110 3年生を劇で送り出す
今回は若者が将来を考えることも必要かな?って思って書きました。
ホワイトデーはあっという間に過ぎてしまいました。
予想どおり、クラスのみんなからもらえました。
私の大好きな有名ケーキ店のバームクーヘンです。
本格的なバームクーヘンって食べる機会がなかったから感動しました。
日頃から、大好きだって言ってたので、みんな覚えてくれてたんです。
超嬉しいっ!!
板谷君と尾崎君からは、なんと手作りのクッキーをもらいました。
板谷君と尾崎君は板谷君の家で、いっしょになってクッキーを作ったようです。
どうも、板谷君のお母さんと妹さんが手伝ったみたいですけどね。
あんまりいい出来ではなかったけど、すごく嬉しかった。
バームクーヘンとクッキーで太ってしまいそう。うーん、気を付けないと。
そして、3月は卒業式の前に、3年生を1、2年生の劇で送り出す行事がありました。
劇といっても舞台でちゃんとやるわけではありません。
教室の前の方で、小さな簡単な劇をやるんです。内輪の劇です。
練習に毛が生えたようなもの。
特に衣装も用意しません。制服のままやります。
でも、熱のはいったお芝居をやります。
内容は、先輩たちが私たちに昨年の春に見せてくれた「高校生活とは何か?これからの人生をどう生きていくか?」というテーマでやった劇に似ています。
先輩たちの劇の時は女形はいませんでしたが、今回は女形の私が参加します。先輩たちがこれからの生活で出会うであろうと思われることを想像して、即興劇を繰り広げるんです。
高校時代を振り返ってもらうと同時に、これからの荒波を乗り越えてもらいたいという願いを込めて、在校生が気持ちを込めて演技します。
おおまかな設定を決め、それぞれセリフを考えてきて、後はぶっつけ本番というどうなるかわからない劇。一つだけの劇ではなく、いくつかの短い劇をやります。
うまく行くかわからなかったけど、何とか先輩たちを楽しませることができました。
私は、「就職活動」という先輩たちが大学生になったあとやらなければならないテーマについてお芝居をやりました。
私の意見について1年生2年生が様々な意見をかぶせていき、将来どんな社会人になればいいんだろう?と考えを深めていくんです。
内容はこんな感じです。
私が、就職面接をしている女子大生という設定で一人劇をやります。
そして、うまく行かなかった面接を振り返り、
「私って、大企業を次々と受けているけど、いったい何がやりたいんだろう?
ただ、漠然と就職しちゃっていいのかな?私、高校生の時何を考えてたんだろう。
大学では何をしてたんだろう。
本当にやりたいことを仕事にしなきゃいけないんじゃないかな?」
とつぶやきます。
そこで、他の部員が参加していきます。
「うーん、とりあえず就職しちゃえばいいんじゃないの?
まずは、お金を稼いでみて、それから考えればいいと思うよ。
あわてることないよ。
それから、やっぱり寄らば大樹じゃないか?
役所とか大企業に就職すれば、安心できるぞ。」
「いいや、それじゃだめだ。若い時間は無駄にはしてはだめだ。大学4年間でやりたいと思ったことは
なかったのか?寄らば大樹ではなく、やりたいと思ったことを仕事にしないと後悔するぞ。
激変の時代だから、大企業や役所に勤務しても先は危ないかも知れない。」
「そもそも、高校時代に夢見てたことはなかったのか?
こんな風な大人になってみたいと思わなかったか?
たっぷり時間はあっただろう?
もっとさかのぼって、小学校中学校の時、何になりたいと思ってた?」
「年を取ると現実的になるからな。子供の時に戻ればいいってもんじゃない。
高校生くらいから世の中が見えてくると思う。
ここ数年の経験をもとに自分が目指すべき方向を決めることができるんじゃないか?
もっと考えてみよう!」
「俺は、人の役に立つ仕事をしたい。
困っている人を助けるような。
突然の災害、難病に苦しむ人、食べるのに苦労している人、いろんな人を助けたい。」
「そうだな。世の中の人を幸せにするような仕事がいいな。
生まれてきてよかったと思える他人に貢献できる仕事。
何かないかな?」
「抽象的だな、もっと具体的に考えないと。
やりたい業種、やりたい仕事にターゲットを絞って、そうなるにはどうするべきかも計画を練らないと。
俺は、AI産業に身を投じたい。これからは人工知能だと思う!
ロボット社会というとちょっと怖いと思うけど、もう避けられない未来だ。
社会の動きと需要を考えて、仕事を考えないと。」
「社会問題を解決する仕事も大切だぞ。
俺は少子化対策で人工授精による出生率向上を目指す。
結婚相手、交際相手がいなくても精子、卵子の提供により子供を作れるようにする!
相手がいなくて子供を作れない若者がいっぱいいるはずだ。」
「お、そりゃいいねー。
人間そっくりのAIに恋人になってもらうのもいいかもしれないぞ!
出会いがなくて、恋人ができない男子、女子にとってはもしかしたらパラダイスだ。
子供づくりは人工授精にまかせて、パートナーはAIっていう時代が来たりして。」
「あ、超美人、もしくはアイドルそっくりのアンドロイドに恋人になってもらうつもりだな?
何となくわかるぞ。
生身の人間だと、美人・イケメンを恋人にするのは無理だけど、AIならお金さえ積めば何でも言う事を聴いてくれる好みの超美人・超イケメンをゲットできそうだ。
うーん、実現するなら売れる!寂しい男女には朗報になるかもしれない!」
というような感じで話がどんどん展開していきます。
劇というより、討論会みたいなお芝居になったかも。
普通の討論と違うのは、みんな意見をデフォルメして、強気の発言にしているところです。
役に憑依した感じで、けっこう突飛な話を次々と発表して熱くなります。
けっこう面白いアイディアが続出して、演じる方も楽しんでる感じ。
最後はグタグタになってしまい、収拾がつかなくなっていきますが、それでも盛り上がりました。
先輩たちは、
「途中から、変な欲望がだだ漏れだったなー。
でも、将来考えるのに参考になったよ。
確かに、大学生になった後は、社会人になること考えないといけないから、いい機会になった。
まあ、面白かったぞ。」
みたいな意見が多数でました。
概ね好評です。
よかった。
AI社会、目前です。いったいどんな世の中に変貌していくのか?ちょっと不安ですが、人類の英知が危機を乗り切ってくれることを祈ります。




