秘密基地壊し
ハァッハァッ
息が切れている音が聞こえる。
「セーフ。もう少しで死ぬところだった。」
卓弥が苦笑いしながら俺に言う。
「卓弥は生命力がすごいから死なないよ。」
「そうか?ハハッ…」
俺が卓弥にそういうと、2年生の秘密基地に入り「やーいやーい」と2年生のに叫んだ。2年生が追いかけてきた。俺は逃げる。2年生が迫ってくる。
2年生が『煙玉』をなげた。だが、その煙玉にあたると痛い。網の中に、石をたくさん入れているのをこちらに投げるからだ。俺の頭の上ら辺に網がくると、網がパァアと開き石が降ってきた。俺はちゃんと避け切ったはずだか、小石が肩にあたった。俺はそのまま走って、雅志のいるジャングルジムの方までいった。
「なぁ雅志。」
「?」
俺は雅志に、
「こんなに2年生っていた?」
とたずねた。
「最初は8にんぐらいだったのになー。
いまは36人ぐらいいるよなー。」
雅志はそう答えた。
「つーかさー。何でお前女なのに俺っていうの?」
雅志は俺にそういった。
「私とか自分の名前いうのなんか嫌になってきたから。」
俺はそう答えた。
「ふーん」
雅志はそう言って、2年生の秘密基地の所に走って行った。
俺―――――――――――――――北村志乃舞は雅志についていった。