表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
53/197

53 マーブル模様

           53




「歪みとは

時間を止めることで起きる現象だよ」


「時間を止める?」


「そう…この世界だけ」


「時間は、全ての世界に存在し

進むスピードは様々だか、必ず進んでいる」


「狭間の世界は、全ての世界に合わせて

動き、バランスを保っているんだ」


「だから、時間が止まるとバランスが崩れて  

歪みがでる」

「その歪みが強くなると

元にもどりにくくなり…最悪の場合

永遠に止まったまま…」


「…そんな…」


「怖がらなくて大丈夫!」


「私たちにまかせて!」

「心希は、サインをすることだけに

集中するんだ!」


「うん…」


「では、はじめるよ…」


そう言うと…


ドン!!

激しくドアを閉めたよう音


そして

何も聞こえない、無音の世界になり

白黒のマーブル模様のように周りが

歪みはじめた。


墨流しみたい…


マーブル模様に吸い込まれそう…


「心希!」

「ペンをとって!!!」


バリーの声で、はっと我にかえり

目の前に浮かぶペンをつかむと

白く輝く紙があらわれ


「どこでもいいの?」


「場所は、どこでもいい!

友達の顔をイメージしてサイン

すれば、なお効果的だ!!」


「わかった!」


日菜子ちゃん…日菜子ちゃん…日菜子ちゃん…


ぐっとペンを握りしめ

力をこめて、サインをした。


ドン!!!!

また、同じ音?


あ!これは

聞き慣れた、時計の音がきこえる…


そして、ぐにゃりとした

歪みがゆっくりと伸びるように動き


「心希、大成功だよ!」


すっかり、元の状態に戻っていた。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ