表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
96/197

96 満員電車の何倍!!

           96



「まもなくだ」


「もう、目を開けていい?」


「開けてもよいが、前方のみだぞ!」


「わかった…」


そっと目をあけると、白狐の首元…


少しまぶしいけど

フワフワできもちいいーー


そして、ふわっと…

茉莉花の香り!おもわずクッションに

顔をうずめるように、沈めると…


「こら!あまり強く首をしめるな!」


「ごめんなさい!!!」

(おこられちゃった…)


ん!?

耳元で、かすかに囁き声がきこえるような…


「まだ、惑わしはいる?」


「一体…おるな

結界をはったが、まとわりついておる」


ひぇーーーまだ、油断できない!!


「まもなく抜けるぞ!、1、2、3の

合図で頭を下げ、体を小さくしなさい!」


「はい!」


前方に、小さな光の穴がみえる


「…少し、時間がかかったな」

「少々、圧があるぞ!!」


「1、2、3!!」


うっ!!!


ぐぃーーーんと何かを伸ばして突き破るような

感覚の後、体が上下左右から同時に押され

満員電車の何倍もの圧を感じ…


スポン!!!!


まぶしい光…


「到着だ…」


「心希ーーーー!!!!」

「おかえり!!!」


バリーとピープの声!!


「遅かったから、心配したよ!!」


「失礼を申すな!私の先導だぞ!

…ん?おい!!こら!

いつまでしがみついておる!」


「ご、ごめん!!」


あわてて、白狐の背からおりると

足がガクガク震え、その場に座り込んで

しまった…


「私は、主祭神に報告がある

今日は、そのまま戻るが良い」


そう言うと、白狐はあっさりと消えて

しまった。


「心希、少し休んでから戻ろう…」


「うん、そうだね…」


水盤に流れ落ちる水音が響く…


元にもどったと、実感が増した。


………………












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ