1話 謎の女性との出会い
アルフォンスは節目の時に、現れますが異世界で出会うのは
かなり先の話しです。
彼女もゆきとを好きなのでこれから先もサポートしてくれる存在です
「ゆきと、聞こえるかい?」
誰かが僕を呼んでいる声がする
「よかった、聞こえるようだね」
僕は声をかけようとしたが声が出なかった
「ああ、声を出す必要はないよ。言葉を頭の中でイメージすれば分かるから」
なんで言葉をイメージするだけで伝わるのか、理解出来ないけどやってみることにした
(こんにちは)
「こんにちは、すぐに出来るとはさすがと言ったところか」
何がさすがなのだろうか、とりあえず彼女?に質問してみることにした
(君はだれ?)
「私はアルフォンス、君をここに呼んだものだよ」
(呼んだ?ここはどこなの?)
「んー、世界のはざまかな?」
(なにそれ?中二病なの?)
「そう思われても仕方ないが、もう少し説明するとゆきとがいた世界と、私がいる世界のあいだにいる。先ほどゆきとがいた世界のものと取引が終わった所でね。良い取引ではあったが、かなりの暴君なのだな」
僕はアルフォンスが痛い人だと思ったけど、本当のことを言っているような気がした
「さて、本題に入ろう。ゆきと、君がいた世界のゆきとは死んでしまった。いや、正確には体だけだ。ゆきとの魂は私が預かった」
そう言われた事で、先ほど僕に起きた出来事を思い出した
(戻れないの?)
「…ああ、もうあちらの世界には戻れない」
アルフォンスの姿はうっすらとしか見えないけれど、残念そうに見えた
(これから僕はどうなるの?)
「私がいる世界で生きてもらう、いや生きてほしい。間近でゆきとを見てより強くそう思った。そして、君の夢が叶えられることを期待している」
(僕の夢?)
「そうだ、君の夢である。誰よりも速く、長い距離を走り切ることだ」
どうして僕の夢を知っているのか、どうして僕のことを生きてほしいのか。全くわからなかった。だけど、彼?の夢も僕と似たようなものだったと感じた
(自分の体がないのに、何をすればいいの?)
「それには、心配することはない。出来る限り、元の姿に近いようにした。それから、AGI、DEX、MPの上昇しやすい種族にしておいた」
(え、待って元の姿に近いようにしたって事は別の姿に出来るんだよね?)
「もちろん可能だ」
(それだったら背が高くて、筋肉モリモリな姿にして!!)
「今から変更するのか?私としてはゆきとの姿はとても魅力的だったのだが…」
(いやいや、背が高いほうが速く走れるでしょ!?だから変更しようよ!」
「速さはステータス依存なのと、体が小さい方がより速く動けるぞ?それに、普通の者より3倍魅力にしておいたぞ!嬉しいだろ?」
(嬉しくだろ?じゃないよ!!体が小さい方が速いとかいいから大きくしてよ!)
「すまない、実はこんなことをしたのは初めてで変更の仕方が分からないんだ」
(分からないって言ってる割には、余裕がありそうなんだけど?)
「…私はゆきとの元の姿が好きなんだ」
(君もそういう人だったんだね!?だから、頑なに変更しなかったんだね!)
「うー、こうしている間に私の魔力が限界に近づいているので細かい話しやジョブ設定はまた後にしておこう。とにかくあまり人目に付かないように行動するんだ、いいね?」
(そうやって逃げるんだね、いいよどうせ変わらないのは分かってたよ)
「最後にゆきとは人族ではなく、獣人族だから忘れないでくれよ?」
そういうと僕の意識が遠くに行くのが分かった
「え、獣人ってどんな感じなの?ねぇ、答えてよ、アルフォンスー … … …
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