英語の言い方に近いので、かめちゃんに聞いてみた。

「たいした言われは無いですよ。まず最初に、海の面積が大きい方がテラって名前が決まって、海と陸の比率が反対だから、

テラをひっくり返して、ラテと成ったと言われてます。」

「「「「「ハァ?」」」」」

「じゃあ、テラの言われは?」

「ここに入植した初期の皇帝達が、テラとする。っと宣言したと言われてます。」

「なんじゃそれ?」

「公式記録上には理由が載ってないんですよ。惑星テラの名前に関しては。惑星ラテに関しては先ほど

言ったように、テラの反対にラテって公式記録に有るんですけど。ただ、当時の噂話として

惑星の名前を決めるのに、めんどくさくなった皇帝達が、テラでいいよ、もう。っと言ったので決まった。

とあるんですけど。なぜ、皇帝達がテラって言ったかはよくわかっていません。」

サファイアが話を聞いて、疑問に思っていることで

「あの~、皇帝って1人ですよね。普通。かめちゃんのお話だと、何人もいるようなのですが?」

と、質問すると、かめちゃん以外うなずいたが、かめちゃんは、

「私の国では、複数居ますけど?」

きょとんとした顔で返事をした。

「そこが不思議なんだけど、帝王とか皇帝って普通1人ですよね。なんで、かめちゃんの国には、皇帝が複数いるの?」

「なんでって言われましても、複数居られるので、それが普通なんですが。」

「普通、帝王や皇帝って1人で、複数いたら覇権争いをしそうだけど?」

「皇帝様達は、大変仲が良く、争ったりした事が無いと聞いていますが?」

「だいたい、銀河連邦民主共和帝国って、どうゆう国家形態なのかさっぱりわからない。」

幸一が言うと

「そうだよね。民主主義なのか帝国主義なのか?共和主義なのか?皇帝が複数いるってことは、独裁政権ではなさそうなんだけど?」

正が、国名から推測するが腕を組んで考え込んでしまっている

他のメンバーも同様に首をかしげている。その事に不思議そうにかめちゃんが

「どうしてです?そんなに悩む事ですか?国名の通りですよ。銀河を連邦統治する民が主役の皇帝と共に和む国 ですけど?」

幸一が

「余計にわからん」

「なんか国名の意味が違うと思うけど。どうゆう政治形態だったの?」

美由紀が政治形態の事を聞くと

「絶対不変権力者の皇帝達を頂点に、選出議員による国家運営と言うものでしょうか?」

「かめちゃんの国って、選挙ってあったの?」

「有ります。国民は、18歳に成ったら国政選挙権が与えられます。投票は、義務化されており

選挙日には、よほどの理由がない限り、必ず投票をしないと罰金を払わなければなりません。ですから、投票率はほぼ100%です。

政治家には、誰でも20歳になれば立候補することが出来ます。任期は4年間 70歳定年です。」

それを聞いてメンバーが驚いた

「選挙の投票に行かないと、罰金刑!なんなのそれは?」

「私の国でも選挙はありますが、投票しなかっただけで罰金刑なんって、信じられません!」

サファイヤが目を丸くする。かめちゃんが、その驚く一同を見て

「皆さんのところじゃ違うのですか?権利には義務が付いてくるでしょ?義務を放棄するにはそれなりのペナルティーが

有って当然と思いますが?」

「なんか違うような?」

「国民は、政治家を選ぶ権利が有って、投票する義務があるのですけど?ですから、選挙日に投票しないということは、

この国の政治がどうなろうと私には関係ないので、非国民宣言しますって言うことで、罰金なんですけど?」

幸一が

「すごい理屈だなぁ。確かに国政に興味がないって言ってしまえばそうなんだけど」

美由紀が

「非国民宣言しちゃうとどうなるの?」

「大したことは無いですよ。次の国政選挙までパスポートが取れなかったり、税金の免除が受けれなかったり、医療機関に掛れなかったり、

帝国国民の持つ権利をはく奪されるぐらいですから」

「結構大変だぞ、それ」

「じゃ、どうしても投票箱に入れたい政治家がいないときはどうするの?白票を投票するの?」

「その場合は、投票用紙に【全員資格なし】という項目にチェックを入れて投票するだけです。」

「それだけ?」

「はい。その票が全体の30%を超えると、その選挙は無効とみなし、立候補者全員を変更して再選挙となります」

「わぁ!厳しい」

「そうですか?国民に受け入れられない政治家を選出しても、何ら国民に利益が無いじゃないですか?」

「確かにそうなんだけど。」

「政党は?」

「無いことは無いのですが、政治力はありません。政治グループって感じでしょうか?」

「どうゆうこと?」

「与野党って感じでは、無いのです。党推薦の議員が当選することが少ないので。」

「どうして?」

「無所属の立候補者が、あまりに多くて、政党がどんなにがんばっても、その人物に魅力を感じないと、誰も投票しないし、

政党の組織票って言っても、投票率100%ならば浮動票がどこに流れるか?でいくらでも結果が変わります。」

「議会が纏まらなそう。」

「そんな事は無いですよ。議会は全て編集無しのノーカットで放送されます。国民がその様子を見て、揚げ足取りとかで、

議会運営の邪魔をしていると思われる政治家を、名指しで非難できます。あまり酷いとペナルティとして、立候補権を4回停止されます」

「議員になれなくするのか。」

「じゃ、議会はどんな種類があるの?」

「国政議会は、大きく分けて4つ有ります。規模が小さい方から言いますと、地区議会、統一議会、星間統一議会、帝国議会と、

なっていました。星間統一議会、帝国議会以外は定員101名です」

「101名って、半端のような?それに、少なくない?」

「そうですか?100人で議論して、1名は議長を務め、投票にて同数で決着がつかないときは、議長権限にて裁決するっとなっていますが?100人で議論すれば十分ですから。人数を増やしても派閥作りになるだけ、人件費のムダですから。」

「わかりやすいっていうかなんというか。」

「政治はシンプルにって言うのが議会のスローガンですから。」

「それも、なんかおかしいような?」

「地区議会って、市議会みたいなもんかな?」

「そうですね、有権者人口1億人超えるごとに一つある議会ですから」

「人口で区切るの?」

「そうでしょ?そうでないと、1票の価値が変わってしまって、平等な選挙って言えないと思いますが?」

「日本の選挙にも取り入れてほしいなぁ。」

「統一議会って?」

「その星系に1つある議会で、日本の国で言ったら国会って言ってもいいのかもしれませんね。地区議会で上がってきた星系規模に関する議題を、議論する議会ですから。」

「星間統一議会と、帝国議会に定員がないの?」

「無いですね。星間統一議会は、その星系からの代表者からなる議会で、地球で言う国連議会のようなものでしょうか?星系間での議題を議論しておりました。参加する星系が増えれば人数も増えますから」

「帝国議会って?」

「それは年最低1回開かれる、星間統一会議の中で皇帝達の誰かが出席する会議です。その議会で、勅命が発令されたり、国家の方針が発表されます。」

それを聞いてさよりが

「ね、ね、皇帝ってどんな人?若い?男、女?イケメン?」

わくわくした感じで聞いてきた

「そうですね。最低4人以上いらっしゃる事はわかっておりますが、何名おられるか、御歳何歳か?ハッキリした事はわかっておりません。議会での写真、声紋等の記録不可となっておりました。

そもそも、皇帝様達の個人データーが解るものは存在しません。」

幸一が、

「それって、本物を調べる手立てが無いって事だよね。それでいいの?」

少し疑問に思ったことで、メンバーがうなづいた。

「だよね。偽物と入れ替わってたりしたら、大変なことになるよ。」

かめちゃんは、首をふって

「大丈夫です。唯一の判定方法が、帝国中枢システムによる遺伝子判定で、皇帝様達の審議判定をしております。」

「でもそれって、ハッキングされたらめちゃくちゃになるんじゃないの?」

と、美由紀がさよりを見ながら聞くと

「その対策もされております。皇帝様2名以上の遺伝子データーが無いと、中枢システムにアクセス出来ないようになっており、

コマンドの入力間違いは許されておりません。一度間違えた入力データーについては、瞬時に追跡調査され、アクセス者を割り出して、

即死刑が実行されます。弁明は聞きません。そうでないと偽勅命が発行されたら大変なことですし、中枢システムにアクセスするその行為自体がテロ行為とみなされています。」

メンバー全員さよりを見て、お前、アクセスするなということが顔に書かれていた。さよりが

「冤罪だったらどうするの?」

と、踏み台による攻撃とか、遠隔操作による攻撃を例に出すと

「関係有りません。踏み台にされた端末やサーバーであっても、解析してスタートの端末まで捜します。もし冤罪で有ったとしても、国家保証はありません。これは、皇帝からの勅命ですから。」

「なんか、ひでぇ話」

「帝国内のシステムのセキュリティは、皆さんの母星地球にくらべものにならないぐらい高いです。踏み台にされるシステムを使用している者は、反逆幇助罪に準ずると、定めてあります。ハッキングは、反逆罪に準じてます。」

「それも厳し制度だね。セキュリィティーソフトが大変だわ。どれだけ防御したらいいのか」

「そうですね、でも帝国で使用されているウイルスソフトは、皆様が使用されているパッシブソフトとは違い、アクティブ対応ソフトなんです。」

さよりが、

「どうゆうソフトなの?」

「さすがはさよりさん食いつきましたね。帝国の標準ウイルスソフトは、攻撃を受けたら連係式逆襲型なんです。」

かめちゃんが得意そうに言った。

「なになに、そのソフト」

「それは攻撃を受けたら、攻撃をしてきたその経路をたどって行き、大元の発信源に対し総攻撃を仕掛けて駆除するというソフトです」

「えげつなぁ。それって大元を偽装されたら、無関係の相手が総攻撃されるわけでしょ?」

「だから、連係式なんです。」

「はい?」

「不特定多数のサーバーが連係して、多角考察による個別判定して、特定できたら攻撃を不特定多数のサーバーからするというもので、誤審率0.001%と言われています」

「もしかして、そのソフトって帝国謹製?」

「そうです。国内のネットワークを総括しているのが、中枢システムなのですから守りも固くしますよ。しかも、中枢システムにアクセスできるのが皇帝様達だけなのですから、考えうる限りの対策がされているのです」

「だから中枢システムにアクセスする権限を、複数の皇帝の遺伝子データーがいることにして、不正アクセスを防いでいる訳か。」

「でも、皇帝自らサーバーのメンテなんて、考えたら変なんだけど」

「それを言ったら、そのソフト。絶対に皇帝自ら作ってるよね。」

さよりがあきれた感じで言うと

「それは、そうなんですけど、」

かめちゃんは、目を泳がしながら答えた

「じゃ、その遺伝子データーって更新してるのかな?銀河連邦民主共和帝国って建国して長いでしょ?同じ人物が生きているとは思えないし。」

「そうですね。人の寿命を考えると、銀河連邦民主共和帝国歴の長さから更新していると思われますが、詳しくはわかりません」

「皇帝一族のみ語られる、血脈の歴史ってことかな?」

「皇帝がいるってことは、貴族もいるの?」

「いません。」

「どうして?」

「共和民主主義なので、貴族制度は認められておりませんから。」

「そこはそうなんだ。」

「ただし、併吞した地域に残っている制度として、有効ならばその地域の特色の政治形態として、運用は可能とされています。

急激な政変は、その地域に住む国民にとって、受け入れられにくいものだろうという理由ですが。」

「傀儡政権にして、有る程度たったら変えていくってことかな?」

政史がそう言うと

「そんな事もしなかったようですよ。というか、歴史を見てみると、併吞した後って、その星系には何ら干渉しないんですよね。

帝国に刃向はなければ、内政の干渉はしてませんし。しかし、刃向うような事をすれば、全軍上げて侵攻しています。」

「統治すれど君臨せずってこと?」

「そうとも言えますが、不敬を承知で言わせてもらえば、めんどくさかったんじゃないでしょうか?」

「はぁ?」

「一定の税収入を帝国に献上すれば、興味が無くしたような行動をとることが多かったと、記録に有りますから。」

「内政の干渉しないのなら、その星系内で不正な選挙をして、毎回同じ人が選出するようにすれば、その星系内だけは独裁政治がおこなわれるんじゃないの?」

正が疑問を口にすると

「それは出来ません。監視システムだけは、どの星系にも設置されていて、逐次報告が帝都の情報部に流れているので、政治家をある意味監視していますし、

目安箱が有りますから、苦境に有っている国民が、その苦境の内容を投函すれば、密かに内偵され事実であれば、あらゆる手段を以て改善される仕組みになっています。」

「あらゆる手段を以てって?」

「話し合いから武力を含むあらゆる手段です。」

「なかなか怖いね。」

「帝国内の教育はどうだったのですか?」

「教育は、親が子供に教育させる義務を課してました。国家としては、4歳から幼等部に入り6歳にて初等部、

10歳からの中等部まで一貫教育し、15歳から受験制度により行きたい高等部を選べます。

高等部までは公立の学校では、学費は無料です。私学の学校も存在しています。費用はかかりますが、

どの私学校も特色のある学校になっており、人気はあったようです。大学は受験により入学が認められ、

より専門分野の教育が受けられます。大学の受験試験の年齢制限は有りません。受けようと思えば、0歳の赤ちゃんだって受けれます。」

「飛び級制度が確立しているってこと?」

「そうですね。ただ、人格形成の為に、中等部は卒業していなくてはならないって事になっています。」

「じゃ、15歳以上にならないと大学受験できないってことだね。」

「いいえ、大学に行きながら中等部を卒業すればいい事になっておりますから、何歳でも受験は可能ですよ。」

「学校の掛け持ち!!メッチャ大変そう。」

「じゃ、医療は?」

「国民健康保険制度があり、収入に応じた掛け金を支払うことにより、町の医療システムの利用は無料です。

緊急及び高度な医療が必要な時は、それなりの費用が発生しますが、民間の保険で対応していますね。」

「なんか、日本と同じような感じ?」

「老後とかは?」

「年金制度が有り、70歳より支払われます。」

「年金に破綻とかはいないの?」

「どうなんでしょうか?年金の積み立ては、強制的に行われていたようですからね。」

「働いて無い人とかはどうなるの?」

「学生の場合は免除制度が有ります。失業者の場合も免除制度が有ります。ただ、免除制度を多用した人の年金は、

老後ギリギリの生活水準になると言われています。」

「老後は、国家が見てくれるんじゃないの?」

「最低限の生活補償は支援するが、共産主義、社会主義国家じゃないというのが、政府見解です」

「なんだかなぁ。基本的に民主主義国家なんだね。」

「ですね、失業者もいましたし、富豪といわれるものもいましたから」

「じゃ、宗教は?」

「国家としては、宗教の自由を認めてますので、どの宗教に入信してもかまわないです。国教とか言う考えは無いです。

ただ、宗教から派生したと言われる国家イベントはあります。」

「国家イベント?」

「はい。誕生祭、生誕祭、謝肉祭、復活祭、断食、クリスマス、元旦、桃の節句、端午の節句、甘茶の日、節分等です」

「なにそれ?宗教がごっちゃになってるんですけど。しかも、桃の節句、端午の節句 節分って、日本ですか!」

「良くわかりませんが、皇帝様達が決めたそうですよ。」

「国を上げて、イベントにして楽しむって事にして、宗教の争いを無くそうってことかな?」

「まったく良くわからん事をする、国家だなぁ。」

「いいじゃん。争うよりはお祭り騒ぎにしたほうが、楽しいし」

にこにこと美由紀が言うと、政史が

「報道とかマスコミは?」

と話題を変えた。

「報道の自由は、補償されておりました。ただ、国営放送局とかはなく、全て民間に任していました。民間の放送局は100社を超えてましたね」

「政府発表とかの場合どうするの?」

「その都度、政府高官が生出演する事になっております」

「皇帝達も、出演することがあるの?」

「稀ですが、皇帝達も出演することが有りましたが、声紋は加工されてますし、顔も映像加工されてます。」

「徹底的に秘匿しているねぇ」

「でも、間違った報道して、迷惑かけた場合はどうなっているの?」

「その場合は、問題を起こした社が謝罪放送を12時間して、30日の放送禁止が言い渡されます。」

「うわぁ~厳しい。」

「なんでも、昔帝国になる前に起きた、ある1社の大手マスコミの思い込みによる誤報道がきっかけで、国内は元より国外まで波及効果で大変な事になったらしいです。

結局そのマスコミ1社が裏付けも取らず、思い込みによる誤報だったと認めたのが20年後で、国益にかなりの損害を与えたのにもかかわらず、30秒の謝罪テロップを流して終わったそうです。

それを防ぐために設けられた処置と言われてます。」

「そうなんだ。そうすると経済は?」

「自由経済です。政府は公的金利を決めるぐらいで、基本的に政府が介入することはしません。帝国標準通貨貨幣は、素材は紙ではないですけど紙幣で単位は、エンです。補助貨幣として、コインで単位は、セン。100センで1エンになります。」

「紙じゃないと言うと?」

「樹脂製です。紙のようにしなやかで折っても大丈夫で、複製防止のチップと紋様が印刷されてます。コインは、金属製でアルミと白銅、真鍮、銅が使われていました。」

「なんか日本の貨幣制度に似てるね」

「帝国っていうからには、会社とかは、国営企業とか?」

「国営企業は、有りません。公務員を除くと、ほとんどの人が民間の会社にて働き、会社も法律内でしたらどんな経済活動も許されていました。会社は、株式会社と個人会社の二つに分かれており、

株式の公開で資金を集めた方が会社を大きく出来ましたね。」

「失業者とかホームレスとかもいたの?」

「いますよ。会社だって倒産しますし、好景気不景気もあります。有る程度は修正できるが、経済は生き物だから、国家が制御できるものじゃない。って言ってました。」

「軍隊は?」

「一応、志願制をとっていました。が19歳の時に入隊体験として半年間軍隊に入ることが義務付けられていました。」

「徴兵制と何が違うの?」

「入隊は、志願しないと出来ないのですけど、ま、体験入隊の時に審査して、入隊して欲しい人物には優先的に入隊案内書を渡されます。断っても何ら罰則はありません。ただ、就職が決まるまで半年に一回送られてくるらしいです。」

「なんか、軽く嫌がらせのような気がする。」

「入隊すると任期は4年で、その都度更新するかしないかを選べます。最長は、定年の60歳まで延長が可能です。」

「こうやって聞くと、ちょっと変わっているけど、なんか普通の国だったんだね。」

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