200 登場人物紹介
リアルside
≫山野大気/ヤマノタイキ/ナナシ
山野家次男になるが巣立って行った者も含めると兄姉が多すぎるため、本人も全員を把握していない。
非常勤として軍に所属している。能力値が高いため便利に使われている感有り。徒手空拳の近接戦闘に特化しているが、師に比べるとまだ真似事なようなものらしい。
幼少期にナイフ1本で、険しい山脈のある森の中に放り込まれたことがある。
時間が出来ると体を鍛えようとするので、それが唯一の趣味かもしれない。やや脳筋ぎみ。
かなり大雑把な性格だが、英才教育のせいで成績は上の方。
兄姉に強烈な人格者が多いので、自分は平均くらいだろうと思っている。
最近はゲームを楽しめているものの、それによる肉体面の強化に振り回されている感じ。
ゲームでは「ビギナーさん」として目立っている自覚が出てきた模様。ちょっとクランが羨ましく思えてきている。当初に行う予定だったサバイバルは、住民たちとの交流を裂く形となるので保留にしているところ。
特撮番組のスタントのバイトから、ドラマ枠の着ぐるみ役へとクラスアップした。
≫山野翠/ヤマノミドリ/アルヘナ
今現在の時点では山野家末っ子。ただ母親の気分次第で弟妹が増える可能性があるので、何時までも末っ子ではいられない所存。
忍者が務まるような育て方をされているものの、隠行の悉くは兄含め家族には通用していないので自信を失っている。
ゲームでのクラスは盗賊→暗殺者として成長。
クラン・エトワール所属。
≫春馬貴広/ハルマタカヒロ/ハイロー
隣家に住む大気と翠の幼馴染。根っからのゲーマー。
大気が何か新しいことを始める際の切っ掛けは、だいたい貴広のせい。
鍛練一筋みたいな大気をこちら側に引き込みたいと、常々考えている。
ゲームではクラン・インフィニティハートに所属。クラスは戦士→重戦士。
≫春馬純義/ハルマスミヨシ/カーボ
貴広の2つ下の弟で、同じく幼馴染。
兄とは違いアウトドア派でスポーツ少年。大気を密かに師と仰いでいる。走ることに関しては並々ならぬ執念を持つ。
ゲームでは兄にくっついてインフィニティハートに所属している。
クラスはまだ盗賊のまま。60km/hで走ることが出来るらしい。
爬虫類が大嫌いで人工毛アレルギーである。
≫山野牙/ヤマノキバ
現山野家長男。長身のイケメンマッチョ。
仕事はシステムエンジニア。『あるブイ』運営の1部署を預かっている。
元はアウトドア派なので、体を動かせないことが辛くなってる今日この頃。
≫山野ノフ
プチ姉の愛称を持つ山野家四女。金髪蒼眼の美少女のような20代。
仕事はリクルート雑誌の編集室長で、弟妹のバイト先を斡旋することが多々ある。
悪戯好きの天邪鬼な性格で、兄の牙とはことあるごとに衝突する。
≫山野ミカド
みんなの頼れるお母さん。
学生以下に間違えられることが多い外見を持つミニマムマザー。
一応、統合統制機構を統べる最高責任者である。
≫山野邦黎/ヤマノホウレイ
禿げた50代のおっさんだがミカドの兄弟。
閑職に飛ばされて窓際族だったが、人手が足りない理由から『あるブイ』のセキュリティチーフに回された模様。
主人公たちにとってはお小遣いをくれたり、食事に連れて行ったりしてくれる優しい叔父さんという立ち位置。
≫山野櫻/ヤマノサクラ
山野家の三女。知る人ぞ知る剣術家。
『真剣帯刀許可証』という免許を持っている。帯刀することによって想定される諸々を免除されるもので、人を斬っても罪に問われないなども内包する。当人は刃物フェチであるため、あまりそういった出番が来ることはない。
普段は警備部や軍で近接武器戦闘の教官をしている。剣一本で、どんな硬い物質でもバラバラに裁断することが可能な技術を持つ。
≫山野龍樹/ヤマノタツキ
山野家の長女。
サイバーノイド小隊を率いる軍の特殊部隊長。他に幾つかの特殊部隊を纏めている。
大気の格闘技の師である。素手で車両などを破壊したりできる膂力の持ち主。
ほぼ軍の施設に缶詰状態であり、家に帰ってくるのも稀。
≫羽原椿/ハバラツバキ
櫻の幼馴染で統合統制機構の総帥の付き人。秘書ではない。
何かにつけて損な役回りが巡ってくる運命の人。
≫群浄春斗/グンジョウハルト
特撮番組の勇者武装ガガーンに変身する主人公役の俳優。
夜ドラマの主役を張ったりするイケメン俳優だが、祖母のお願いにより特撮の主役を務めることとなった。
≫君鳥アカネ/キミドリアカネ
女優志望のアイドル。歌って踊って水着写真集も出す人気者である。
勇者武装ガガーンの主人公の妹を演じている。
神掛かったタイミングで、主人公の変身シーン目撃を回避する演出を毎回模索している。
≫ポイポイ&コイコイ
山野家に配備されている守護者。ネーミングは母親によるもの。
コイコイはシェットランドシープドッグ型。ポイポイはサーベルタイガー型のサイバーノイド。
各種対人鎮圧装備を内蔵し、緊急の通報機能も有している個人用ガードマンである。
≫ながさわこはる
VRにINしている最中の意識を、何らかの要因でバイオロイドの体に入れ替えられてしまったプレイヤー。
検体が特殊なバイオロイドだったため、脱走したところで主人公と出会い、統合統制機構に保護された。元に戻った後は主人公のネームバリューが恐れ多くて、礼を言いに行けない模様。
後日それを行った会社は軍の特殊部隊によって解体。役員の上層部は取り調べを受けてから、罪の度合いによって刑が執行された。
ゲームside
≫アサギリ/♂
クラン・インフィニティハートのクランマスター。
サモナー勢でペットは小さな蛇。信者ではない。
クラスは戦士→重戦士。
≫ツィー/♀
クラン・エトワールのクランマスター。一人称はボクである。
クラスは戦士→弓騎士。
≫デネボラ/♀
エトワールのクランメンバー。
【魔女見習い】の修練に難航中である。
クラスは魔術士→四源魔術師。
≫エニフ/♀
エトワールのクランメンバー。
街中で目に余る行動をとっていた者に説教をしていたら、いつのまにか説教教の教祖に祭り上げられていた。
プレイヤー2大信仰の1つ。
クラスは神官→聖女。
≫アニエラ/♀
エトワールのクランメンバー。
元気が取り柄の猪突猛進娘。
クラスは戦士→双剣騎士。
≫ジョン・ドゥ/♂
クラン・嵐絶のクランマスター。キャラ名は身元不明の死体の意味。
攻略組の中でもプレイヤー所属人数最大を誇るクランを纏めている。
クラスは戦士→狂戦士。
≫マイス/♀
嵐絶のサブクランマスター。
荒くれ者ばかりの嵐絶がうまく回っているのは、彼女の手腕に依るところが大きい。
クラスは神官→神官戦士。
≫オールオール/♂
ユニークスキルを持つ3人のうちの1人。
スキルは【ダンジョンマスター】。現在はイビスダンジョンに住んでいる。
ナナシに対抗できるボスモンスターを配備することを目標としているため、他のプレイヤーが振り回されている模様。
≫レンブン/♂
ユニークスキルを持つ3人のうちの1人。
スキルは【魔法大全】暗黒などの一部を除くほぼ全ての魔法を扱うことが出来る。
全体を平均的に上げていけなければならないというデメリットがある。
その言動により他プレイヤーからは冷血魔術士などと呼ばれている。
≫オロシ/♂
流れの薬屋を営むプレイヤー。
ナナシの異常性を真っ先に認識した人。
初期には鑑定役や相談役として付き合いがあったが、最近は疎遠になりつつある。
≫ゲンドウ/♂
レンブンから紹介された鍛冶職人。数名の職人たちとクランを組み、各地を放浪して腕を磨いている。
実はβ時代から名の知れた鍛冶職人である。
≫フェツェル/♂
ちょっとした妬みから主人公についての悪口をところ構わずに吹聴して指名手配された人。
一撃で魔の森まで吹き飛んで死亡したが、その後の行方は不明。
祝、200話到達!
これも毎回読んでくださる読者様のお陰です。ありがとうございます!
メンバーは後日増える可能性も。




