悪役令嬢に転生したので断罪されないように僻地へ逃げたら獣人との共同生活が始まった
エミリー・オルティス
とある乙女ゲームの所謂噛ませ役というもので、主人公に邪魔と言う名の嫌がらせをしてエンディング付近で罪を暴かれ追放される。主人公が誰のルートを選んでもエミリーの追放イベントは必ず発生するのだ。
「絶望するしかないっしょ」
自分の行く末を知っている彼女はそれを回避するべく学校に入学することを辞める。
これから自分の力で生きていくならそれでもいいと言われて僻地へと飛ぶが、そこは獣人達が住む村だった。
悪役令嬢を回避した彼女が送る、獣人とのワクワク(?)スローライフの始まり
第1話 私は私であるが私ではない
2019/07/15 01:42
(改)