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「おらはな、ここ最近、全くイイことがなくて、それが、いつ起きる、今日こそは、起きる!!起きてくれ!!!……って思っても、今日も、やっぱり起きないんだな、これが!!」


その隣にいた連れが、ガハハハ、と笑い、それを見て彼は、「小便、小便…。」と席を立ち、店の奥に歩いて行った。


そんな彼を連れは目で追い、大分、酔いも冷めた様子で、

「アイツ、ホンマに昔は、札付きのワルでな……今、ああして、それがなかったのように生活してんのが、俺には信じられんわ…。」と、神妙な顔で言ったと思ったら、さっきみたいに、また、ガハハハ ハハ、と笑い出した。


アルコールを1滴も飲んでいない僕には、二人のテンションには、もう付いていけず、マスターに、

「会計、ヨロです!」と声を掛けると、さっきトイレに走った知り合いが戻ってくる前にシッケイしようと、席を立った。


【おしまい】

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