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第7話『日曜日がこんなにこわいなんて。』
愛は写真を握り締めたまま、いつの間にか眠っていた。
窓から差し込める太陽の光で目を覚ます。
「…朝…?」
ゆっくりと起き上がる愛。
すると、携帯電話が鳴った。
画面を見るとそこには“序美”と表示されていた。
「序美…」
愛は震える手で携帯電話を取り、メールを読んだ。
『おはよう。
朝早くごめんね。
今度の日曜日空いてる?
大切な話があるの。』
“空いてるよ”と打ち、すぐに返信した。
そして愛は、携帯電話を握り締めた状態で、そのままベッドに倒れ込む。
「……」
大切な話ってなんだろう。
もしかして、もう会うのやめよう、とかかな。
いやでも、序美はそんな子じゃない。
「っ…」
次から次へと浮かぶ嫌な考え。
愛はそれらを懸命に打ち消していた。
今度の日曜日には、確実に序美の気持ちがわかる。
「…こわい……」
瞳を閉じながら、愛はそう呟いた。