第十四話 インターミッション【2】
・・・
・・・
・・・リミットブレイク改編作業開始
ピッ、ピピピ、ピピ。
『ミッション1裏面クリア』
ピピピッ。
『ミッション1裏面イベントオールクリアによりテンザクチバクリュウ幼生のデータを消去』
ピピッ。
『リブノシュタット騎士団エースパイロット、トキオ、ナフルーヤ、ダイハンにAQAリヴァイアが支給されました。』
ピピッピピッ。
『黒軍の勢力が2増加しました。』
ピピッ。
『各勢力再計算、白軍32、赤軍29、青軍27、緑軍27、黄軍30、黒軍23』
ピッピッピ。
『テンザクチバクリュウ救助により黒軍のエクストラミッションが改変されました。』
ピピッ。
『パイロットネーム:トウマ、ノーダメージでミッションクリア、リミットブレイクを達成しました。』
『隠しスキル5、【AW配備】を入手しました。』
ピピピッ。
『パイロットネーム:トウマ、テンザクチバクリュウを救助、リミットブレイクを達成しました。』
『隠しスキル6、【部隊編成】を入手しました。』
ピピ、ピッピ。
『パイロットネーム:トウマ、全ての機械装甲を放棄してクリア、リミットブレイクを達成しました。』
『隠しスキル7、【情報共有】を入手しました。』
ピピッ。
『パイロットネーム:トウマ、称号を入手、リミットブレイクを達成しました。』
『隠しスキル8、【整備増員】を入手しました。』
ピピピッ。
『パイロットネーム:トウマ、リミットブレイクスキルを入手、リミットブレイクを達成しました。』
『隠しスキル9、【口部開閉】を入手しました。』
― リミットブレイク ―
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『ミッションクリア報酬』
ミッション難易度★★★★★
輸送車耐久度 100% 20×5=100ポイント
敵機体撃墜率 100% 7×5=35ポイント
機甲材採取率 75% 15×5=75ポイント
残クリアタイム 30分 30×5=150ポイント
イベントクリア 10×3回=30ポイント
ボス撃破 --
総獲得ポイント 390ポイント
獲得給金
基本給金 10ガルマ
指令達成報酬 415ガルマ
特別手当 3200ガルマ
総獲得給金 3625ガルマ
【操縦レベルアップ】:レベルが4になりました。
今回はテンザクチバクリュウを倒してないのでポイント報酬は少なめだったが、何故か特別手当が多くて給金は沢山もらえた。
クリアタイムで結構ポイントが稼げるようだな。アイテム譲渡条件の調査や戦闘スキル効果の確認をしていなければもっと時間を短縮できただろうけど、まあ有意義な時間でもあったので良しとしておこう。
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『能力値決定』
基礎能力値にボーナスポイントを振り分けてください。
パイロットネーム:トウマ
操縦レベル:4
攻撃力:85
防御力:38
回避力:27
命中力:76
脳波力:24
耐久力:42
精神力:40
幸運力:-124
ボーナスポイント:40
これまた何故かはわからないがボーナスポイントが40になっている。操縦レベルは1上がっただけなのでボーナスポイントは10の筈なんだが、残りの30ポイントが謎だ。試しに一度に伸ばせる能力値を探ると35だったので、レベルアップ分+何かが原因で増えた30ポイントなのだと分かる。まあ、無いよりはある方が良いので気にしないでおこう。俺の友龍であるテンザクチバクリュウのプレゼントだと思うことにしとこう。さあ、気を取り直して今回も幸運力を-129にしてボーナスポイントを増やし、耐久力に15ポイント、攻撃力と防御力と命中力に10ポイントずつ割り振った。
パイロットネーム:トウマ
操縦レベル:4
攻撃力:95
防御力:48
回避力:27
命中力:86
脳波力:24
耐久力:57
精神力:40
幸運力:-129
ボーナスポイント:0
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『獲得ソウル』
敵機体撃墜獲得報酬:15ソウル
ミッション成功報酬:54ソウル
総獲得ソウル 69ソウル
ミッション成功報酬が一割程減っている。同じミッションを何度もさせない為なのだろうか?それでも☆ミッションとは違って報酬は圧倒的に多いので、今後も★ミッション重視になるに違いない・・・そうでなければ俺は寂しい思いをしなければならないのだ。
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『入手アイテム鑑定』
R5宝石:アクアマリン×4、インペリアルトパーズ×1、エメラルド×3、オパール×3、ガーネット×3、キャッツアイ×5、サファイア×1、ジャスパー×3、スターサファイア×3、スタールビー×3、スピネル×3、タイガースアイ×5、ダイヤモンド×3、トパーズ×3、ブラックオニキス×5、ルビー×2
R5鉱石:イプシロム鉱石×50
宝石は種類が多く、鉱石は一種類のみだった。アイテム効果については皆と一緒に検証していこうと思っている。
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『破損状況』
パイロットネーム:トウマ
AQA:素体レベル:32 攻撃力+75 防御力+75 回避力+75 命中力+75 脳波力+75 耐久力+75 精神力+75 幸運力+75 機動力+75
機械装甲
【頭】リザヘッド:紛失
【体】リザアーマー:紛失
【腰】リザフォールド:紛失
【腕】リザアーム:紛失
【脚】リザグリーブ:紛失
【背】リザバック:紛失
装備武器
【槍】ドリルスピア:紛失
【剣】チェーンソード:紛失
【拳】パイルナックル:紛失
前回は大破で、今回は紛失、無傷でクリアしたのに装備を失うとは、恥ずかしいやら情けないやら、次回もこんな為体だと皆にエースパイロットとは認めてもらえなくなっちまうぞ。頑張れ!俺。負けるな!俺。
機械装甲回収に60ガルマが必要です。
装備武器回収に30ガルマが必要です。
機械装甲を回収しますか?YES/NO
せっかく造ってもらったのだから回収しておくぞ。YES。
装備武器を回収しますかYES/NO
これもYESだ。
機械装甲を回収しました。
装備武器を回収しました。
・・・ゲームだからだろうが、既にない場所にある物を回収してくる奴って凄いよな。
― リリリ、リミット ブレーイク ―
クリア後の処理が終わると自室前に現れる。なぜ部屋の中ではなく部屋の前からなのかは分からない。
俺は部屋には入らずに作戦会議室へと向かう為にエレベーターに乗り込む。
作戦会議室へは一番乗りかと思っていたのだが、先にサーシャが来ていた。彼女の表情は晴れやかだ。強欲でなければ才色兼備のお嬢様なんだが・・・。
「あら、トウマ、これからメールを送るつもりでしたのに、でも手間が省けて助かりましたわ。」
そうか、自室からメールを送ったのではなく作戦会議室から送っていたのか、やはりサーシャの合理的な行動力には目を見張るものがあるな。
「前回もそうだったから、今回もミッション終了後はここに集まるものだと思ってな。」
「そうね、『予習と復習、反省と是正は余裕のある時にしなさい。』これは亡き祖父から頂いた我が家の家訓なのよ。」
「なるほどね。」
サーシャは大きくはないがそこそこ有名な会社の社長令嬢で、将来は父親と一緒に働きたいと思っていたが、両親はサーシャが苦労して働くことを願ってはおらず、サーシャに相応しい男性と結婚して、幸せな家庭を築いて欲しいと願っていたそうだ。
ところが、会社は経営難で倒産の危機に瀕してしまい、それを回避するためにサーシャはLBOで金を稼ぎ、倒産寸前の会社を助けようとしているそうだ。
サーシャと雑談しているとナックとウェスが入ってきた。
「よう、お疲れさん、やはり★ミッションは稼げるな。」
そう、この調子でいけば明日には一年分の寿命が稼げるはずだ。
「調子に乗るのはまだ早いわよ、まだどちらもミッション1しかクリアしていないのだから。」
そうか、今日は難易度の違うミッション1を三回クリアしただけだった。(俺は★を二回クリアしたのみなので、もっと謙虚にならないとな。)
「でも、★ミッションの素材でR3のAQAを製造すれば☆ミッションの攻略はかなり楽になる筈だよ。」
「そうだな、俺もR5AQAが製造できれば★ミッションが楽に攻略できる筈だ。」
「筈だ筈だって、それを捕らぬ狸の皮算用って言うんやで、そういう話は新型を手に入れてからにしようや。」
最後に入室してきたキタにツッコミを入れられる。
「みんな、揃ったわね。では定例攻略会を始めるわよ。まず報告したいのが、わたくしサーシャは『騎士』から『騎士隊長』に昇進しました。さらに私達パーティーは『訓練兵部隊』から『小隊』に昇格しました。これにより小隊へミッション終了後支援物資の配給が始まり、任務遂行時間の延長、エネルギーパックの増設、そして何よりも重要なのが給金アップとソウル獲得量のアップよ。」
サーシャが機嫌良く身の上話をしてくれたのはこれが原因だったのか。昇進した事が嬉しくてたまらないのだろう、今にも踊りだしそうだ。
そうそう、ミッション前に渡そうと思っていたのに、すっかり忘れてしまっていた事がある。
「俺からも皆に話があるんだ。図書室で【助手の電子辞書】というアイテムを見つけたんだが、結構便利そうだったので皆の分も持ってきたんだ。良かったら使ってみないか?」
この【助手の電子辞書】はミッション外アイテムとして扱われるので、アイテム譲渡は可能だった。
「あら、本当に便利そうじゃない、個人情報だけでなく、部隊の情報も共有できるのね。」
皆は初めて扱うはずなのに電子辞書の扱いが手馴れた人のそれだ。ゲーマーって奴らは凄いんだって改めて思い知らされる。
その後、一時間ほど反省と今後の対策を練って、新型AQAが生産可能か確かめに皆で格納庫へと向かう。
― L・B・O リミット ブレ~ィク♪ ―
どんっ!
エレベーターを降りたところでイベントが発生し、作業着姿の女の子とぶつかる。
「イタタタタ~、あっ、ゴメンなさいお怪我はありませんでしたか?」
尻餅を付いている女の子から心配された。一緒に居たツナギの男の子に起こされた女の子は再度、俺に頭を下げ謝ると格納庫の方へと走り去って行く。俺と同世代くらいの二人だったな。
整備姉さんに話しかけると先程、新人六名が配属されたそうだ。俺の抜けた穴を埋める為らしいが、それなら六名も補充されないだろ。それとも俺の他に整備班出身の騎士が居たのだろうか?はたまたそういう設定か?
気を取り直してR5AQAが生産可能か確かめてみる。結果は・・・生産可能だった。
早速、製造を依頼する。
選択したのはもちろん、R5AQAのリヴァイア・サクトゥ(専用機)だ。




