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*闇妖すみれノ詩風*

アイツ

作者: 闇妖すみれ


雨上がりの空

虹がかかる

綺麗だなぁなんて見つめてた

アイツもこの空を

何処(どこ)かで見つめてるのかな

なんて

なんでいつも私の頭の中は

アイツばっかり…



「おはよ」って席につく

眩しい笑顔に「…おはよう」って間を置き答える

アンタの笑顔はなんでこんなに

私を刺激するの?

波打つ気持ち



昼休み 「一緒に食べよ」って

私から誘う

「あー、はいはい」なんて塩対応

…これ、話し掛けるのに結構勇気いるのよ?

何も分かんないアンタも

嫌いじゃないけどね



喧嘩しちゃったときも

笑いあったときも

心をくすぐる気持ちだけは

昔から忘れたことはなかった

早く気付きなさいよ

不器用な乙女心



幼なじみっていうのは

恋人になれないなんて

言わせないわ

アンタの心をくすぐってるのは

ねぇ 誰なの?



「好き」って言ったら

「勿論、俺も好きだ

お前は一生仲間だぜ」なんて

気付かないとこも可愛いけど

"一生仲間"なんて

私は"恋人"になれないの?

ちょっと傷つちゃったじゃない

涙目で逃げ出した教室



「お、おはよ」なんてちょっと困った笑みのアイツ

「…おはよ」ってぎこちない私

深呼吸、深呼吸。

「放課後、ここに来てよね」って震えた声

「OK!」なんて眩しい笑顔

…今度こそちゃんと伝えなきゃ



空回る私とアイツ

もうすれ違うのは

イヤだから…

ねぇ 聞きなさい 私の気持ちを



「アンタのことは 仲間で友達で好きな訳じゃない」

ガーン、とわざとらしいアンタに

私はクスっと笑って

真っ直ぐに気持ち伝える


「アンタのことが好き!」

感情溢れ出した私の感情

「恋愛的に、好き」

目を見開くアンタの気持ち

教えなさいよ



やっぱり駄目なの?

私は一生、アンタの「仲間」でしかいられないの…?

でも、ここで逃げちゃ駄目

自分に言い聞かせた



俯いた私

アイツの足音

気付いたときは

抱き締められてた


「言葉で言いなさいよ」

照れて吐いた言葉に

君は泣いてた


「ずっと、大好きだった」


ずっと空回ってばかりいた

互いの気持ち

今、共鳴してる

高鳴る気持ちは

アンタも一緒だよね




最近ポエムを書くのにはまっております。

まだまだ未熟ですが、また書いたら見てくださると幸いです。

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