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第5話『決意。』
ベッドに入って眠ろうとしても、眠れない序美。
時計を見ると真夜中の3時過ぎ。
「……」
序美はわからなかった。
この先、どう愛と接すればいいのか。
どんな言葉をかけていけばいいのか。
「……どうすればいいの…?」
つらい声を上げる序美。
だが、ハッとした。
「愛は、あたしのことを本当に信じてくれているんだ。だから、話してくれたんだ」
自分に対する愛の信頼を再認識する序美。
そして、そんな愛の気持ちを考えずに自分のことしか考えていなかった自分自身を恥じた。
「ごめんね、愛…」
壁に飾ってある愛との写真を見つめて呟く。
そして。
「朝になったら、日曜日会えるかメールしよう。…あたしの気持ちを正直に話す」
そう決意した。
もう心に迷いはない。
愛のことが大好きだから。
序美は真っ正面から向き合うことを誓った。