表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/11

■ 第10話:未完成の意味


暗い空間。


ほとんど何も見えない。


だが——静かだった。


外の気配が消える。


「助かった……」


カナが小さく言う。


レイは、壁にもたれる。


「なあ……」


呼吸を整えながら、つぶやく。


「このコロニー、なんなんだろうな」


答えはない。


でも、ひとつだけわかる。


「未完成って……こういうことかもな」


完成していない。


だから——隠している。


だから——壊れる。


だから——嘘をつく。


カナが隣に座る。


「でも……」


少しだけ、レイを見る。


「外より危険って、どういうこと……?」


あの声。


あの言葉。


まだ、何もわかっていない。


それでも——


確実に、何かに近づいている。


未完成の空の中で。


本当の意味に。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ