24 大変だったこと
葵です。
3週間の女子校研修で大変だったこと、教えます。
まずは、15才の男子だったら、やっぱり問題になるのは
男子の生理現象です。
回りが女の子だらけになって、エッチなこと少しでも考えたら、
そりゃ、大変なことになります。
スカートの中で、もっこりとか考えられないくらい恥ずかしい・・・。
私だって、健全な15才です。
精通が起きてからは、定期的?に自慰行為で処理しています。
女子高で授業中や部活中、もしくは通学中で、男性の生理現象が起こるリスクについては、
実は男子校担任の山野先生に事前に注意を受けてました。
山野先生、女性なのに、男性の生理現象に詳しいなんて、すごいなあ。
学生時代から、男性といっぱいつきあってたんだろうなあ。
「うーん、小出君は可愛く見えても男なんだから。
エッチなことを考えちゃうことあるよね。
すると、アソコが大きくなっちゃうよね。
でもさ、
女装しているときにその現象おこったら、みっともないよね?
それで、それを女子高の女子に見られたら、
思い切り軽蔑されて、口をきいてもらえなくなるよ。」
「そ、そうですね。
うん、心配です。」
「じゃあ、自宅にいる時にできるだけヌイておくこと。
それから、女の子のカッコをしたら、一切エッチなことを考えないこと。
エッチなことを考えそうになったら、うちの校長先生の顔とかを思い浮かべなさい。
それで、抑えられると思う。」
うちの、校長先生はいかにもおじさんっぽいおじさんだ。
あの顔を考えれば、確かに、変な気持ちも消えるかも。
それで、アドバイスに従って、ちゃんと自己処理をしたうえで学校行ったけど、
それでも、3週間の間、危ない時があります。
原因は女の子たちとの距離感です。
女の子同士って、男同士の関係とちがって、けっこう距離が近いんです。
女の子同士だと、簡単にハグしたり、顔を近づけたり、手を繋いだりします。
男はそんなことはしません。まあ、運動部・・・例えばサッカー部、野球部とかが、県大会のいいところまで行ってぎりぎりの試合を勝ったりすると抱き合ったりするけど、それはレアケースです。
日常的な場面では、男同士は距離をとります。
また、男女同士も距離をとります。
特に第二次性徴期になれば、体型とかが変わってくるから、互いに近づかないようにします。
暗黙の了解です。
恋人にでもならない限り、密着はしません。
私も、最初の二日くらいは女子に距離をとられていました。
やはり男子として認識されていたのです。
でも、いっぱい会話をして、仲良くなってくると、だんだん近くに寄ってくるようになるし、
抱き着かれたりすることも発生するようになりました。
「葵ちゃん、可愛いっ!本当に男の子なの?
女の子にしか見えない!」なんて、抱き着かれたりすることもありました。
でも、その瞬間、自分が男であることを強く認識するんだから皮肉なものです。
抱き着いてきた女の子の体がマシュマロのように柔らかかったりするからです。
女の子の体柔らかい!
ふわふわで、気持ちいいっ!
(あ、おっぱいが当たってる!)なんて意識すると、大変です。
男のある部分が反応しそうになっちゃいます。
その時は、山野先生のアドバイスのとおり、校長先生の顔を思い浮かべるしかありません。
効果はあり、何とか鎮めることができて、難を逃れますが、
生きた心地がしません。
そんなことが何度もあったのです。
最後の方は、少しは慣れたし、
(私は女の子なんだから、女の子に対してエッチなことを考えないのが当たり前。
私は女の子、私は女の子。)と思い込むようにして、意識しないようにしました。100%
意識しないというのは無理なんですけどね。
ネットで対策を探してたら、女性ホルモンを投与すれば、性欲はなくなるし、
女性にアソコが反応することがなくなるって書いてあり、
(女性ホルモン投与したら楽だよなあ)なんて少し思いました。
そして、細かいところでは、
くしゃみと咳に気を使います。
あまり、考える人はいないかもしれませんが、くしゃみや咳って、男と女じゃ出し方がちがいます。
意識しないと、男っぽくしちゃうんです。
いかに女っぽく出すか、研究しちゃいました。
本物の女の子は考えなくてすむのに・・・とちょっと悔しくなります。
あと、髪型です。
私は、ちょっとピンをつかって、可愛くなるように仕上げているんですが、
これも油断すると崩れます。
マメに、鏡を見て、直さないといけません。
ブラシもマメにかけます。
男子では絶対しない気の使い方です。
あと、叫び声というか悲鳴というか、それも難しいものです。
クラスの女の子たちと仲良くなって、
ふざける中で、
女の子にいきなりスカートをめくられました。
中には体育用のハーフパンツとか履いてるので、問題はないんですが、
キャーっとか言えません。
ええっ!というのが精いっぱいです。
可愛い悲鳴が出ないのです。
男として生きてきたから、キャーっなんて声の出し方は身についてないんです。
これも演劇部の先輩に訊いて、声の出し方とか、タイミングとか覚えるようにしました。
バカみたいな話ですけど。
あと、コイバナ。というか好きな異性のタイプの話に付き合うのも大変です。
「葵って、どんな男の子が好きなの?」
なんてみんなから訊かれます。
もう、当然に、私の恋愛対象は男子と思われているようんです。
やめてよ。私は正常な男子なんだよ。
このかっこは女形の訓練でやってるだけ。
本当は女の子が好きです。
なーんて言いたいけど、ミニスカはいて、女性下着を身に付けて、女声で話している
自分がそんなことを言うのは逆に不自然だから、諦めます。
だから、適当に、流行の俳優とかアイドルの名前をあげてごまかしますが、
男子校のクラスの中で、好きな男の子いないの?
男子校の演劇部で好きな男子いないの?
なんて、質問も来ちゃうんです。
そんな人いないです。ともちろん、答えるんですが、
まだ、入学したばかりだからね。これからだね。
なんて、納得されちゃいます。
あー、男の子好きにならないと不自然なのかなあ?




