用語集
【ア行】
《医療魔術》(いりょうまじゅつ)
特殊魔術の分類の一つ。
医療に関係する能力。
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【カ行】
《下位魔族》(かいまぞく)
男爵を指す。
《黄色い軟膏》(きいろいなんこう)
「許さない許さない許さない、裏切ったら酷い目みせてやるみせてやるみせてやる」という呪いの言葉を吐きながら、飲ませたい相手の飲食物にいれることで呪詛をひきおこす軟膏。
飲まされた者はその相手以外に懸想した瞬間、お腹を強烈に下す。
雄牛の顔をかたどった持ち手のついた白くて丸い陶器の瓶に入っている。
《軍団長》(ぐんだんちょう)
魔王領、各大公領はそれぞれ二十五の軍団が組織されている。
それを治める長。
公爵から伯爵までの地位にある者が務める。
《軍団副司令官》(ぐんだんふくしれいかん)
魔王や大公の領内で、領主の補佐に当たる四人の上位魔族。
基本的には公爵が多い。
ジャーイルの副司令官は、ウォクナン、ジブライール、ヤティーン、フェオレス。
《血統隠術》(けっとういんじゅつ)
特殊魔術の分類の一つ。
特定の血筋に表れる能力。
《高位魔族》(こういまぞく)
主に大公を指す。
《御前会議》(ごぜんかいぎ)
七大大公が侯爵までの配下の一部を引き連れ参加し、領地での成果を魔王に報告する会議。
四年に一度、魔王城で開かれる。
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【サ行】
《サンテロメス王国》(さんてろめすおうこく)
イーディスの住む町が属している人間の王国。
《ジャヴァ酒》(じゃう゛ぁしゅ)
サンテロメス王国の一地方の特産品であるジャヴァの実を発酵させて造った果実酒。
人間の庶民にとっての高級酒。
《邪鏡ボダス》(じゃきょうぼだす)
三面鏡。
魔族からは魔鏡、魔道具に分類されるが、人間からは聖宝鏡ポダリスと呼ばれ、聖なる道具として認識されている。
制作者は人間のポダリス。
対象物を鏡に映し呪文を唱えることで、その魔力の90%を奪う。
《爵位》(爵位)
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵。
爵位を得る方法は二つ。
1.その地位を持っている者に挑んで奪う。
2.公爵・侯爵位は魔王か大公から、
伯爵位以下は侯爵以上から、
男爵位は伯爵以上から叙爵されればその地位につける。
《術式》(じゅつしき)
魔族たちが魔術を使用するときに、その効果を最大限に発揮するために作成する、いわゆる魔法陣。
術式の最高は真円が五枚で、それを四層まで重ねたもの。
術式一つの塊を、一陣と言い表す。
五枚四層百式が最大の術式で、それ以上の威力を出すには百式を何陣にも展開する必要がある。
百式一陣が展開できるのは、大公としての最低条件にもなっている。
《上位魔族》(じょういまぞく)
主に公爵・侯爵を指す。
《シルムス事件》(しるむすじけん)
ジャーイル配下のデヴィル族のシルムスが、五十人の人間の傭兵団に襲われ、偶然通りかかったベイルフォウスに救われた一件。
ジャーイルが名付けたが、誰もその名で呼んでくれない。
《選定会議》(せんていかいぎ)
大公の一を倒した者が、敗者の代わりにその座につくことを他の大公達によって承認されるための会議。
形だけなのですぐ終わる。
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【タ行】
《大公城》(たいこうじょう)
七大大公が住む七つの城
<断末魔轟き怨嗟満つる城>城主:ジャーイル
<暁に血濡れた地獄城>城主:ウィストベル
<不浄なり苔生す墓石城>城主:ベイルフォウス
<竜の生まれし窖城>城主:プート
<水面に爆ぜる肉塊城>城主:アリネーゼ
<魔犬群れなす城>城主:サーリスヴォルフ
<死して甦りし城>城主:デイセントローズ
《中位魔族》(ちゅういまぞく)
主に伯爵・子爵を指す。
《低位魔族》(ていいまぞく)
無爵の者を指す。
《デヴィル族》(でう゛ぃるぞく)
動物の特徴が混合した種族。
混合具合が複雑であればあるほど美しいとされる。
爛れたり腐ったりしているのも高ポイント。
魔族の中では多産。
《デーモン族》(でーもんぞく)
外見のパーツは人間とほぼ同じだが、美形の確立は高い。
一度成人してしまうと、外見的に老化することはほぼない。
《特殊魔術》(とくしゅまじゅつ)
一般的な魔術以外に、使用するのに特別な才能が必要とされる魔術。
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【ナ行】
《七大大公》(ななだいたいこう)
魔王に次ぐ大公という地位についている七人の魔族。
現在(大公位争奪戦前)は
一位 プート
二位 ベイルフォウス
三位 アリネーゼ
四位 ウィストベル
五位 サーリスヴォルフ
六位 ジャーイル
七位 デイセントローズ
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【ハ行】
《美男美女コンテスト》(びなんびじょこんてすと)
千年に一度開催される、全成人魔族参加型のコンテスト。
種族別に順位は決まるが、単純に票数をみて総合の順位も決定される。
絶対数の少ないデーモン族が不利。
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【マ行】
《前地》(まえち)
魔王城と7つの大公城の城の前にもうけられた荒れ地に近い広い土地。
大公位を巡った決戦場になったり、大演習が行われたりと、様々な催しに使用される。
《魔王大祭》(まおうたいさい)
当代の魔王の在位期間が三百年を迎えたときに開催されるお祭り。
三百年は短いように思えるが、魔王の寿命は案外短いために、その主役となれる魔王は少ない。
《魔槍ヴェストリプス》(まそうう゛ぇすとりぷす)
<断末魔轟き怨嗟満つる城>所蔵の名槍。
簡単に言うとハルバード。
柄は白。
《紋章官》(もんしょうかん)
魔王城で全魔族の紋章符の管理・作成をまかされている特殊魔術の担い手たち。
紋章管理課に所属。
《紋章管理課》(もんしょうかんりか)
魔王城に存在する役所の一つ。
全魔族の紋章符を管理・保管する。
《紋章管理士》(もんしょうかんりし)
大公城で各領民の紋章符の複製を管理する役人。
各大公領の公文書館に勤め、紋章録の管理をしている。
《紋章符》(もんしょうふ)
本人の身体の一部から紋章官によって作成されたA4くらいの紙。
表には自動的に本人の名と年齢(生年月日)が浮かび上がる。
成人するまで魔王城の紋章管理課で保管され、成人する年齢になると本人に届けられ、名の下に紋章が描かれる。
殺害した相手の紋章が記憶され、紋章官が呪文を呟くことによって裏面にその者の紋章が浮かび上がる。
紋章が描かれたのちは、再度魔王城の紋章管理課で所属領地ごとに管理保管される。
《紋章録》(もんしょうろく)
各大公領に所属する魔族の紋章符の写しを、順位別に綴じた重要書類。
紋章管理士によって大切に管理されている。
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【ヤ行】
※思いついたら載せます
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【ラ行】
※思いついたら載せます
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【ワ行】
※思いついたら載せます
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